38107F到着、2009年度増備完了

2009年11月29日 | 西武30000系『スマイルトレイン』

 30000系電車の2009年度増備分は8両編成2本であるが,1本目となる38106Fが11月1日に,そして11月29日には2本目となる38107Fが西武鉄道へ到着した.これにより30000系電車は現時点で8両編成7本,2両編成3本の計62両となった.
 
 西武鉄道内の甲種車両回送は従来通り牽引機のE31重連で実施されたが,同機は今年度一杯(次期ダイヤ改正時)で引退が噂されており,30000系を牽引する区間の沿線には運転時間が前回同様日中とうこともあり普段以上にファンが集まった.
写真左:11月29日に新鶴見から牽引を担当したJR貨物EF65 1064(武蔵野線北府中)
写真右:E31重連による甲種車両回送列車の第1821列車(小手指)


 今回の甲種輸送も後部反射板取付と貫通ブレーキ管仮設され独特の“顔”になった.(写真右)

 前回の38106F甲種車両回送時でもそうであったが,今回も前走りに30000系電車が走行し,32103F+38105Fの10両編成が露払いとして所沢-小手指間を走行している.左の写真は甲種車両回送1821列車の先行電車の第4305電車(池袋→所沢間準急,所沢→小手指間回送電車)
 
 今年度の増備は8両編成2本のみと少なかったが,来年度以降も増備が計画されている.当初120両だった増備計画では8両編成・6両編成・2両編成の3種類の編成であったが,その後10両貫通編成を投入したい意向もあり,増備する本数や両数は今後変更される可能性もあるようだ.


38106Fについて
 11月1日に甲種輸送され西武へ到着し,同月6日と9日に試運転を実施した38106Fは11月9日付けで新宿線車両所南入曽車両基地へ配属された.
 営業運転については諸般の事情により今年中の運転は無い模様であり,活躍は来年以降となる見込み.これに従うと今回到着した38107Fの営業運転も来年以降になるのは必至である.

写真は11月6日に池袋線で実施された試運転

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ギャラリートレイン運転開始

2009年11月29日 | 201系
 中央線開業120 周年を記念して11月29日から中央線用の201系を使用して『ギャラリートレイン』が運転を開始した.
 『ギャラリートレイン』に充当されたのはクハ201-107以下10連のH4で,車内広告スペースに中央線開業当時の駅周辺の風景や中央線を走った車両などの写真が掲示されている.併せて11月28日から実施されている記念イベント『パンチDEラリー』の告知が中吊りに大々的に広告されている.
 
 H4は11月26日の午前中に01T充当後豊田車両センターへ入区,編成を分割し同日に6両,翌27日に4両が交番検査を受けている.同時に交番検査を受けていない編成を使用し八王子運輸区(26日)と立川運転区(27日)の訓練に使用されている.
 交番検査翌日の28日に『ギャラリートレイン』用の車内広告交換を実施し,29日の07T運用から営業運転に充当されている.この『ギャラリートレイン』は12月26日までH4を使用して運転の予定で,一般の車両と同様に中央線や青梅線で運転される.
 写真左は『ギャラリートレイン』初日のH4で中央特快で東京へ向かう(八王子)

  
中央線を走った歴代の車両が蒸気機関車からE233系まで紹介される(写真左・中)
歴史年表もあるが120年の長い歴史のため文字が小さく読みづらいのが難点(写真右)


号車表示(車外)について
 中央線用の2編成の一部車両にステッカー式の号車表示が登場した.
 号車表示は車両の側面に1個所,1両に計2個所あるが,盗難と思われる事象で消失した個所が多く見られた.所属区所の豊田車両センターでは予備札が無いためか補充はされず放置されていたが,11月初旬から消失した個所に写真のようなステッカーが貼付された.
 貼付されたステッカーはカッティングシート等で製作されたようである.白地に黒文字のシンプルなものであるが,数字の書体が従来にない特殊なもので,特に10号車の文字は特徴的である. 
 
 号車表示は普段必要はものではないが,異常時など当該の号車を判断するのに重要なものであり必要不可欠なものである.中央線からの引退が近く,注目される201系は号車札を含め車内の路線図や車両番号プレートの消失が散見され,私を含め201系を大事に思う人にとっては心苦しい状況である.

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外房・東金線で再度ホーム検知装置試運転実施

2009年11月27日 | 201系
 11月25~27日の3日間で京葉車両センター201系を使用し,ホーム検知装置に関するデータ測定のための試運転を実施した.今回は全日とも51が充当された.25・26日が6両で外房線,27日は4両であったが,中間モハユニットを抜いた4両で東金線をそれぞれ運転した.
 
左:外房線での試運転に供された6両編成の51[試9273M 誉田→勝浦]
(上総一ノ宮-東浪見 2009-11-25)
右:東金線は前回同様4両編成だが基本6両から2両抜いて運転された[試9672M 成東→大網]
(東金-求名 2009-11-27)



 今回の試運転では9月29・30日同様クハ200にヘッドマーク取付手摺りへ検知装置が取り付けられた.ヘッドマーク手摺りの検知装置は両端のステンレス製の箱内部に検知子が斜めに取り付けられている.
 千葉県内のホームは首都圏のように均一ではないので従来のように前面下部ステップ付近での検知が難しいと思われ,京葉線用E233系では京浜東北線の検知子設置スタイルが継承されるか注目される.
 9月から開始されたこの試運転は今回で終了した模様で,京葉線へ投入が決定しているE233系へ試験結果がフィードバックされるものと推測される.

検知子収容箱の側面には斜めに検知するため切り欠きが施されている(写真上)
下から覗くと外側に向かって斜めに検知子が取り付けられている(写真下)


■外房線試運転
  
左:試9272M[勝浦→誉田] 上総一ノ宮-東浪見
中:試9275M[大原→勝浦] 浪花-御宿
右:試9276M[勝浦→新習志野] 千葉みなと
(3枚とも2009-11-25撮影)

■東金線試運転
 
左:試9673M[大網→成東] 東金-求名
右:試9674M[成東→新習志野] 東金-求名
(2枚とも2009-11-27撮影)

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スマイルトレイン×コバトン

2009年11月13日 | 西武30000系『スマイルトレイン』
 
 11月14日の埼玉県民の日にちなんで埼玉県のマスコットキャラである『コバトン』と,西武鉄道の『スマイルトレイン』こと30000系電車がコラボしたストラップが発売された.

 コバトンは埼玉県のマスコットとして各方面で活躍しており,西武鉄道のイベントなどにも登場している.また多種多様なコスプレを披露し,『
コバトンガイドライン』には秩父鉄道のSLに乗ったイラストなどもあり見ているだけでも楽しい.ストラップになった鉄道係員のコスプレももちろん存在する.
 一方スマイルトレインについては今更改めて言うまでのもないが今の西武鉄道を代表する電車.ストラップのスマイルトレインは正面の“顔”がかなり悲惨なことになっている(特に眉毛である尾灯)が,誰が見ても30000系スマイルトレインである.

 
パッケージに同封された台紙にはコバトンとスマイルトレインやレッドアローなどいつもの可愛いイラストと共に西武ドームが中央に描かれる.ちなみに右下に書かれた「電車で埼玉を旅しよう!!」と言っている人物,私は知る由もない.

 11月13日発売で1個500円.2000個限定で発売個所が限られているので欲しい方は公式サイトをチェックしていただきたい
「西武電車×コバトンストラップ」を発売(西武鉄道HP)

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黄色い電車のモバイルクリーナー

2009年11月11日 | 西武その他形式他


11月11日から西武鉄道の駅売店で対象のペットボトル入りのお茶を買うと「モバイルクリーナー」がオマケでついてくる.このモバイルクリーナーは西武鉄道と伊藤園の共同企画で全4種類ある.現在も第一線で活躍する西武鉄道の代名詞『黄色い電車』4形式(101系と301系を一括として)の正面イラストが描かれたものである.
 簡単な形式の解説と写真も交え4種類を紹介したい.

101系・301系
 

3ドア・抵抗制御車の101・301系.徐々に数を減らしつつあるが池袋線系統・新宿線系統の両方で活躍,101系らしい力強い走りは今も健在.近年はリバイバルカラーも登場して注目の形式.ちなみに301系は101系の8両固定編成版で外観や性能は同一.

3000系
 

101系・301系とよく似た外観の3000系.正面ブラックフェイスが101系と異なり非分割であったり側面には行先方向幕を装備しているなど異なる点が多い.性能面では制御方式が2000系と同じ界磁チョッパとなる.池袋線の3011Fは銀河鉄道999のラッピングがされて話題を呼んだ.

2000系
 

ステンレスやアルミ車が登場して以降も4ドア車の主力形式である2000系.池袋線・新宿線両方で活躍し,西武を利用していれば見ない方が珍しい.新宿線には戸袋窓無し・正面ブラックフェイスでは無い初期の2000系が配置されている.

9000系
 

2000系が2・4・6・8両編成に対して10両固定編成である9000系.外観は2000系と酷似するが正面の手摺り類が黒色であったり制御方式もVVVFインバータ制御(登場時は抵抗制御)等と違いが多くある.全て池袋線配置で主に同線内を急行や準急などで運転されている.

 
 個人的には是非とも30000系をラインナップに加えて頂きたいので今後の展開に期待したい.

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新宿線内試運転(38106F)

2009年11月09日 | 西武30000系『スマイルトレイン』
 11月9日に38106Fが新宿線内で試運転を実施,西武新宿-本川越間を走行した.
 試運転は南入曽を出発し第9972電車として西武新宿へ運転,折り返し第9971電車で本川越まで運転された.下りの第97971電車は種別を「急行」として運転したが,途中東伏見で1番線に入線し定期電車を数本待避した.本川越到着後は折り返し第9974電車として南入曽まで運転し入庫した.午後にも試運転が設定され南入曽-本川越間を1往復(第9755・9756電車)運転している.

 新宿線内で車両性能試験のため走行する38106F.写真は田無に到着する第9972電車で種別は準急とし上石神井まで各駅に停車した.
 
写真左は東伏見1番線に入線する第9971電車.この駅と折り返しの西武新宿,鷺ノ宮の各駅では38102Fと並んだ.
写真右は新所沢に到着する第9971電車でこのまま本川越まで各駅に停車しながら運転された.

 30000系のチャームポイントである車内貫通ドアのガラスに施された衝突防止の『タマゴ』表示.この編成では以下の2種類が発見できた.

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新宿構内跨線橋架替工事切替に伴う中央線運用変更

2009年11月07日 | JR(国鉄)関係


 11月6日夜間から8日早朝にかけて新宿構内にある跨線橋架替工事の切替が実施され,7日は全日にわたり中央線の快速が運休した.これにより中央線快速電車は終日各駅停車で運転,201系はH4が変21T運用に入り白昼「各駅停車」表示で運転した.
 
写真左:9721T(東京754→青梅926) 立川
写真右:9920T(青梅931→東京1059) 西立川

 
写真左:9121T(東京1104→豊田1212) 立川
写真右:9220T(豊田1224→東京1329) 立川


 
 終日快速が運転されなかったため中央・総武緩行線も大幅にダイヤが変更された.一部は早朝深夜しか乗り入れを行わない三鷹以西へも運転され,209系500番代が朝間に立川まで運転された.(写真左:立川)
 ダイヤが変更されたため列車番号も通常とは変わり9000番代となり,列車番号が表示されるE233系やE231系では通常と異なる事が認識出来た.
 
写真左:飯田橋,写真右:代々木

 新宿駅が工事で中央線特急ホームが使用できないため中央線の特急「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」は中野発着に変更された.日中に実施する跨線橋架替工事の切替は今回で最後のため中野行表示は見納めになる可能性も高い.(写真:立川)
写真は全て2009-11-7撮影
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池袋線内試運転(38106F)

2009年11月06日 | 西武30000系『スマイルトレイン』
 11月1日に西武鉄道へ到着した新車の38106Fが6日に池袋線内で試運転を実施した.同編成は前日までに小手指車両基地内にて各種試験及び試運転を実施しており,今回が初めての自力での本線走行となった.
 試運転は小手指-仏子間を1往復のみで入庫.午後には小手指から南入曽へ回送され,南入曽車両基地へ入庫した.来週には新宿線内で試運転が予定されており西武新宿-本川越間を走行する.
 
写真左:池袋線内の下り試運転電車(第9701電車) 狭山ヶ丘
写真右:同じく上りの試運転電車(第9702電車) 稲荷山公園


写真:午後には小手指から第9804・9853電車で南入曽へ回送された. 航空公園

写真は全て2009-11-6撮影


池袋用編成の38104F+32102F 西所沢にて
 
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2009年度増備第1陣が到着(38106F)

2009年11月01日 | 西武30000系『スマイルトレイン』

 西武鉄道の2009年度新製車両として30000系電車を16両(8両編成2本)製造する計画であったが,11月1日にその第1陣となる車号38106号車(以下:38106F)が甲種輸送により到着した.
 製造所である日立車両製作所の下松からJR線を電気機関車で牽引され10月30日に出発,翌11月1日には武蔵野線新秋津に到着し西武鉄道の牽引機E31へ受け渡された.新秋津からE31に先導され新秋津-所沢間の短絡線を経由し池袋線小手指車両基地まで回送された.
 
真左:EF65のエスコートにより西国分寺を通過する.前日の牽引はEF66が担当した模様(→参照:トレインオブザベイション
写真右:去就が注目されるE31重連により新秋津から小手指へ向かう第1821列車(所沢-西所沢,14:20頃撮影)

 
真左:新秋津で西武鉄道へ引き渡される.101系改造の牽引電車の使用開始が予定されているのでこの様なシーンも見納めになる日は近い.余談となるが手前に見える屋根は10月7日に三鷹車両センターから回送されたクモヤ145-118.
写真右:30000系は貫通ブレーキを使用させるため連結器周りにジャンパ管等が仮設された状態であった.今回青色の保護シートは機関車連結側の車両(クハ38106)のみであったため非連結側(クハ38806)は後部標識板等が取り付けられ他状態であったが特徴的な顔を見ることが出来た.(所沢-西所沢)

 
増備された30000系は9編成目(8両6本,2両3本)となるが,現時点で確認した限りでは外観に大きな変化はなく,屋上のクーラやパンタグラフ周りも同形状となる.(写真:3枚とも新秋津)

38106Fが到着した11月1日の午前中に秋津で人身事故があり池袋線は大きくダイヤが乱れた.そのため午後も事故の余波でダイヤは乱れており甲種車両回送の第1821列車(新秋津→小手指)も若干遅れての運転となった.普段の日中に見ることのない9000系や2000系10両編成による各停が運転されていたと共に,第1821列車の先行電車として30000系が2本立て続けに運転,新しく迎え入れる兄弟の為への露払い走行とも思えた.

写真:ダイヤの乱れた中で急行飯能行として運転された32103F+38105F.この直後に上り線を以下の2編成が池袋方面へ通過していった.(所沢-西所沢,12:58頃撮影)

 
写真左:本来のダイヤでは第1821列車は通過している時刻であったが38101F+38103Fの急行が通過した.(所沢-西所沢,14:14頃撮影)
写真右:その後回送電車であるが32102F+38104Fが通過,新しく加わる38106Fを先導するかのように下っていった.この後にE31に牽引された38106Fが通過した.(所沢-西所沢.14:17頃撮影)

この38106Fは今週中に小手指車両基地内で各種試験後,今週末から来週にかけて池袋線と新宿線でそれぞれ試運転が予定されている.

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