Garden and Classroom   ~バラと生徒と~

GICLいたがき教室指導者のブログです。

できた子には・・・

2017年04月24日 | Classroom
先日、教室では学力テストの好成績者にご褒美の贈呈を行った。

好成績者は、うちに来て数年経つちょっとしたベテランの子がほとんど。

最初は幼すぎて泣きべそかいていたような子だったり、落ち着きがなかったり、上の兄姉たちが来ていたので理由も知らず入会させられた(?)子だったり、いろいろだけど、こうしてうちのトップクラスになり、偏差値も60前後とれるようになっていたりすると、私としてはやはりちょっと感慨深いものがある。

初めに私から診断結果の説明を少しして、それからその贈呈式(?)をして、そのあと、その子たちに言いました。

「そのご褒美をもらえたのには、三つの理由があるよ。
三分の一は、あなたたちがこれまでよく頑張ってきたから。
これは間違いない!
他の子たちが遊んでいる時にみんなはここへきて勉強しているわけだからね。
よく頑張ってるよね。

次の三分の一は、先生と先生の教室がいいから」。

と、冗談半分で笑いを誘うように言ったのに、みんなは笑うどころか、うんともすんとも言わずマジメな顔をして聞いているので、
「あのね、ここは笑うとこなんだけど」
と言うと、高学年の女子がクスッと笑ってくれたので、私が続けた。

残りの三分の一は、お母さんのおかげ。
だって、そうでしょ?
あなたたちのお母さんがここへ入れてくれたから、あなたたちが来れているんだし、ここがどんなにいい教室でも、塾はタダでは来れないの。
お母さん達が毎月ちゃんとお月謝を払ってくれているので、こうやって来れるんだから、三分の一はお母さんのおかげ」

「だから、今日、あなたたちはそのお菓子(ご褒美)を持って帰るけど、たとえグミ一粒でもいいから、『お母さんありがとうございました。お母さんのおかげでいい成績がとれました』と言って、お母さんに渡しなさい」

と言いました。

・・・。

お母さん方、お菓子、もらえました?
(^_^;)

また、今回、学力テストの結果を渡した際にもう一つ、ちょっと意外で、かつ嬉しかったのは、テストの結果を全部まとめて大きな封筒に入れ、その中に、私からのコメントを書いた紙を一枚同封したが、それには、テストの結果と日頃の生徒の様子を見て思っていたことや、これから直していくべきところ、励ましの言葉などが書いてある。

その説明をした時のこと。

「封筒の中に、(紙を示して)この紙が入っています」

「これは、テストの結果や日頃あなた達を見ていて、先生が思ったことなどを書いた、先生からのお手紙です」。

「あとで必ずよく読んでおくように・・・」。

と、このセリフを言い終える前に、意外にも、生徒たちは全員が揃えたようにチャッと紙を取りだし、チャッと読んでいたこと。

普段の子どもたちは結構マイペースで、私の話を聞きながらも自分のプリントをやっていたりする子もいるのに、この時はなぜか、日頃よくふざける男子まで真面目な顔つきで読んでいる。

なんか、ちょっと驚いた・・・し、ちょっと面白かった。
(^_^;)

みんな、「お手紙」が好きなのかしら?
(^_^;)


今の日本の子どもたちは、教育を受けられるのは当たり前、食べて、安全なベッドで寝られるのも当然だと思っているけど、それは決して世界のすべての子どもたちがそうではない。

子どもであっても、親が自分たちのためにたくさんのお金を使っているということは知るべきだと私は思うし、逆に言うと、そういうことを知ってこそ、子どもはちゃんと勉強すると思う。

「そんなこと、うちの子にはまだ早い」と頭から否定せず、子どもの年齢に応じて、分かる程度に社会の掟も少しずつ教えていくべきじゃないかな。

人は、生きるために、あるいは、豊かに生きていくために、学ぶのだということを。







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