試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

元交通営団5000系5045,5846[元46F] 新木場CR入換車 行先方向幕交換:自作ステッカー

2015-05-02 22:44:33 | 5号東西線,営団線
自作。

マイクロエース製元交通営団5000系46Fは41Fを種車に新木場CR入換車化した。
Hゴムの色挿しや改番で一段落したはずだった。
せっかくプロトタイプが合致したが何処か足りなく感じていた。


元交通営団5000系46F 新木場CR入換車。
元46F:5846-5322-5045

それは透過性が高過ぎて判読性に劣る方向幕のせいだった。
これを何とかするには自作するしかなくPhotoShopで方向幕を描き始めた。
[回送]幕だけでは用紙が勿体ないため交通営団5000系61F非冷房車用等も合わせて製作する。
フォントはようやく手に入れられたゴシック4550で所謂営団フォントである。


交通営団5000系用方向幕原版。

プリンターとの相性が何となく掴めてきた。
元46F用には影響無いが61F用はやや明るめの濃紺としている。
中間色だけがプリンターの性能に左右されるため[回送]幕には何の影響もない。


出力したステッカー。

印刷すると予想通り暗めの色合いで出力された。
61F用は試作品だったがこのまま使用できるだろう。
出来上がった[回送]幕を元5045,元5846へ貼附する。


入工中の元5846,元5045 (マイクロエース製ステッカー,自作ステッカー)。

その結果比較にならないほど視認性が上がった。
マイクロエース製ステッカーを正確に採寸したがステッカー自体が一回り大きかったらしい。
そのため上下左右ともに実寸より小さめにカットしている。
そして自作しなかった運行番号幕は一度ステッカーを剥がしてプリズムに白を挿した。
そして完全に乾く前にステッカーを戻す。
こうすれば剥がれる確率も下がると考えた。
初期の下手な貼付が幸いし傷めずにステッカーを剥がせたのは皮肉である。
行先方向幕,運行番号幕共に表示が視認できるようになった。
自作した行先方向幕は当然だが運行番号幕は透けるマイクロエース製ステッカーの悪癖を逆手に取った。
駄目元での色挿しは吉と出てくれた。
元5045で問題が無かったため元5846も同様に交換を行った。




元46F (行先方向幕交換)。

行先方向幕の主張が強くなったせいか元5846の黒Hゴムが全く目立たなくなってしまった。
手に取れば判別できる程度でこれは計算外である。
アクセントが1つ薄れてしまったのは残念だった。

最後に点灯試験を行う。
厚手の自作方向幕ステッカーと色挿しした運行番号表示器の効果を期待して点灯させた。


元5045 点灯試験(常光下)。


元5045 点灯試験[96S 回送]:前照灯。
※尾灯同時点灯試験実施→失敗。


元5045 点灯試験[96S 回送]:尾灯。

しかしマイクロエース純正の強力発光には敵わなかった。
何れも常点灯+α程度の電流しか流していない。
ステッカー交換前と全く同じ状態で唖然とした。
白地の[回送]幕も影響したと思う。
もう少し効果があると思ったが減光対策を練らなければならない。

点灯させると全く変わらないが静態時の見附は大幅に向上した。
今回は普通光沢紙で発色が良くその存在感を強めることができたとは思う。
このままマイクロエース製行先方向幕を廃止する方向である。
交通営団5000系61F:自作ステッカー,東京地下鉄63F:クロスポイント製ステッカーを使用したい。

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