試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3150形3158F,3190F 新赤電色 4+4編成 (2+4編成,4+2編成対応)

2016-10-31 21:19:57 | 京成線出場
臨機応変。

グリーンマックス製京成3150形3158F,3190F新赤電色が出場した。
基本組成は3158F+3190Fだが3190F+3158Fにも対応している。
やはり中間車が動力車だと組成自由度が高い。




京成3150形3158F+3190F 新赤電色。
3158F-2:[3158]-[3157]-[3156]-[3155]+[3188]-[3187]。
3158F-3:[3158]-[3157]-[3156]-[3155]+[3190]-[3189]-[3188]-[3187]。

3158F+3190Fは[A51 急行 東中山]とした。
[東中山]は何時か登場させたかった行先で製品仕様と合致した。
入場待が長かったのはダイヤデータが見つからず運行番号がなかなか決まらなかった事が絡んでいる。
[A21~],[A51~]まで絞り込んだが変更時期が判断できなかった。
8両編成末期は[A51~]であり基本組成(3158F-3)に合わせ[A51]を選択している。
なお4+2編成(3158F-2)も組成可能でプロトタイプは1984年3月~1994年4月と幅広くなる。
東中山行区間急行の8両編成化は1989年1月でそれまでは6両編成運用だった。
モハ3155は4+4編成のドローバー連結を廃するためTNカプラーSPの前進取付を施した。
その付帯効果で6両編成の区間急行も再現可能になっている。
前途の通り運行番号変更時期が不明なため6両編成は[A51]ではないかもしれない。


3190F+3158F 新赤電色。
3190F-2:[3190]-[3189]-[3188]-[3187]+[3156]-[3155]。
3190F-3:[3190]-[3189]+[3158]-[3157]-[3156]-[3155]。
3190F-4:[3190]-[3189]-[3188]-[3187]+[3158]-[3157]-[3156]-[3155]。

一方3190F+3158Fでは[=通勤特急=]が初登場した。
行先表示類は[55K =通勤特急= 佐倉]で初登場種別と少数派行先表示が組み合わされている。
運行番号の[55K]は3170F現行色後期仕様(3170F-1)併結用に決定したものだが交換は行わなかった。
[=通勤特急= 佐倉]は[55K]での運行実績がある。
ただこの時代に合致しているかは不明なままとなった。
3190Fは動力車が無い代わりに4+2編成,2+4編成の6両編成が組める。


モハ3189+モハ3158 (3190F-3)。

2+4編成を3158F+3190Fで組成するには動力ユニットを移設する必要がある。
台車は3158F-1,3190F-1ともKS-116で動力車の振替えを出来ないことはない。
しかしモハ3155(3158F-1)のライトスイッチ切替も含まれるためそこまで手間を掛けたくない。
よって2+4編成は3190F-3だけの存在とする。


モハ3187+モハ3190 (3190F-4)。

[=通勤特急=]も6両編成と8両編成が組成できる。
前尾灯非点灯が非常に惜しまれるが仕様上止むを得ない。
何とかライトユニットが入手出来ると嬉しい。


3158F-1:[3158]-[3157]-[3156]-[3155]。


3190F-1:[3190]-[3189]-[3188]-[3187]。

3158F,3190F共に標準的な新赤電色編成に仕上がった。
3150形は途中で一部英字併記行先方向幕に交換されたが[東中山],[佐倉]を選択しており年代への影響は無い。
3194F現行色前期仕様は3182F新赤電色と組ませる狙いで[UENO 上野]から[津田沼]へ再変更したが正解だったと思う。


3182F,3158F-3。


3194F,3158F-3 (現行色前期仕様,新赤電色)。

3194F現行色前期仕様(3194F)は3000系列現行色グループで数少ない離合に適した編成である。
製品は後期仕様だったが3170F+3162F現行色との差別化を目的に前期仕様へ改めた。
その後3182Fとの混色編成へ繋がり新赤電色グループとも違和感の無い存在になった。
現有主力形式の3300形も3308F現行色前期仕様が出場しており1編成だけだがプロトタイプが被ってくれた。


3300形3308F,3190F-4 (現行色前期仕様,新赤電色。

3000系列新赤電色グループ全てをカバーできるのが3158F,3190Fの強味だろう。
1000形中期仕様では[(千葉) 大森台Omridai]幕が合致しなかった3200形3264F新赤電色も今回は離合に齟齬が無い。
この他1000形,3400形3408F,3700形3708F等同時期に存在した編成が多いのも特徴である。


3400形3408F,3190F-4 (登場時仕様,新赤電色)。

種別・行先表示とは対照的に外観の特色は乏しい。
この当時は3000系列の更新修繕が進行中で編成単位の個性は殆ど見られなかった。
せめてKS-116とFS-329が混在する4+4編成なら面白かったと思う。


3158F-1サイドビュー(モハ3155)。


3190F-1サイドビュー(モハ3187)。

当初京成3000系列の新赤電色は3150形3182Fだけに絞る予定だった。
その予定は大きく変わったが大半を中古製品が占めており3158F-3もその流れに従っている。
今のところ京成3000系列の新製品告知は無く新製投入の確率は低い。
拡大し続けた3000系列もこれで一段落を迎えると思う。

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