
やったあ!日本が優勝しましたねえ。おめでとう&お疲れ様でした。決勝戦はESPN局で放送…つまり、我が家では見れないため、いわゆるスポーツ・バーに息子を連れて行きました。試合開始は午後6時で、私たちが見たのは7時過ぎ(第3イニング)からでした。その時点で日本はすでに4-1でリードしていました。
そういうわけで、始球式は見逃しましたが、投手交代の時か何かに流れたハイライト映像を見て、「あっ、ハンク・アーロンだ!」と気付き、感動しました。「ハンク・アーロンと王貞治のツーショット」(他の人たちも映ってましたが)というのは絵になるんですよねー。オーラというか、なんというか…。
試合中、「今回のWBC (World Classic Baseball) 開始時には16チーム合計で179人の大リーガーがいたのに、決勝戦には僅か2人(イチロー外野手&大塚晶則投手)しか残っていない」というデータが表示され、驚きました。そう、キューバ・チームには大リーガーは1人もおらず(そりゃそうだけど)、そのほとんど(もしくは全員)はアメリカの土を踏むのも初めてだとか…。
そのアメリカのチームは第2ラウンドで1勝しかできず、しかもその1勝(対日本)は誤審絡みだったということで、この英語記事では「アメリカの敗因」を辛口で分析しています。いわく、日本もキューバも韓国も「昔のアメリカの戦い方(いわゆる『スモール・ボール』=繋ぐ野球)で勝ち進んだ」のに対し、アメリカは「ホームランか0点か」という大味な戦い方しかできず、予想以上に素晴らしかった他国の投手たちには通用しなかった…とのことです。さらに、「いっそのこと、守り重視のチーム編成にすれば良かったのかもしれないが、大リーグで『守る野球』を実践しているチームの選手たちのほとんどは他国出身者だし、また、今回は全30チームの協力を得られたわけではなかった」とも言っています。
決勝戦に先発した松坂大輔投手は4回までで降板しましたが、3勝目をマークしてMVPに選ばれました。彼はこの試合で5三振を奪いましたが、それぞれ、決め球が際どいコースを突いていたのにはアメリカの評論家もかなり感心してたようで、試合中に何度も何度もビデオ・リプレイが流されました。
この英語記事によると、松坂投手は「試合の2日前に監督に先発を言い渡されて本当に燃えた」とのことで、初回からかなり飛ばしてたようですね。また、 この英語記事には「ボクが2回出場したオリンピックでは金メダルを逃したけど、WBCのラインナップを見た時、『これなら、ベストチームでプレイできる』と思って興奮した」等、松坂投手のコメントがいろいろと紹介されています。
私は松坂投手の4回限りでの降板(62球)は早過ぎると思いましたが、この英語記事によると、王監督は「今日の松坂はこれまで見せたことがないほど一所懸命投げていた。もう少し投げれば投げられただろうけど、あそこで代えた方が良いだろうと判断した」そうです。
王監督は点差のあるうちに特異なスタイル(下手投げ)の渡辺俊介投手を出してキューバの打者たちを翻弄しようと思ったのかもしれません。でも、そのアテ(があったとして)はちょっと外れたようで、渡辺投手は6回に(エラー絡みでしたが)2点取られちゃいましたよね。これで6-3。
そのエラーをした川崎宗則遊撃手はその前(4回か5回)に超ファインプレーをしてたので、実力はあるはずなんですが、緊張したんでしょうか、それとも油断?私の息子は「エラーするような選手は交代させちゃえばイイのに」と怒ってましたが、私が「でも、エラーの直後に交代させられちゃったら、彼は自信を失って、そのエラーを今後、ずっと引きずって行くと思うよ。それより、ここは少し我慢して挽回のチャンスをあげるべきだよ。それで、うまく活躍できれば、今度はそのプレイが印象に残って、かえって自信が付くことになると思わない?」と言うと納得していました。すると、直後にまたショートにボールが飛んで、今度は(ファンブルしてましたが<笑>)ダブルプレイ…ということで、(とりあえずは)メデタシ、メデタシでした。
3番手の藤田宗一投手は「左のワンポイントかな」と思ったんですが、続く右打者にも投げさせるので、「あれ?危ないんじゃない?」と思ったら、あっさりツーランを打たれちゃいました。これで6-5(1アウト)。「やばい!」と思ったところで、大塚晶則投手が出て来て最後まで投げ切りました。王監督としては大塚投手は最終イニングまで取っておきたかったんでしょうけど、それなら、「間に(ツーランを打たれる前に)もう1人、右投手を入れては良かったのではないか」と思いました。
くだんの川崎遊撃手ですが、9回表に送りバントを失敗(をいをい<苦笑>)しながらも自らは出塁、そして、際どいタイミングでホームイン…ということで、また失敗を取り返すことができましたね。ただ、変な滑り込み方だったので、右腕を怪我してないか心配です(9回裏の守備は別の人でしたよね)。彼が怪我したという記事は見当たらないので、多分大丈夫だったんでしょうけど、どなたかご存知でしたら教えて下さい。ちなみに、このホームインの時、息子に「さっきエラーした時に交代させてた方が良かったと思う?」と訊いたら、「代えなくて正解だったよね。川崎選手はこのホームインをずっと覚えてるだろうね」と答えました。
私が今大会で注目していた小笠原道大内野手と西岡剛内野手ですが、決勝戦では小笠原選手はヒットが出ないながらも3打点を挙げ、西岡選手は土壇場9回(6-5)の「追加点が欲しい」場面で意表を突くバントヒットを決めてイチロー選手のタイムリーに繋げるという形で、それぞれの「技」を見せてくれました。この2人、結構凄いですよ。
9回表は「アウト」か「セーフ」か、どちらに判定されてもおかしくない(リプレイを見る限りは正しい判定だったようです)プレイもありましたが、追加点が取れて良かったです。だって、キューバは9回裏に1点追加して最終的には6得点でしたから、9回表の追加点がなかったら延長戦になってましたもんね。結果的には10-6という大差でしたが、終盤は接戦でかなりエキサイティングでした。
イチロー外野手はもちろん、8試合全部でヒットを打つ等、大活躍でしたよね。対メキシコ戦の時でしたか、アナウンサーが「イチロー選手はいつカメラを向けてもストレッチをやってる」って言ったのが私たち親子の印象に残りましたが、案の定、決勝戦でもそうだったので、2人で勝手に受けてました。ネクストバッターズサークルでもストレッチ、出塁後もちょっとした合間にストレッチをやってましたね(ビデオに録った方は確認してみて下さい)。
そのイチロー選手ですが、6-1で勝ってる時には(珍しく?)ダグアウトでハシャいでましたし、9回裏2アウトの時にはライトの守備位置で涙をぬぐってるように見えました。たまたまそう見えただけなのかもしれませんが、私と息子は「感激で泣いてたんだろう」と思ってます。昔、西武が日本シリーズで初めて巨人(当時は王監督でしたっけ)を下した時、やはり9回2アウトの場面で清原一塁手(当時は西武所属)が泣いてたのを思い出しました。
また、やはり9回裏2アウトの場面では、ベンチに控える日本選手たちが全員、ダグアウトの端に足を掛け、ゲームセットとともにグラウンドに飛び出す準備をしてましたが、それを審判にとがめられたのがご愛嬌でしたね。日本では当たり前の事でも、WBCの審判の目には奇異に映ったのかもしれません。それにしても、この「足掛け」が原因で勝利を取り消されるような事態に成らなくて良かったです(ルール上、そう成り得たのかどうかは知りませんが)。
試合終了直後、キューバ・チームの選手たちが日本チームの選手たちを祝福し、イチローと一緒に笑顔で記念写真を撮ったり、あるいは王監督がキューバ人選手たちの健闘を称えてる様子が印象的でした。「もし、決勝戦が別の組み合わせだったら、試合後にこんなに仲良くできただろうか?」なんて思ったりして…。(韓国が日本を2度目に破った時、韓国の国旗をマウンドに刺したんですが、それを見たイチロー選手が「野球に対する冒涜行為だ」って怒ったそうですね。)
さて、ここで私たち親子に話を戻しますと、スポーツ・バーに夜7時過ぎに着いた私たちはまず、WBCが映ってるTVを見つけてテーブルを確保してからピザを注文しました。今は大学バスケットボールの真っ只中なので、「野球は見せてくれないかも?」と心配でしたが、ちゃんと映ってたので良かったです。でも、試合が6回頃になると店員さんたちが片付けを始めたので、「最後まで見せてくれなかったら、どうしよう?」と不安に…。結局、試合終了(夜10時過ぎ)まで居座らせてくれましたけど、その時には他のお客さんたちはもう皆、帰ってしまって、バスケやアイスホッケーの試合が映っていたTVも全部消され、WBC中継が映っていた1台だけを私たち親子が貸切で見ている状態でした。
店員さんたちもほとんど帰ってしまい、正面の入り口も閉まってて申し訳なく思いましたが、息子がカメラフォンでTV画面の写真をバチバチ撮りながらハシャいでる姿を見たら、「もし追い出されそうになっても、どうにか頑張って居座ろう」と思いました。
帰り際に店長さんらしき人に「ありがとう」と言ったら、「日本、勝ったの?良かったね」と言って笑顔で送り出してくれました。店長さん、あらためて、ありがとう。もし、私がもう少し厚かましくできたら、トロフィー授与の場面等も見れたんでしょうけど、そこまではちょっとねぇ…。まあ、あとでビデオで見る機会もあることでしょう。実のところ、そのお店には明確な閉店時間というものはなくて、「試合終了」が閉店の合図なんだそうです。ただ、毎日、いろんなスポーツをやってますし、誰がどのスポーツを見るかわかりませんから、お客さんの都合に合わせて行き当たりバッタリになっちゃうんですね。そんなわけで、気持ち良く見させてもらったので、そのお店は今後も贔屓にさせてもらいます。
ちなみに、その店で野球を見てたのは(世界選手権の決勝戦なのに!)私と息子の2人だけでした。他のお客さんたちはほとんど大学バスケットボール(USCとUCLAの因縁の対決)を見てるか、TVを無視してビールを飲んでました。
ところで、この英語記事によると、イチロー選手はサンディエゴでの準決勝&決勝を前にして、「たとえ怪我して今年の通常シーズンを棒に振ることになっても、WBCで絶対に優勝したいと思った」んだそうです。なお、同記事には王監督の「The fans have been supporting us so much. That's why we were able to accomplish this. So we'd like to share this great moment with all them back home, and those who were here.」というコメントも紹介されています。ファンを大事にする王さんらしいコメントですね。
この英語記事ではイチロー選手の「オリンピックには出たことないけど、WBCは本当の世界チャンピオンを決めるイベントだと思ったので出場した」というコメントや王監督の「ボクは手品師じゃないのでイチロー選手を(準決勝と決勝で)1番から3番に下げることによって得点力が増すかどうかはわからなかった。でも、その前の韓国との2度目の試合でもあまり得点できなかったので、イチロー選手を3番に置くのは一種の賭けだったけど、何もしないよりは何かを変えた方がマシだと思った」というコメント等が紹介されています。
この英語記事の最下方にある「Said Players Association chief Don Fehr to Oh during the on-field presentation of the trophy: "To a man who's meant so much to baseball in his country and fans all around the world."」(「man」は王監督のこと)、そして「Added Selig: "It is with great pleasure that we present the championship trophy in this inaugural 2006 World Baseball Classic. Congratulations. You are the champions."」という部分には泣かされました。
こちらの日本語記事には長嶋茂雄氏からのお祝いコメントが全文そのまま紹介されています。
ところで、こちらでハイライト・ビデオが見れます。また、こちらでは早速、DVDの注文も受け付けています(収録時間や発売日等は未定だとか)。
最後に…防御率や打率等のデータが掲載されている日本語記事をいくつかご紹介しておきます(MAJOR.JPより):
- 先発3本柱の安定感光った日本の投手陣
- 日本打線、打撃4部門で世界最高の数字
- イチローと松坂、里崎がWBCベストナインに
- 日本の用具が米殿堂へ 王監督のスパイクなど
そういうわけで、始球式は見逃しましたが、投手交代の時か何かに流れたハイライト映像を見て、「あっ、ハンク・アーロンだ!」と気付き、感動しました。「ハンク・アーロンと王貞治のツーショット」(他の人たちも映ってましたが)というのは絵になるんですよねー。オーラというか、なんというか…。
試合中、「今回のWBC (World Classic Baseball) 開始時には16チーム合計で179人の大リーガーがいたのに、決勝戦には僅か2人(イチロー外野手&大塚晶則投手)しか残っていない」というデータが表示され、驚きました。そう、キューバ・チームには大リーガーは1人もおらず(そりゃそうだけど)、そのほとんど(もしくは全員)はアメリカの土を踏むのも初めてだとか…。
そのアメリカのチームは第2ラウンドで1勝しかできず、しかもその1勝(対日本)は誤審絡みだったということで、この英語記事では「アメリカの敗因」を辛口で分析しています。いわく、日本もキューバも韓国も「昔のアメリカの戦い方(いわゆる『スモール・ボール』=繋ぐ野球)で勝ち進んだ」のに対し、アメリカは「ホームランか0点か」という大味な戦い方しかできず、予想以上に素晴らしかった他国の投手たちには通用しなかった…とのことです。さらに、「いっそのこと、守り重視のチーム編成にすれば良かったのかもしれないが、大リーグで『守る野球』を実践しているチームの選手たちのほとんどは他国出身者だし、また、今回は全30チームの協力を得られたわけではなかった」とも言っています。
決勝戦に先発した松坂大輔投手は4回までで降板しましたが、3勝目をマークしてMVPに選ばれました。彼はこの試合で5三振を奪いましたが、それぞれ、決め球が際どいコースを突いていたのにはアメリカの評論家もかなり感心してたようで、試合中に何度も何度もビデオ・リプレイが流されました。
この英語記事によると、松坂投手は「試合の2日前に監督に先発を言い渡されて本当に燃えた」とのことで、初回からかなり飛ばしてたようですね。また、 この英語記事には「ボクが2回出場したオリンピックでは金メダルを逃したけど、WBCのラインナップを見た時、『これなら、ベストチームでプレイできる』と思って興奮した」等、松坂投手のコメントがいろいろと紹介されています。
私は松坂投手の4回限りでの降板(62球)は早過ぎると思いましたが、この英語記事によると、王監督は「今日の松坂はこれまで見せたことがないほど一所懸命投げていた。もう少し投げれば投げられただろうけど、あそこで代えた方が良いだろうと判断した」そうです。
王監督は点差のあるうちに特異なスタイル(下手投げ)の渡辺俊介投手を出してキューバの打者たちを翻弄しようと思ったのかもしれません。でも、そのアテ(があったとして)はちょっと外れたようで、渡辺投手は6回に(エラー絡みでしたが)2点取られちゃいましたよね。これで6-3。
そのエラーをした川崎宗則遊撃手はその前(4回か5回)に超ファインプレーをしてたので、実力はあるはずなんですが、緊張したんでしょうか、それとも油断?私の息子は「エラーするような選手は交代させちゃえばイイのに」と怒ってましたが、私が「でも、エラーの直後に交代させられちゃったら、彼は自信を失って、そのエラーを今後、ずっと引きずって行くと思うよ。それより、ここは少し我慢して挽回のチャンスをあげるべきだよ。それで、うまく活躍できれば、今度はそのプレイが印象に残って、かえって自信が付くことになると思わない?」と言うと納得していました。すると、直後にまたショートにボールが飛んで、今度は(ファンブルしてましたが<笑>)ダブルプレイ…ということで、(とりあえずは)メデタシ、メデタシでした。
3番手の藤田宗一投手は「左のワンポイントかな」と思ったんですが、続く右打者にも投げさせるので、「あれ?危ないんじゃない?」と思ったら、あっさりツーランを打たれちゃいました。これで6-5(1アウト)。「やばい!」と思ったところで、大塚晶則投手が出て来て最後まで投げ切りました。王監督としては大塚投手は最終イニングまで取っておきたかったんでしょうけど、それなら、「間に(ツーランを打たれる前に)もう1人、右投手を入れては良かったのではないか」と思いました。
くだんの川崎遊撃手ですが、9回表に送りバントを失敗(をいをい<苦笑>)しながらも自らは出塁、そして、際どいタイミングでホームイン…ということで、また失敗を取り返すことができましたね。ただ、変な滑り込み方だったので、右腕を怪我してないか心配です(9回裏の守備は別の人でしたよね)。彼が怪我したという記事は見当たらないので、多分大丈夫だったんでしょうけど、どなたかご存知でしたら教えて下さい。ちなみに、このホームインの時、息子に「さっきエラーした時に交代させてた方が良かったと思う?」と訊いたら、「代えなくて正解だったよね。川崎選手はこのホームインをずっと覚えてるだろうね」と答えました。
私が今大会で注目していた小笠原道大内野手と西岡剛内野手ですが、決勝戦では小笠原選手はヒットが出ないながらも3打点を挙げ、西岡選手は土壇場9回(6-5)の「追加点が欲しい」場面で意表を突くバントヒットを決めてイチロー選手のタイムリーに繋げるという形で、それぞれの「技」を見せてくれました。この2人、結構凄いですよ。
9回表は「アウト」か「セーフ」か、どちらに判定されてもおかしくない(リプレイを見る限りは正しい判定だったようです)プレイもありましたが、追加点が取れて良かったです。だって、キューバは9回裏に1点追加して最終的には6得点でしたから、9回表の追加点がなかったら延長戦になってましたもんね。結果的には10-6という大差でしたが、終盤は接戦でかなりエキサイティングでした。
イチロー外野手はもちろん、8試合全部でヒットを打つ等、大活躍でしたよね。対メキシコ戦の時でしたか、アナウンサーが「イチロー選手はいつカメラを向けてもストレッチをやってる」って言ったのが私たち親子の印象に残りましたが、案の定、決勝戦でもそうだったので、2人で勝手に受けてました。ネクストバッターズサークルでもストレッチ、出塁後もちょっとした合間にストレッチをやってましたね(ビデオに録った方は確認してみて下さい)。
そのイチロー選手ですが、6-1で勝ってる時には(珍しく?)ダグアウトでハシャいでましたし、9回裏2アウトの時にはライトの守備位置で涙をぬぐってるように見えました。たまたまそう見えただけなのかもしれませんが、私と息子は「感激で泣いてたんだろう」と思ってます。昔、西武が日本シリーズで初めて巨人(当時は王監督でしたっけ)を下した時、やはり9回2アウトの場面で清原一塁手(当時は西武所属)が泣いてたのを思い出しました。
また、やはり9回裏2アウトの場面では、ベンチに控える日本選手たちが全員、ダグアウトの端に足を掛け、ゲームセットとともにグラウンドに飛び出す準備をしてましたが、それを審判にとがめられたのがご愛嬌でしたね。日本では当たり前の事でも、WBCの審判の目には奇異に映ったのかもしれません。それにしても、この「足掛け」が原因で勝利を取り消されるような事態に成らなくて良かったです(ルール上、そう成り得たのかどうかは知りませんが)。
試合終了直後、キューバ・チームの選手たちが日本チームの選手たちを祝福し、イチローと一緒に笑顔で記念写真を撮ったり、あるいは王監督がキューバ人選手たちの健闘を称えてる様子が印象的でした。「もし、決勝戦が別の組み合わせだったら、試合後にこんなに仲良くできただろうか?」なんて思ったりして…。(韓国が日本を2度目に破った時、韓国の国旗をマウンドに刺したんですが、それを見たイチロー選手が「野球に対する冒涜行為だ」って怒ったそうですね。)
さて、ここで私たち親子に話を戻しますと、スポーツ・バーに夜7時過ぎに着いた私たちはまず、WBCが映ってるTVを見つけてテーブルを確保してからピザを注文しました。今は大学バスケットボールの真っ只中なので、「野球は見せてくれないかも?」と心配でしたが、ちゃんと映ってたので良かったです。でも、試合が6回頃になると店員さんたちが片付けを始めたので、「最後まで見せてくれなかったら、どうしよう?」と不安に…。結局、試合終了(夜10時過ぎ)まで居座らせてくれましたけど、その時には他のお客さんたちはもう皆、帰ってしまって、バスケやアイスホッケーの試合が映っていたTVも全部消され、WBC中継が映っていた1台だけを私たち親子が貸切で見ている状態でした。
店員さんたちもほとんど帰ってしまい、正面の入り口も閉まってて申し訳なく思いましたが、息子がカメラフォンでTV画面の写真をバチバチ撮りながらハシャいでる姿を見たら、「もし追い出されそうになっても、どうにか頑張って居座ろう」と思いました。
帰り際に店長さんらしき人に「ありがとう」と言ったら、「日本、勝ったの?良かったね」と言って笑顔で送り出してくれました。店長さん、あらためて、ありがとう。もし、私がもう少し厚かましくできたら、トロフィー授与の場面等も見れたんでしょうけど、そこまではちょっとねぇ…。まあ、あとでビデオで見る機会もあることでしょう。実のところ、そのお店には明確な閉店時間というものはなくて、「試合終了」が閉店の合図なんだそうです。ただ、毎日、いろんなスポーツをやってますし、誰がどのスポーツを見るかわかりませんから、お客さんの都合に合わせて行き当たりバッタリになっちゃうんですね。そんなわけで、気持ち良く見させてもらったので、そのお店は今後も贔屓にさせてもらいます。
ちなみに、その店で野球を見てたのは(世界選手権の決勝戦なのに!)私と息子の2人だけでした。他のお客さんたちはほとんど大学バスケットボール(USCとUCLAの因縁の対決)を見てるか、TVを無視してビールを飲んでました。
ところで、この英語記事によると、イチロー選手はサンディエゴでの準決勝&決勝を前にして、「たとえ怪我して今年の通常シーズンを棒に振ることになっても、WBCで絶対に優勝したいと思った」んだそうです。なお、同記事には王監督の「The fans have been supporting us so much. That's why we were able to accomplish this. So we'd like to share this great moment with all them back home, and those who were here.」というコメントも紹介されています。ファンを大事にする王さんらしいコメントですね。
この英語記事ではイチロー選手の「オリンピックには出たことないけど、WBCは本当の世界チャンピオンを決めるイベントだと思ったので出場した」というコメントや王監督の「ボクは手品師じゃないのでイチロー選手を(準決勝と決勝で)1番から3番に下げることによって得点力が増すかどうかはわからなかった。でも、その前の韓国との2度目の試合でもあまり得点できなかったので、イチロー選手を3番に置くのは一種の賭けだったけど、何もしないよりは何かを変えた方がマシだと思った」というコメント等が紹介されています。
この英語記事の最下方にある「Said Players Association chief Don Fehr to Oh during the on-field presentation of the trophy: "To a man who's meant so much to baseball in his country and fans all around the world."」(「man」は王監督のこと)、そして「Added Selig: "It is with great pleasure that we present the championship trophy in this inaugural 2006 World Baseball Classic. Congratulations. You are the champions."」という部分には泣かされました。
こちらの日本語記事には長嶋茂雄氏からのお祝いコメントが全文そのまま紹介されています。
ところで、こちらでハイライト・ビデオが見れます。また、こちらでは早速、DVDの注文も受け付けています(収録時間や発売日等は未定だとか)。
最後に…防御率や打率等のデータが掲載されている日本語記事をいくつかご紹介しておきます(MAJOR.JPより):
- 先発3本柱の安定感光った日本の投手陣
- 日本打線、打撃4部門で世界最高の数字
- イチローと松坂、里崎がWBCベストナインに
- 日本の用具が米殿堂へ 王監督のスパイクなど











ところで、ただでさえ長かった本文にまた、少し書き足しました。
昨日の試合は日本では日曜日の昼間ですから、もっと見ていた人がいたのではないでしょうか。
わが家は安普請のアパートなので、こういう時はとなりの家から壁伝いにわかるエキサイトぶりでテレビを見ていなくても試合の行方がわかって便利です。
ジョウさんの息子さんとの観戦の様子、とてもほほえましく読ませていただきました。
ところで、今朝のうちの職場の話題はもちろんこれですが、特に小笠原選手は今まであまり優勝とか晴れがましいところで喜んでいるシーンがなかったので、本当によかったねぇといいあっていました。
これは、小笠原選手が所属している日ハムのホーム球場のひとつが近くにあるおかげで、日ハムファンが多いからでしょう。
普段公言していなくてもやっぱり野球好きが多いのかこいうったことがあると不思議に職場全体が明るい雰囲気になりますね。
また、私自身、WBCのおかげで、それまでほとんど話したことのなかった同僚と友だち付き合いをするようになりました。
息子さんに言っといてくださーい(^^;
ちなみに彼は、メンバーから「神の右手」と呼ばれたそうです。
無事ケガもせず(ホント、骨折してもおかしくない角度でしたね)、本日20時過ぎには王監督のすぐ後ろを歩いて(笑)成田空港に帰着してまいりました。
川崎選手、右ひじの痛みは残っているそうで、今日、福岡市内の病院で念のため検査を受ける予定だそうです。でも本人は、「みんなが神の右手と呼んでくれているので、明日からそれで売り出したいと思います」と満面の笑みだそうで。
そしてやはりあれは咄嗟の判断で;
『「左手でいったら間に合わない」。左打ちだが右利きの川崎。回り込んで左手でのベースタッチをあきらめ、瞬時に右手の先を捕手の足の間に差し込み、指で“チョン”。「点を取るために、とにかく必死にやりました」』だそうです〜。
右ひじ、なんともありませんように。
じぇるそ・みなこさん&伊藤正一さん、「神の右手」の続報、ありがとうございました。川崎選手はシーズン開幕までに間に合わないとのことですが、失敗(エラー&バント失敗)も挽回できましたし、知名度も人気も上がったと思いますから、長い目で見れば、やっぱり良かったんでしょうね。これからも頑張って欲しいです。
あのWBCの一連の試合のおかげで、知名度アップした選手がアメリカでも日本でも多いようで、ほぼ生まれついた頃からの野球ファンとしては、うれしいような寂しいような・・・・。
家のだんなさんも「これは、西岡・・・ロッテの選手、これは今江・・・これもロッテの選手、あ・・・、これは川崎宗りん・・・ホークスの選手」となぜか、川崎選手だけ私が余りにも「宗りん」を連呼するので、彼まで影響されてしまったようですが、かなりの数の選手の名前と顔が一致したようです。
そういえば、松阪投手、記者会見でいつアメリカに来るのかかなり聞かれてましたね、王さんと、イチローにもかなりつつかれていたし。でも、メジャー挑戦は彼の夢なんで、このまま、順調に行けば・・・と思います。