共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ドキドキコンサート(; ̄ー ̄A

2017年03月20日 19時18分17秒 | 音楽
今日は加須市でのコンサート本番の日でした。

先週1回合わせてある…とは言いながら、さすがに1週間も経つと細かな打ち合わせ事項が怪しくなってきます。なので、ステージリハーサルではそういったところを確認するのかと思っていました。しかし、実際にはあまり時間がないということでしたので、とにかく全編を通すことになりました。



前半はヴィヴァルディの《春》やアイネ・クライネ・ナハトムジーク、ベートーヴェンのピアノ協奏曲といったクラシック系のものが続くので何とかなりました。それでも、小編成とは言いつつピアノ協奏曲を指揮者無しで演奏するとあって、ソリストの歌い方やカデンツァのタイミング等の確認に時間をかけることとなりました。

しかし後半はアレンジものが大半で、全体図を把握しているのがアレンジャーであるピアニストしかいないため、かなり細かな確認作業を必要としました。ただ、その練習をする頃には割りと時間が差し迫っていたのと、本番前にピアノの調律をし直すのとになっていたのとで終わりの方はあまり返せずに終わってしまい、何となく不安を残すかたちで本番を迎えることになりました。

そして迎えた本番。

ヴィヴァルディの《春》から始まってアイネ・クライネ・ナハトムジークくらいまでは割りと順調でした。そして、一番の山場であるピアノ協奏曲へ…。

この室内楽版はよく出来ているのですが、如何せん2管編成のフルオーケストラを5人に縮小しているので、1人あたりの負担が1.5割り増しくらいになるのです。その上、ヘタに原曲を知っていたり、まして演奏したことがあったりするとかなりギャップがあってややこしいので注意が必要となります。

ただ、そこは手慣れた精鋭の皆様、本番中ちょっとズレそうになったりイレギュラーなことが起こったりしても動ずることなく、スッと軌道修正して下さいます。奏者それぞれがいろいろな現場で鍛えられている人たちですので、このあたりのポテンシャルの高さはさすがです。小さな事故をいくつか起こしながらも無事にコンチェルトの演奏が終わると、ピアニストに盛大な拍手が贈られました。

その後は比較的軽めのプログラムだったので、少し安心していました。ところが、これがいけなかったのであります…。

いわゆる○ィズニーものや○ブリものが用意されていたのですが、よりによって最後の曲で本番になって変なところでズレが生じてしまい、あわや大惨事!…と思われたのですが、そこは奏者の皆様の経験値と機転でどうにか切り抜けることに成功しました(;^_^A。最後にアンコールとして用意した《ラデツキー行進曲》をお客様の拍手と共演して、無事に閉幕することができました。

こうしたコンサートの場合、予算やスケジュールの関係で十分なリハーサルの時間が取れないことが多々あります。そんな少ない回数のリハーサルでもある程度の水準の演奏が出来ることが求められているのは分かってはいるのですが、可能であればもう少し綿密なリハーサルがしたいなぁ…というのが本音です。

それでも、久しぶりにピアノ協奏曲を演奏することが出来て、個人的にはものすごく嬉しいコンサートでした。こうした機会が今後もまたあればいいな…と思った、幸せな一日でした。
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