201系の方向幕を動かす

2008年04月11日 | 201系

 鉄道部品販売で頻繁に見かける201系の機械付きの方向幕.買ったはいいけど動かし方が分らない方もいらっしゃるのではないでしょうか.
 そこで方向幕の動かすための配線の仕方について簡単に解説して行こうと思います.なおここに記す方法は参考とし,あくまでも自己責任で作業等を行ってください.これにより破損等があっても当局は一切責任を負いません
 電気工事の知識も多少必要ですので予め念頭に入れておいてください.また当局へ質問もお答えしかねますのでご了承下さい.

方向幕機械単体で動かす
 指令器自体販売数が少ないため入手が困難で所持している方は多くないはず.201系の方向幕機械は裏側にあるスイッチで上下動させる事が出来ます.(スイッチを扱っている間だけ動く)
 プラグが付属していれば2番と3番のピン(下のイラストも参照)にコンセントからの電源を入れれば,蛍光灯が点灯します.幕の位置が巻き始め,巻き終わりの位置の場合蛍光灯が点灯しない事がある(巻き過ぎ防止のため)ので手動で幕を行先表示のあるコマまで動かしておきます.
 下の写真,赤い矢印部分を右のような状態にすれば幕はカラカラと手で回す事が出来ます.

 裏側の左(モータの上)にあるスイッチ2個,左側の大きいものが自動・単動切替スイッチ,右側の小さいものが上下に動作させるスイッチになります.
 指令器で動かす場合は左のスイッチを上に.単独で動かす場合は下に設定し,右のスイッチで動かします.
 ヘッドマークですが,単体で動作させるスイッチがないため動作させるためには必然的に指令器若しくはそれに代替できる装置が必要になります.

指令器で制御する

 まずは実車同様行先指令器を使用した結線の方法です.いつもお世話になっている某氏から,上記イラストのように前面と側面の方向幕各1台とヘッドマークを指令器で動作させる配線が欲しいと依頼がありました.折角なので製作した品物と配線図も簡単に記載します.


製作した品物.
 前面と側面の方向幕は専用のコネクタを用いてあります.最近では機械に付属して販売されているので,それを流用できます.もし付属してない場合は秋葉原のパーツ店で購入出来ます.形式は「NCS-406-P」(メーカー:七星科学研究所)です.1500~2000円程度で購入できます.綺麗なほうがよい方や,付属品がボロボロの場合は購入したほうが良いでしょう.
 電線は1.25SQを使用していますが,これより細くても実用上問題ありません.当局の物は0.75SQの電線にしています.(中継端子箱から方向幕,指令器へは1.5m程度の長さにしてあります.)

◆ヘッドマーク端子

 ヘッドマークについては専用のコネクタがないので,直接端子に配線するようになります.(上記写真は裏側からの撮影)
 以前当局で所持するヘッドマークにコネクタ・プラグを取り付けましたが,今回は簡易的なコネクタを用いました.使用したのは自動車用のコネクタで,簡単に入手できる品物です.
(→
電照式HM機械のプラグ化

 但し通常販売されているものは2本用と4本用しか見当たりませんでした.方向幕・ヘッドマークは5本必要なため,それぞれ1個づつ組み合わせて使用しました.2本用に電源を,4本用に指令条件(3本のみ使用)とし,長さを若干変えて誤接続防止の対策もしました.(もっともコネクタ形状が違うので間違える事はないと思う)
 こうする事でわざわざ端子から電線を取外したり取付けたりする手間が省けます.

◆指令器裏側の端子

指令器の裏側にある端子盤に5本配線します.真ん中の3端子(S10',S1',U0')は指令器1台の場合使用しません.

指令器と方向幕1台の場合は最初のイラストのような中継端子は必要なく,下記イラストの配線で動かす事が出来ます.


■配線図

 今回製作したものの簡単な配線図です.イラストは方向幕1台とヘッドマーク1台ですが,中継端子に増設したい分を追加すれば2台以上動かす事が出来ます.
 電流値は計測していないので何台も動かす場合は電流容量も注意してください.

 ざっとこんな感じです.
 冒頭にも述べましたが自己責任で.電気を扱うので感電やショートにも注意,火災の原因にもなりえますので.
 各端子の配線は圧着端子を専用工具で施工しています.工具類は結構高価なので知り合いに電気工事関係の方がいれば相談してみるの一考かと思います.(なお今回製作した中継端子にはワゴ端子を使用しています.)

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