johji2015のブログです

個人用途のニュース等まとめです。

ドイツの過剰黒字 自由貿易脅かす

2017-07-11 19:39:06 | ニュース
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO18707340R10C17A7TCR000

書いてある論理は正しくともドイツの自由貿易にアメリカがクレームをつけるのは御門違いです。
つまり、ドイツでも中国でも日本でも低賃金による搾取は問題で改善すべきですが、
それはアメリカの貿易に関係無く労使の関係や国内の格差是正の問題です。
奇しくも内部留保や貯蓄が問題視されています。
日本でも一時期、安倍政権がベアを経営者に要求するまでは内部留保を賃金へ還元しろと言われていました。
そして実際、ベアをして改善されたのではあります。
中国はまだ成長しているので賃金等は上昇しています、またそうでなければ他社へと転職するくらいの国です。
問題のドイツは残念ながらそう言う傾向は聞及びません。
むしろ、移民や難民による経済の拡張で経済を回していました。
更に安い移民の労働力で内部留保を貯めて自己資本比率を上げてM&Aなどに勝つ体力を温存しています。
問題はアメリカの禿鷹ファンドが資金にものを言わせて買い叩く手法でもあります。

ドイツが内部留保を持ちながら、かつ自由貿易を主張する背景にはユーロ€の存在があります。
ドイツ単独なら、日本の円やスイスフランのように通貨高の試練に堪え難いと感じるはずです。
しかし、ドイツはユーロ€の恩恵でその通貨高のデフレなど経験せずにいられました。
その代わり、ユーロ€内にはギリシャのように赤字国家も存在します。
何故赤字なのかと言えば、過剰な投資対象というか借金漬けにされたからです。
正常な観光立国程度の経済ではなく、それ以上に通貨供給されれば償還出来ないのは当然です。
公務員天国と揶揄されるような状況ではまともに稼いで税金を納めるのは馬鹿らしくなってしまいます。
こう言う国とペアで一つの通貨ユーロ€の価値を評価されれば高くはなりません。

記事の内容は正しくとも結論はアメリカの貿易赤字は問題というトランプ大統領と同じ視点では何も解決しないどころか孤立してしまいます。
日本や中国が孤立を恐れるのには経済制裁で孤立させられた国が程なく崩壊させられる姿を見ているからです。
それを気にしないなら、北朝鮮はもっと経済制裁されて今頃政権が変ったアラブの危険な国同様になっていても不思議ではありません。
中国は北朝鮮を経済制裁しても孤立させてまで北朝鮮の現政権の崩壊は望んでいないようです。
また北朝鮮が戦争になって疲弊するのを避けています。
それはイラクやアフガンの二の舞で無政府状態や危険な団体の巣窟になるおそれもあります。
まして疲弊して韓国が北上すれば、在韓米軍も来てしまいます。
余計な事を書きましたが、全ては同じ土俵で繰り広げられる経済の話です。
アメリカが自分の思い描く理想を述べるのは勝手ですが、その通りに行くはずはありません。
相手はドイツや中国ですから。

仮にアメリカが貿易を黒字にしようとするのなら、利益を出せる商売や投資を行い、更にはサービス、知的財産、海外資産を用意するのが適当です。
その為には相手の情報を詳しく知って相手の弱点に効果的な商売で儲けるのがいいです。
また、苦戦する対象に投資してその経営に参画して改善させ利益を得るのもあります。
後は普通にあるような話ですが、知的財産は特許や著作権、商標などだけでなく、
アメリカが持つ使用していない技術などを売って利益を出すこともありえます。
通常、技術を開発する時には複数のアイデアを出して効率の良い方法や安価な投資で済む物を選びます。
残りのアイデアは難しいですが、その国によっては使えたりします。
例えば、レアアースを多く使う効率の良いものとか中国向きですから。

単に愚痴でしょうが、アメリカのエリートまでがトランプ大統領の理屈で動くのは御門違いです。
正当な経済活動で稼ぐべきですし、また稼げるはずです。
ジャンル:
経済
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ゴルフ場に小型機が不時着 兵... | トップ | 劉暁波氏の診察映像投稿 北京... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。