:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ マチェラータの「レデンプトーリス・マーテル」神学院

2017-06-02 00:28:56 | ★ 神学校の日記

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マチェラータの「レデンプトーリス・マーテル」神学院

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キコの壁画の最終回の前に、一つ挟もう。私は5月30日に日本に舞い戻った。平山司教様がご一緒だった。彼にとっては、これがローマでの最後の日々になるかもしれないという予感のもとに、5月下旬に小旅行をした。投宿先がこのマチェラータの神学院だった。

ホールにはキコの自筆の壁画があった。真ん中は三位一体の神、左がキリストの降誕、右が復活と空の墓のモチーフで描かれている。これらは、形を変えてローマの大壁画の一部に組み入れられることになっている。

マチェラータはアシジから真東に向かってアドリア海の近くの丘の上にある。ちょうど昼食時に着いた。聖堂で昼の祈りをして、食堂に向かう。詩編はパイプオルガンとギターなどに合わせてメロディーをつけて歌う。

食堂には30人ほどの神学生がいた。ローマの神学院の姉妹校で、規律は良く守られているのが空気でわかる。

これは、現在世界に115か所以上ある姉妹校の中でもかなり早い時期、多分10番以内に建てられた神学校で、寄付された土地にゼロからすべてキコの設計で建てられた最初の神学校だったと思う。隅々まで彼の独自の建築理念が生かされている。

現在、この神学校には12か国からの30人余りの神学生がいるが、その中の5人は中国人の若者だ。実は、このマチェラータという土地は、有名な中国の宣教師マテオ・リッチの誕生の地で、それに因んでここで生まれる司祭は、全員中国の宣教のために特別な養成を受けている。キコは、将来中国の共産党一党独裁体制が崩壊する日を目指して、世界中で2万人の宣教司祭を養成するという野心的な計画を持っている。ここの神学校はそのためのモデルケースになっている。

5人の中国人は別として、他の11か国からの神学生は、すでに中国に留学して中国語が話せるようになっている。

聖書を勉強するみ言葉の大聖堂には、ローマの神学校と同じキコのステンドグラスがはめられている。

兵馬俑のコピーや

中国の貴人の服装をした往時の宣教師の胸像が置かれていた。どちらかがマテオリッチではないか?

 

実はこの神学校はまだ完成していない。円形の大ホールがまだ未完成のままだ。キコのイメージデッサンをが壁に掛けられていた。

実は、1990年には、日本にこれと似たような神学校が(土地はこれよりかなり狭いが)四国の香川県東かがわ市に計画されていた。世界で7番目の姉妹校「レデンプトーリス・マーテル」神学院だった。今もこれと同じような完成模型がケースに入って日本のどこかに保管されている。土地の造成まで設計図に従って完成していた。竹中工務店の手で本工事を待たずに仮校舎が建てられ、実際に神学校が開校し、1998年まで活動し、20名ほどの司祭を輩出した。いまその神学校は前教皇ベネディクト16世の手でローマに移植され、将来の日本の福音宣教のために、≪日本のための「レデンプトーリス・マーテル」神学院≫と命名され、平山司教様が教皇からその院長として任命されて現在に至っている。

(つづく)

 

 

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