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権威主義の呪縛今も

2017-05-13 16:31:50 | レビュー
神奈川新聞の連載記事についてです。

まず、天皇陛下の退位について一代限りではなく、皇室典範を改定して退位を制度してはと言う話です。

何も政治哲学でなくともお言葉のとおり、継承と一般で言う葬儀の忙しさを同時にさせない配慮が優先でしょう。

なので一代限りではなくなるのかと推察されます。

むしろ、政府の懸念は今回のお言葉が特例であって欲しいと望む事情が政府にもあると見てとれます。

それは皇室の方の発言が庶民には関心事で一部週刊誌には記事になります。

普通の話なら、まだしも皇太子の一時期の発言のように騒然とさせてしまうと困るからだと思われます。

確かに従来どおりの模範たる態度では息苦しいでしょうが、国民の人気から離れるとマスコミの餌食にされてしまいます。

戦争責任で昭和天皇が生前退位しなかったのはむしろGHQにとって担ぎやすい神輿だったからだと思っています。

天皇を心の拠り所にさせれば、反逆的な大衆運動で騒乱に至らず、戦争犠牲者の分まで国を良くする気概になったのだと考えます。

ここで大事なのは確かに政教分離で、またその後の人間宣言であるのは歴史の示す通りです。

そこで政教分離した政治の理念に戦時中のような道徳観を復古させるとなれば、嫌われます。

森友学園の問題の主たる部分は金銭的な問題と忖度を悪用された優遇ですが、一部に教育の問題も見られました。

右系の道徳観は真剣に管理しないと戦時中のような危険な思想に嵌るおそれとそれに伴う人権軽視のおそれがあります。

幼稚園の一部の問題はそれが見受けられて嫌悪感が高くなったと感じます。

なので、道徳観他の復古に懸念するのも分かりますが、戦後政治で無責任と言う事は想定外な出来事以外には該当しません。

つまり、冷静に考えれば国民の犠牲において日本も復興と経済成長を遂げたのです。

そこにはオリンピックや万博など夢を提示して日本人を鼓舞させるような事もあったのだと思います。

昭和に掴んだ自信も平成となって災害や事件で喪失しかけても昭和天皇の戦後の巡幸と同じように

被災者と共にあられた天皇の姿に象徴天皇制の優しさが見られます。

『万世一系』にこだわる方もおられますが、実際のところ、未婚の女性皇族が結婚して皇室の身分を離れられると

また対処しなくてはならないほどの引く手数多な状況ではあります。

このあたりは世論の動向次第なのでしょう。

政治家が宗教色を無くして道徳観をどこに求めるのかとなれば、それは党の綱領にあるような団結の理念でしょう。

それが、戦時中のような道徳観の復古を匂わせれば、最早信頼に欠けます。

ただ、かと言って戦時中の小田原評定のような事は年金や少子化問題くらいで無責任なのかとも問えない国民がいます。

天皇を象徴にいただいて、政治がその格調に相応しい議会で有れば良いのですがなかなかそのようにいかず、

無責任と言うよりは低次元な審議に嫌気がさす昨今の国会です。

現実的な責任の所在は官庁にあり、それでも余ると国民の犠牲で穴埋めされている面もあります。

どちらかと言えば、政治家は選挙も有るので優越感は人前では抑えますが、官庁の役人の間違った優越感はいただけません。

こうした優越感は選民思想ではなく官僚主義の汚点で、中国や韓国も同じかなと思っています。

ただ、最近は官邸主導で少しは変わってきていると信じたいのですが。

無責任ではないのですが、大臣の適性をみるとこの事とは別に総理の任命責任の軽さに落胆します。

天皇制の皇室典範をより庶民感覚の定年的な退位にするとすれば、それも今の政治のテーマ健康寿命や年金支給時期の選択など

と合わないような感じもします。

ただ、アイデンティティについて言えば、世論も含めてマスコミ、政治など天皇に関する話をしたうえでの

今回の退位に関する審議ですので自国の関心事で意見の集約させた日本らしいものになったのではないでしょうか?

今後も、世論は生前退位に関する継続的な議論他を求めています。





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