試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ103-198[ラシ333F-2] KATO製サハ103形用台枠復旧 (元クハ103-114 廃車発生品転用)

2017-05-14 21:10:09 | 国鉄/JR103系
活路。

KATO製103系一般形サハ103-196(ラシ305F-3)を廃車発生品により純正台枠に復帰させた。
サハ103-196の他にも床板を変則組み付けとしたサハ103形が多数在籍している。
今入場ではサハ103-198(ラシ333F-2)の床板復旧に着手した。


JR103系ラシ333F (1993/10)。
ラシ333F-2:Tc773-M416-M'572-[T180]-M417-M'573-[T198]-[M156]-[M'289]-Tc786。

ラシ333Fはベンチレーター無塗装車のモハ103-416+モハ102-572,モハ102-573が目立つ存在である。
ベンチレーター無塗装車は他に在籍しておらずラシ333Fだけの特徴だった。
編成の個性はラシ305F-3に引けを取らない。
KATO製サハ103形用台枠を起用できなかった他のサハ103形を抑え優先的に入場させた。


サハ103-198(ラシ333F-2)。

サハ103-198もサハ103形後期竣工車に該当しサハ103-196よりも部品捻出に難儀した。
床板は変則3pcs式で千葉寄だけにグリーンマックス製センターピン部を起用している。
車体の動揺は激しくないものの千葉寄台車の取付精度が悪いらしく斜行する傾向が強かった。
走行時には脱線しているように見えるのが難点でこれの解消を図る。


千葉寄だけグリーンマックス製台車を履くサハ103-198。

KATO製サハ103形用台枠は元クハ103-114(元ツヌ302F-2)の廃車発生品を用いる。
元クハ103-114も塗装変更車で出来映えが悪かった。
塗装状態は元クハ103-113(元ツヌ302F-2)を下回る。
前面破損こそ至らなかったがKATO製101系用LP402取付でバランスの崩れた前面になった点は変わらない。
屋根板の歪みも生じておりクハ103-113と同時に廃車となった。


廃車となった元クハ103-114(元ツヌ302F-2)。

元クハ103-114も元クハ103-113に続けて解体された。
台枠は偶数向クハ103形からの転用で方転が必要になる。
しかし嵌合爪位置に左右されないため無加工でサハ103-198へ装着が行える。
元クハ103-114は車体を除き予備品としKATO製103系一般形の補修用に廻す。
車体も前面窓セル,銀河モデル製ワイパーが再用出来るため当分は廃車体として残る。


解体された元クハ103-114。

元クハ103-114で使用されていたウエイトは防錆措置を施していなかった。
表面は激しく錆付き元クハ103-113用ウエイトとは対照的な現状を晒け出した。
ウエイトも保管品に廻すため錆除去を行った後にマッキーで塗り潰す予定である。
KATO製103系一般形には防錆措置を採っていない車両が多く存在すると思われる。
順次保管品と玉突きを行い交換したい。


入工中のサハ103-198。

元クハ103-114の解体が終了しサハ103-198の台枠交換に着手した。
前途の通り千葉寄がグリーンマックス製センターピン部ごと取り付けられている。
中野寄はKATO製センターピン部側面窓セル嵌合に不安を感じたせいか接着固定されていた。
そのため容易に撤去出来たのは床下機器部だけに限られている。
中野寄センターピン部は嵌合爪部へのゴム系接着剤塗布で留められており接着剤を切り裂き取り外した。
一方の千葉寄はサハ103-196とは異なり補強梁に対して僅かな空間が設けられていた。


プラ板を介して固定されていたグリーンマックス製センターピン部。

補強梁の丸孔には流し込み接着剤の広がりが見えた。
グリーンマックス製センターピン部固定は全て流し込み接着剤に頼った確率が高い。
そこで補強梁との間に平刃を差し込み反転させた。
すると呆気なくセンターピン部が剥離した。
センターピン部には補強梁幅に合わせたプラ板が接着されており車体不等沈下を防ぐ措置を採ったらしい。
これが幸いしサハ103-196より手早く床板の撤去を終えた。


流用したウエイト (元クハ103-114用,サハ103-198用)。

元クハ103-114で使用していたウエイトは防錆措置前のためサハ103-198から流用する。
何故か床下機器部へゴム系接着剤で固定する意味の無い細工を施してあった。
接着剤が膨大でここでも平刃で切り裂きウエイトを取り出している。
千葉寄のTR62は排障器取付済で交換を要した。
集電板スリットの無い旧LOTのTR62は保管品が少なくこれが最後の1台になった。


旧LOTのTR62 (サハ103-198用,元クハ103-114用)。

例によって車輪はいんちき黒染車輪化を施した。
KATO製非集電車輪はモハ102形のサハ103形編入を多数行ったためまだ余裕がある。
仮に非黒染車輪化に迫られた場合でも十分に対処できる。
KATO製103系量産冷房車は黒染車輪装着車が主力で元に戻す機会は限られると思う。
その点では先に一部をいんちき黒染車輪化した方が効率が良くなるかもしれない。


グリーンマックス製ベンチレーターを装着した屋根板。

サハ103-198はKATO製Assyベンチレーターを取付けていた。
ラシ333F-2にはグリーンマックス製モハ103-156+モハ102-289が組成される。
更にベンチレーター無塗装車が組み込まれるため緩衝を任せていた。
ベンチレーター無塗装車のモハ102-573は銀塗装した効果で形状差異が余り目立たない。
そこでサハ103-198をグリーンマックス製ベンチレーターに交換しモハ103-156に揃えている。




サハ103-198(台枠交換,グリーンマックス製ベンチレーター化)。

屋根板嵌合も問題無く済ませサハ103-198が竣工した。
サハ103-196ではグリーンマックス製床下機器を取付けていたがサハ103-198はその必要が無かった。
入場前との違いは千葉寄TR62がグリーンマックス製からKATO製に変更されただけに見える。
しかし変則3pcs式床板から純正台枠に交換されたため走行性能は大幅に向上した。
試験走行でも斜行は生じず問題点は解消されたと思う。




モハ102-573+サハ103-198 (ベンチレーター無塗装車+グリーンマックス製ベンチレーター搭載車)。

グリーンマックス製ベンチレーター化も編成見附を崩す程ではないと思える。
先ずモハ102-573の無塗装ベンチレーターが目に飛び込んでくる。
加えてグリーンマックス製ベンチレーターもねずみ色1号で塗装されているため無塗装ベンチレーターが引き立った。
まだグリーンマックス製ベンチレーターの保管品が残っており有効に活用したい。


サハ103-198+モハ103-156 (KATO製一般形+グリーンマックス製)。

中野寄はグリーンマックス製モハ103-156と組む。
車体再現が全く異なりこの差は埋められない。
ただグリーンマックス製ベンチレーター化により僅かながら統一感が醸し出せた。
両車とも塗装屋根板で俯瞰からの見附は良くなったと思う。




サハ103-180(ねずみ色1号塗装済KATO製現行LOTベンチレーター化)。

ラシ333F-2のベンチレーター差異を更に薄めるため4号車のサハ103-180も入場させた。
モハ102-573とユニットを組むモハ103-417は現行LOTベンチレーターをねずみ色1号で塗装していた。
しかもベンチレーター無塗装車のモハ102-572との間に挟まれる。
サハ103-180は何故かAssyベンチレーター化されており3両の並びが崩れていた。
そこで転用に苦慮していたねずみ色1号塗装済のKATO製現行LOTベンチレーターへ交換した。
中途半端な数量が残る塗装済現行LOTベンチレーターだが今回に限っては吉と出ている。

塗装済現行LOTベンチレーターはグリーンマックス製ベンチレーターと共に使用機会が限られる。
サハ103-198,サハ103-180と続けてこれらを再用出来たのは大きい。
同時に2両分のAssyベンチレーター確保に至り良い玉突き交換になったと思う。
ジャンル:
模型
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