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国民の答え

2016-11-05 18:57:28 | 日記

今日はお伝えすることがたくさんありますが、とりあえず、午後4時から光化門広場で開かれ今もテレビで中継が続いている「民衆総決起集会」の様子から書くことにします。先月最後の土曜日に清渓川広場で行われた集会では、狭い会場に清渓川沿いの道にぎっしりと集まった市民の数と熱気に驚きましたが、今日は大統領の二回目の謝罪談話が行われた後だったので、果たして国民がそれをどう受け止めているのかを占うような意味があると言われていました。光化門広場は世宗路という幅が100mほどになる広い道路ですが、教保文庫前のこの道が全部座りこんだ人で埋まってしまいました。鐘路タワー前の交差点から光化門広場前の交差点まで、車の通行を止めてしまったために完全に歩行者天国になりました。会場に向かおうとする人々も、いつも車でいっぱいのこの道ががらがらになってしまったのを楽しんでいるようでした。途中で記念写真を撮る人もいました。歩道の街路樹には「朴クネ退陣、拘束」と書かれた横断幕も。集会を周りの人たちに知らせてくれるよう書かれた名詞サイズの紙を100枚単位で配っていました。広場の入口には「退陣を求めるためのテント村」ができています。地面には「即時入居可能 保証金:あなたの美しい連帯」と書かれていますね。こういうユーモアは韓国人のセンスではないかと思います。夜使うキャンドルの準備もできています。午後5時頃。世宗大王像の前に置かれた舞台から鐘路との交差点の間は写真のようにすべて人で埋め尽くされました!いろいろな人の訴えの間には歌の公演もあり。愉快だったのはラッパーが舞台に立って風刺する内容の歌詞で雰囲気を盛り上げたことでした。ラップなんて中年以上の人たちにはちょっとついていけないんじゃないかと心配しましたが、歌詞の面白さに思わず体を動かし、拍手をするアジョシ、アジュマたちが多かったです。合いの手に「ハー、ヤー、ヘイ!」と繰り返しますが、これが「下ー野ーしろ!」と同じ発音なんですね。日が落ちて5時40分くらいからデモが始まりました。初め警察側が「不測の事態が憂慮される」という理由でデモを許可しなかったと言われましたが、立ち上がった市民たちが鐘路を鐘路3街の方に歩き始めると、警察も規制を諦めてそのまま行進が続きました。これが国民の意思をつきつけたとき権力はそれに従うしかないという実例なのではないでしょうか。大統領の談話が「誠実な謝罪」だったと局面の収拾を願っていた人たちに対する国民の「NO!」という答えだったわけです。今のニュースではデモ隊は鐘路3街から乙支路3街を経て明洞から市庁前広場、さらに再び光化門広場に向かっているという話です。警察は青瓦台にもつながる光化門方面への行進を防ぐため、機動隊のバスを並べて防ごうとしているようです。衝突がなければいいですが…。この熱気を見ると、30年前に民主化闘争が盛り上がり、当時の軍事政権が国民の意思に白旗を掲げて大統領直接選挙が実施されることになった時のことが思い出されました。あの時は警察が催涙弾を打ちまくり、棍棒を振り回して市民や学生を殴り倒したという今では想像できない状況でした。それに比べれば韓国社会が大きく変化したことが実感できます。結局国の主人は国民で、その意思を受け入れない政権は成り立たないという民主主義の本来の姿を韓国の人たちが今日もまた示してくれたように思えます。日本は果たしてどうなっているでしょうか…。
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