Garden and Classroom   ~バラと生徒と~

GICLいたがき教室指導者のブログです。

寿命が伸びて

2017年07月23日 | Classroom
時々耳にすることで、「現代の人間と昔の人間を比べると、現代の人間の精神年齢は昔の人のそれの7割ぐらい」なんだそうだ。

例えば、40歳の人の精神年齢は、昔の人で言うなら28歳、二十歳の人なら14歳ということ。

それを聞いて今の人間は幼いんだなと思ったけど、つい先日の新聞にこんな記事が載っていた。

「最近の若者は幼く見える」と書かれてあって、「寿命が伸びてゆっくり大人に」という題がついている。

簡単に言うと、私たちは50年だった一生を80数年に引き延ばして行っているのだということ。

寿命が短かった時代も、平均寿命が80歳を超す現代も、人のライフサイクルの構造は変わらず、つまり、子どもの時期があって、大人になり子育てを終了して、しばらくして亡くなるという構造は人生が50年だった戦国時代も現在も変わらない。

だから、人々はゆっくり時間をかけて大人になっているのであり、また、今の若者が幼く見えるのは親である大人が、今しばらく親業をしていたいと思う心情の表れなのかもしれないと書いてあった。

なるほどなぁ。

最近、年金の支払い開始時期が遅くなると言われているけど、60歳ではまだまだ「老人」というわけにいかず、70歳ぐらいまでは社会貢献をしなければならない年齢ということであり、これは人口増加と平均寿命の伸長する社会における現象だということだ。

でも、逆に現在の日本のように急激に少子高齢化で生産年齢人口が減少し、経済が回らなくなってくると、今度は子どもたちに早く大人になってもらわないといけなくなる。

18歳選挙権や学校教育におけるキャリア教育重視などは、そういうことの表れなのかもしれない。


GICLは、夏休みは来室日を全部自分たちで選んで来ることになっているが、先週の木曜日、明日から夏休みという日に、ある男子生徒が、翌日の夏休み初日に予定していた計画が学研教室のせいでできないと不満をこぼしたことに端を発し、「(スポ少やら学研やら予定は全部お母さんが管理してるから)学研に来る日もほぼ全部お母さんが決めた」と言ってお母さんのせいにし、さらにはスポ少もまるでお母さんの予定のように言った。

それで、私が言いました。

「そのスポ少は、誰が行くの?」。

すると、その子は、ハタとして、
「・・・、オレ」と言いました。

続けて、私が、
「〇年生にもなるのに、自分の行くスポ少の予定もみんなお母さんに任せてるんか?!」


もう1人。

その子は、読書感想文書き方講座に申し込んできて、先日、「普通の学研教室の日以外に2日余計に来るのか」と質問して来たので、そうだと答えると、その子が「えーっ・・・!」と不満を漏らした。

その時も、私は言いました。

「なんでお母さんが、この講座に申し込んできたと思う?〇〇くんが、一人でチャチャチャッと感想文を書けんと思ったからじゃないんか?一人でまともな感想文を書けるなら、お母さんはなにもお金を払ってこんな講座に申し込んで来る必要ないんや。そうやろ?!」。


もう一人は、中学生の男子の話。

この子は、何度言っても提出物を完璧に出せない。

一つ持って来れるようになったら、別の一つを忘れる。

挙げ句の果てには、とっくにパターン化されている宿題も持って来るのを忘れる。

自分のやらなければならないことを自分で押さえられない、自分の生活を自分で考えられないのだ。

そして、何度も何度も私に叱られる。


昔の話をしてはなんだけど、昔は10歳ぐらいでも嫁に行き、13~14歳ぐらいで子どもを産んで母になった人もいた。

男子も、20歳にも満たない年齢で戦場に行き、何千何万もの大軍を率いる大将にもなった。

それから比べたら、今の子どもたちのなんと悠長なことだろう。

最近、時々、生徒(特に男子!)を見ていてため息をつきたくなることの多い私だが、少なくとも彼らはこれから「男の子」から「成年の男性」になっていかなければならないと考えると、たとえお母さんがもっと親業をしていたいと思ってかいがいしく世話を焼いたとしても、それは決して彼らのためになるとは思えない。

お母さん達にはもう少し、子どもに「お母さんはそれはできない」と言ってほしいなと思う。

そして、子どもナシのお母さん自身の人生を楽しむことを夢見てほしいと思う。

そんな折、先日の新聞に、ロンドンの大人は有給休暇を楽しむために働いており、早く定年になって自分の楽しみを極めたいと思って生きているとの記事が載っていた。

以前、ドイツ人も同じように考えているとの記事があったと書いたけど、最近、どう見ても私より体力あるいは知力のありそうな男が犯罪を犯して逮捕されるという事件を見ると、ホントもったいないなと思う。

彼らもその能力の使いようによっては、多大な社会貢献ができるのに・・・と。

でも、子育てが終わったら急に気が抜けたようにおかしくなったり(からの巣症候群)、定年になったらウツになったりする近年の日本の大人が親では、子どももとうてい健全な大人にはなれないかもなと、ふと思った。


うちには未婚の娘がまだ2人もいるが、一刻も早く片付けてしまいたい私は、決していつまでも親業なんてしていたくない。

できちゃった婚でも全然OKだと思っているので、早く自分に合う伴侶を見つけて家庭を持ち、第二の人生をスタートさせてほしいと思っている。

そして私は早く自由になって、庭仕事などにいそしみ、イギリスに留学したい。

やっぱり私は日本では浮いてるのか?と改めて思った田中淳子でした、マル。
(^_^;)





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