試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3500形モハ3554[3556F] 3次車 朱帯色 後期仕様 PT-43S形パンタグラフ搭載,側面行先表示器基準幕化

2017-07-07 21:43:01 | 京成線:3500形
再開。

TOMYTEC製京成3500形3556F朱帯色後期仕様の第二次整備はモハ3554の下廻り整備までで止まっていた。
待ちに待ったグリーンマックス製PT-43S形パンタグラフが着荷し作業を再開した。
同時にTOMYTEC製TM-06R動力ユニットも届いたためモハ3554を先発させた意味がやや薄れている。


京成3500形モハ3554 3次車 朱帯色(3556F:パンタグラフ撤去済)。

下廻りは全て作業を終えており残るは車体関連の整備となる。
グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフ待ちの間に座席部品と台枠はしっかり溶着された。
一体化を施した効果で床板一式の剛性は高まった。
待機中は車体と嵌合させ留置していた。
再分解時でも分離せずばらばらにならないのは利点と言えよう。
床下機器部品の固定方式変更も今の所は影響無いと思われる。


再入工したモハ3554。

TOMYTEC製3500形の車体分解は3592F現行色後期仕様(3592F-1)入場以来となる。
念のため過去の整備記録を確認し手順を確認した。
3592F現行色晩年仕様(3592F-2)では屋根板のビス締結が廃止された構造に戸惑った。
屋根板は車体中央寄の嵌合爪を中心に固定されている。
モハ3591(3592F-2)では嵌合爪を曲げそうになり焦った。
しかしその後7両を竣工させており力加減はある程度掴めていた。


ヒューズボックス以外を溶着した屋根板。

嵌合爪の負荷を考え山側の爪を浮かせた後に海側を取り外した。
臍嵌合部は車内側から押し出し屋根板を撤去している。
先ず屋根上機器類の溶着から手を着けた。
クーラーキセは全て一度取り外し屋根上を清掃してから再搭載した。
屋根にクーラーキセが接した事を確認し嵌合爪の両端から流し込み接着剤を投入し固定した。
ランボードはモハ3591(3592F-2)で取付不具合が見られたため溶着を標準化している。
なおモハ3554の避雷器は傾き易く不安を抱き急遽固定対象となった。
モハ3591,モハ3590(3592F-1,3592F-2)の避雷器は安定感があり個体差かもしれない。
結果ヒューズボックスを残し製品標準の屋根上機器類は溶着された。


整備を終えたモハ3554用屋根板。

最後にグリーンマックス製PT-43S形パンタグラフを搭載させる。
パンタグラフ固定はゴム系接着剤を起用するため屋根上機器類溶着とは別工程とした。
3592F-1,3592F-2ではパンタグラフ取付脚にゴム系接着剤を絡め取付を行った。
しかし挿入時に屋根上取付孔周辺へ付着するゴム系接着剤除去の手間を要した。
そこで屋根板取付孔裏側のリブ周辺へ幕を張るようにゴム系接着剤を塗布する方式へ改めている。
グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフの取付脚は幕を突き破る事無く収まった。
取付脚を面で支える構造に変わり撤去は容易になると思う。
ただ強度に不安が残るため定期的に確認する必要があるだろう。


全窓セルが撤去されたモハ3554。

3592F現行色では側面窓セルの撤去に苦戦した。
想定以上に窓枠との寸法が合致しており妻面窓セルのストッパーとを併せて嵌合を固くさせていた。
ところがモハ3554の側面窓セルは容易に取り外せている。
当初から側面窓セルが妻面窓セルのストッパーから外れていたお陰で滞りなく撤去を終えた。
3500形の構造は製造ラインでも苦戦しているらしい。
先ず車体窓枠の清掃に手を着けた。
塗装仕上げは3592F現行色とほぼ同等で各部に塗料滓が残っている。
塗料滓は一度爪楊枝で浮かせた後に細綿棒で除去した。
続いて側面行先表示器の基準幕化を行った。
当初はペイントリムーバーで製品印刷を除去するつもりでいた。
しかし幕間の再現が失われるのが惜しく青マッキーでの上塗りに変更している。
仔細に見ると[通勤特急 西馬込]が読み取れる。
車体への組込後目立つようであればペイントリムーバー式に戻さざるを得ないだろう。
最後に車体をクロスとエアーダスターで仕上げ組立に戻った。


第二次整備を終えたモハ3554。

撤去が容易だった側面窓セルの組み付けは逆に苦しいものとなった。
やはり妻面窓セルのストッパーを通り越させるのが難しい。
車体にはコルゲート板再現があり無理に力は加えられない。
行き詰まったためクロスを2枚持ち出し側面窓セルと車体隅柱を挟み込み装着に漕ぎ着けた。
屋根板は車端部の位置を合わせ軽く臍嵌合部へ差し込んだ後に嵌合爪を押し込んでいる。
これで上野寄,成田寄共に妻面との間隔は大凡揃えられた。


基準幕に見える[通勤特急 西馬込]。

側面窓セルの装着は上手く行った模様で一体化済の床板はしっかり嵌合できた。
その後気になっていた側面行先表示器基準幕化の具合を確認した。
側面行先表示器部はHゴム支持再現が車体モールドでセルが引き込んだ状態になる。
これに救われ[通勤特急 西馬込]は視認できない。
その代わり肝心な幕間も埋没し従来方式と変わらない結果になってしまった。
亜流の基準幕化になったが3556Fは全車上塗りで対処したい。




モハ3554朱帯色後期仕様(グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフ搭載,金属車輪装着,側面行先表示器基準幕化)。

紆余曲折があったもののモハ3554が竣工した。
グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフ搭載により入場前の場末感は廃されている。
やはり京成形式には黒色のパンタグラフが相応しい。
代替品を起用せずに待った甲斐があったと言えよう。

TOMYTEC製TM-06R動力ユニットが入手できたため次の入場はモハ3555に決定した。
動力ユニットの構造変更は無いと思われ作業は捗ると思う。
少しでも時間を稼ぎ整備項目の多いモハ3556,モハ3553の入場に備えたい。
ジャンル:
模型
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