JOCV(青年海外協力隊)スウェーデン在住OB・OGの会

現在スウェーデン在住のJOCV参加経験者の女性2名が、2015年に偶然出会った結果生まれたブログです。

食欲の秋、学問の秋、芸術の秋

2016-10-16 16:27:25 | ネットワーク
2週続けて真面目に投稿です。数日前にもうひとりのOGであるFからメールが来て、最近ストックホルムに引っ越して来た日本人で、協力隊のファンだという人に会ったから、3人で一緒に食事をしようという提案でした。Fは、協力隊経験者は良い人たちだからファンもいるとのたまわっていましたが、我が身を振り返るとちょっと怪しいなと思います。自分が特別邪悪な人間だとも思っていませんが、良い人だと言い切れるかと聞かれたら、やっぱりそうじゃないなぁという感じです。まだどこで食事をするかは決まっていないのですが、食欲の秋ですから、協力隊のファンという方と美味しいものを食べたいです。

木曜日には、仕事のためにストックホルムに来た地方在住の友達Sさんと晩御飯を食べました。Sさんは昨年のノーベル賞レセプションで初めて会った人で、昨年のノーベル賞受賞者のひとりだった梶田先生の元同僚という人で、彼女の取りなしで私も梶田先生と一緒に写真を撮らせていただくことができました。Sさんとはその後メールやフェイスブックでコンタクトを取っているのですが、彼女は宇宙物理学が専門という才女です。オーロラの研究をしていたそうですが、現在は研究からは遠ざかっているそうです。ただブログでオーロラのことをよく書いているので、私はそんな彼女に刺激を受けてオンラインコースで天体物理学を学び始めたのです。ところがSさんによると、彼女の専門である宇宙物理学と、私が始めた天体物理学は似ている部分もあるけれど、結構違う学問分野だとのことです。

今日の日曜日、私は天体物理学と格闘していますが、数式を自分で書いて解けるようにすることは諦めました。ただ理論の枠組みがわかればいいということで満足することにします。基礎コースだし、わかりやすくビッグバン理論を説明されれば理論自体は理解できるのですが、様々な数式が出て来るとお手上げです。だいたい分子や分母の中にまた分数が入っていたりすると、どうもややこしくなって来ます。何しろ数学は高校以来やっていないのですから、このコースに出て来る数式を理解するためには数学と物理もやり直さなければなりません。しかし学問の秋ですから、私は頑張るのです。早くこのコースを終えて、次に予定している動物行動学のコースに取り掛かりたいと思っています。

そして今朝、もうひとつ学んでみたいものに出会ってしまいました。それは川柳です。私は和歌とか俳句とか川柳などは嗜んだことがないのですが、今朝フェイスブックでシルバー川柳を紹介している記事を見て、川柳ができるようになりたいと思ったわけです。選ばれていた40のシルバー川柳を読んでみたら、少し自嘲やジョークを交えながら、老いるということを楽しんでいるお年寄りの姿がありありと目に浮かび、老いをそのように楽しむ人たちって素敵だなと思ったのです。それで私もそんな楽しいものを作ってみたいと考えたのでした。私自身老いるということに対してマイナスのイメージは全然持っていなくて、髪も染めずにいるので、84歳で髪を真っ黒に染めている母の方が若く見えるのではないかと思うくらいです。私が出会ったスウェーデン人の中には、老いるということを異常に恐れたり、マイナスのイメージを持っている人たちがいます。ある時以前の勤め先の高齢の准教授が、老いに対してとてもマイナスなことを言っていたので、でも人間年取ればそれだけ知恵者になったり賢者になったりできていいのでは?と話してみました。すると相手の返事は、老いるということはそれだけ死に近づくことで、悪いことだと言うのです。ちなみにスウェーデン人は死というものをとても恐れ、私たち日本人のように日常的に死という言葉を口にすることはなく、忌み嫌っています。人間みんな一度は死ぬのに、とても不思議な人たちです。

さて話が逸れましたが、こうして学問の秋も満喫しています。芸術の秋はどうかというと、2週間前からヴァイオリンのレッスンが始まり、自分で楽器の練習をするという実践をしています。セビリアの理髪師のオペラと、バレエくるみ割り人形も予定が入れてありますが、この秋は芸術鑑賞は今のところちょっと少なめです。これからいくつか予定を入れるかもしれません。ヴァイオリンの方は、先生が弾くキラキラ星(あのキラキラ星です)のメロディーに合わせて、指はまだ使わずにG 線、D線、 A線で伴奏をつけるというものです。私はアパートに住んでいるので、ヴァイオリンの練習をするのには気を使います。いつも浴室でやっています。上の階も下の階も同じ場所が浴室になっているので、ここで練習すればそんなに迷惑をかけないのではないかと思っています。それに浴室には鏡があるので、自分の弾いている姿を見ながら姿勢を直したりするにも便利です。

11月には友人たちを呼んで、我が家で”ブータンの夕べ”というのをやる予定です。私たちは夏に旅行した国の料理を作って、秋に自宅で友人たちと楽しむということをやって来ました。だいたい暗くて寒い冬が本格化する11月ごろに行います。10月はまだ紅葉も綺麗だし、天候もまあまあいいので外で楽しむチャンスも結構あります。12月はキリスト教にちなんだ行事が結構あり、こちらもなかなか楽しい月です。それにひきかえ11月は暗くて寒いだけなので、何か楽しいことをやるにはもってこいです。友人たちも、ブータンの夕べは11月のつまらない時期がいいと言っています。辛いブータン料理(もどき)を作って友人たちと楽しみます。
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