試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3500形モハ3501[3504F] 1次車 朱帯色 後期仕様 運行番号・種別・行先表示器貼附,種別表示板取付

2017-01-05 21:07:38 | 京成線:3500形
到達。

マイクロエース製京成3500形3504F朱帯色登場時仕様はモハ3501の竣工で後期仕様(3504F)化を終える。
M2車は同時リリースの3500形更新車入場に比べ時間を要さない。
但し運行番号表示器の処理が異なるため時間的余裕のある日に入場させた。


京成3500形モハ3501 1次車 朱帯色 登場時仕様。

3504Fの運行番号表示器は自作ステッカーを用いている。
運行番号は[B53]に決定しているが残1と厳しい状態にあった。
マイクロエース製3300形特急成田山号仕様整備前に原版の[B53]を潰してしまい再製作には一手間を要する。
そのため何としても成功させたい。
実際に使用する部分はほぼ運行番号幕部のみで切り出しが鍵を握る。


入工中のモハ3501。

すっかり慣れた側面窓セル撤去だが最後まで慎重を期した。
ここまで順調に推移しており気分良く竣工させたい。
幸い流し込み接着剤の投入量は控え目だった。
尚且つ厄介な場所ではなくニードルで剥離を終えた。


労することなく撤去できた側面窓セル。

側面窓セルの取り出しは側面行先表示器部に気を付けただけだった。
Hゴムモールドの都合で更新車に比べ若干難易度が上がるものの基本的には変わりない。
3500形系列初入場だった3517後期仕様(3520F-3)で手こずったのが懐かしく思える。
やや嵌りの固かったプリズムケースを撤去し運行番号幕貼付に移る。


位置調整中の[B53]:自作ステッカー。

自作ステッカー最後の[B53]は切り出しに失敗した。
僅かに天地が不足し運行番号表示器枠内に隙間が生じてしまった。
ジャストサイズで収まったモハ3504(3504F)では不要だった位置調整に迫られている。
運行番号表示器用プリズムは表示器枠に対して若干の余裕がある。
漏光を生じさせないようプリズムへライトを照射しながらステッカーを合わせた。
その結果ぎりぎりながらプリズムを覆えた。
これで運行番号表示器ステッカーの再製作は回避できた。
今後の製品リリースに備え雑多になった運行番号を整理し再出力した方が良いかもしれない。


大幅に引き込む[普通 押上]幕:グリーンマックス製ステッカー。

モハ3504は前面行先表示器ステッカー貼付を車体組立後に行った。
しかし車体を組んでしまうと微調整が難しくモハ3501では床板嵌合前に改めた。
グリーンマックス製京成3150形側面行先表示器用ステッカーを切り出しHゴムモールド内に落とし込む。
位置は一度で決まり殆ど動かす必要は無かった。
それにしても何故底面がこれほど深い位置なのか疑問を抱く。
始めから判っていれば白色ラベルのステッカーベースを先に貼付し底上げしていたと思う。




表示類の整備を終えたモハ3501。

車体組立後にゴム系接着剤で種別表示板を設置した。
富士川車輌工業製ステッカーの普通[]種別表示板は種別表示板挿しが再現されている。
しかし種別板ベース断面を赤マッキーで塗り潰した際にインクが滲んでしまった。
少々勿体ないことをやらかしたがプロトタイプが微妙なため継続使用とした。


モハ3501 点灯試験[B53 普通 押上]:前照灯。


モハ3501 点灯試験[B53 普通 押上]:尾灯。


モハ3504 点灯比較[B53 普通 押上]:3504F。

第一次整備時にスイッチをOFFに切り替えており通過標識灯は点灯させない。
運行番号表示器は調整の甲斐あって幕周りからの漏光を抑えられた。
モハ3504と同等の点灯具合に至り自作ステッカー採用も悪くなかったらしい。
前面種別・行先方向幕はどうにか視認可能な状態を保っている。
グリーンマックス製3150形用ステッカーはフィルムながら印刷面がやや厚い事が幸いしたと思う。
富士川車輌工業製ステッカーであれば異なる行先表示器点灯状態になっていただろう。




モハ3504朱帯色後期仕様(3504F:側面行先表示器青地基準幕化)。

3504F朱帯色登場時仕様はモハ3504の後期仕様化で全車消滅した。
試作品の出来映えを確認し悩んだ上での導入決断だった。
導入計画時から後期仕様化が前提で頓挫すると自由度が極端に低くなる可能性があった。
無事朱帯色後期仕様として出場を迎えられ他形式との離合が楽しめると思う。

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