天山慰霊碑の建物の壁の内側の左右に対になってある、銘板に片方です。
「天山慰霊碑」と普通は呼ばれているこの碑の正式な名前が「硫黄島戦没者の碑」で昭和46年に建立だということが書かれています。
「天山慰霊碑」と普通は呼ばれているこの碑の正式な名前が「硫黄島戦没者の碑」で昭和46年に建立だということが書かれています。
天山慰霊碑を囲む建物の左右に厚生省による建立主旨を書いた文が書かれている銘板があります。
「さきの大戦において 硫黄島で戦没した二万余名の将兵をしのび その霊を慰めるため、」とあります。
この碑が日米双方の犠牲者全ての慰霊のための碑であることが分かります。
「さきの大戦において 硫黄島で戦没した二万余名の将兵をしのび その霊を慰めるため、」とあります。
この碑が日米双方の犠牲者全ての慰霊のための碑であることが分かります。
天山慰霊碑を覆う建物の碑石の真上部分は、このように空に向けて開いています。
これは戦時中に壕内で将兵たちが何よりも水が無かったことに悩まされたからです。
これは戦時中に壕内で将兵たちが何よりも水が無かったことに悩まされたからです。
これが天山慰霊碑です。
ここでは、献花をして、水をあげて、英霊の御霊に祈りを捧げます。
ここでは、献花をして、水をあげて、英霊の御霊に祈りを捧げます。
天山慰霊碑の碑の礎石の下部に、一ヶ所だけ、毎年行く度に、温度が高くて蒸気が出ている場所があります。この慰霊碑の下は天山壕という壕があるのですが、その入口は、蒸気が出ている時と出ていない時があります。この場所は、地下の地熱が高くて、この蒸気が出ている場所は、地熱の逃げ口になっているのだと思います。
天山慰霊碑の中心である慰霊の碑の石の下の礎石は、表面がごつごつした岩になっています。その岩の角から植物が芽吹いています。昨年から出てきていたもので今年が見るのは二度目でしたが、まわりの人たちの話によるとガジュマルの芽だそうです。来年はどれぐらい育っているか楽しみです。
硫黄島の北部にある天山慰霊碑の敷地内は木や花もおおく、きれいに整備されています。
天山慰霊碑の敷地内の納骨堂の隣にある石の台です。
天山慰霊碑の敷地内にある納骨堂です。だいぶ前に来た時には中に入ってみることができました。その時には、将兵の所属名簿みたいなものが壁際の棚に並べて収められていてご遺骨は安置されていませんでした。
硫黄島でのご遺骨収集で見つかったご遺骨が、千鳥ヶ淵に運ばれるまでの間、ここに安置されるそうです。
硫黄島でのご遺骨収集で見つかったご遺骨が、千鳥ヶ淵に運ばれるまでの間、ここに安置されるそうです。
この天山慰霊碑の敷地には、中心となる慰霊碑の他にも他の碑や墓石などがあります。これは、本体の碑に向かって左側にある学徒出陣の碑です。
トータル
