ソウルの空の下

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ヨイドへ

2016-12-03 19:28:12 | 日記

火曜日に発表された第三次国民談話の後、弾劾に賛同していた与党、セヌリ党の非朴派の議員たちが「大統領が4月末に退陣するなら弾劾はする必要がない」と態度を変えたこと、野党の内部でも動揺する態度が見えたことで国民の怒りは再び燃え上がったようです。先週の全国190万集会よりワンランク、グレードアップしたような今日の動きでした。光化門の集会に先だってヨイドにあるセヌリ党の本部前で集会が行われました。地下鉄で国会議事堂前で降りるとずいぶんたくさんの人が出てきました。セヌリ党本部がどこにあるかわからなかったので、たくさんの人が向かう方向についていきました。国会議事堂が後ろに見えます。ところが行ってみると国旗(太極旗)を配っているので、ちょっと変だと思ったんですが、演説を聞くと牧師のような人が大統領を支持するスピーチをしていて、これは「朴大統領を思慕する集まり」という保守団体の集まりでした!がっくりして少し迷いながら何とか会場にたどり着くことができました。そこがセヌリ党の本部のすぐ横だったんですね。ビルの壁には「国民の皆さん おわびの言葉もありません 一日でも早く国政を収拾いたします」と書かれた大きな幕がかけられています。集まった人たちの中に顔をすっぽり箱で覆った人が(高校生の制服のような服装)が立っていました。箱には「前」「横」「後」と書いてあって手に持ったプラカードには「名前:草の根民主主義 住まい:光化門広場 希望:生きていたい」などと辛辣な文面が書かれています。少ししてマスコミと思える人がインタビューしていました。デモに出発しようとするとき、セヌリ党のビルに向かって「セヌリ党は解体せよ!」というシュプレヒコールを叫びながら、大きな幕に向かって卵が投げつけられました。写真で見えるでしょうか?デモ隊の向かった先はKBS、全経連。KBSは報道の仕方に問題があるのでしょうか。本館の前には小学生くらいの男の子が「国民の意思だ!朴クネを調査しろ」というプラカードを頭の上に掲げていました。全経連は今回の権力乱用問題の中で財閥が不正献金をしていたことに対して、被害者のような態度を取っていることに怒った国民が「全経連解体」という声をぶつけていました。デモは地下鉄「ヨイド駅」で終了し、午後4時からの光化門デモに合流するため皆、地下鉄に乗りこんでいきました。驚いたのは大勢の人たちがホームに向かう途中でも声を合わせて「朴クネは退陣しろ!」「朴クネは犯罪者だから拘束しろ!」という声を皆が叫び続けたことです。誰か指導者がいるわけでもなく、自発的に誰かが声を発すると、それに合わせて居合わせた多くの人がそれに唱和するということが、ホームに到着するまで続きました。ところが地下鉄に乗って光化門駅に向かうのに、「光化門駅があまりに混雑しているのでこの列車は駅を通過して次の鐘路3街駅で停車します」というアナウンスがあって車内はざわめきましたが、仕方がありません。次の駅で降りて、それぞれ歩いて光化門広場に向かうことになりましたが、この辺りで空腹と疲れでダウン!途中中華料理店に入ってジャジャン麺とソジュ!の誘惑に負けてそのまま広場の様子を眺めただけで帰宅...トホホ、歳には勝てませぬ( ;∀;)続きはまた明日!