試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ100-85[ツヌ113F] 再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工 (クモハ100-108[ツヌ118F] 部品相互振替) ※再生産品

2017-03-16 21:14:32 | 国鉄/JR101系
第五弾。

KATO製国鉄101系保留車組成用準備車に関連する車両異動を終えた。
残るはクモハ100-108(ツヌ118F:再生産品)の狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換が壁となる。
交換用種車をクモハ101形,クモハ100形(車体更新車,車両更新車)に絞り再生産品LOT側面窓セルを探してきた。


国鉄101系ツヌ113F (1978/3)。
[ツヌ113F]:Tc74-M242-M'235-T'99-T88-M163-M'c144+Mc180-M'230-T'c85
※再生産品+旧製品。

万策尽きたと思ったがクハ101形,クハ100形も対象に加え再度各編成を見直した。
するとツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)が供出可能候補に浮上した。
ツヌ113Fはクモハ101-144,クモハ100-174(ツヌ115F)の車体更新と連動した十一代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)を種車とする。
そのため先頭に立つクハ101-74,クハ100-85(ツヌ113F:再生産品)は再生産品LOT側面窓セルのまま残されていた。
再生産品LOT側面窓セル装着車の多いツヌ113Fだがクハ100-85はユニットに絡まない。
またクハ101-74は再生産品車両であるが旧製品LOT品に近い広幅Hゴム支持再現側面窓セルを有していた。


クハ100-85(ツヌ113F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品。

ご丁寧に他編成のクハ101形,クハ100形(車体更新車,車両更新車)は旧製品LOT側面窓セルへと交換されていた。
クハ101-74との釣り合いも取れるためクハ100-85とクモハ100-108(ツヌ118F)での側面窓セル相互交換が決定した。
その結果同一LOT側面窓セル同士の入替という珍妙な展開になっている。
KATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品)で繁く見られるHゴム支持再現差異を現す典型例と言えよう。


入工中のクモハ100-108,クハ100-85 (ツヌ118F,ツヌ113F)。
※再生産品。

Hゴム支持再現統一が叶わない場合に備え店舗で並べられたセットバラし品やAssy車体を確認している。
ところが全て旧製品LOT品と同等の広幅Hゴム支持車で無駄足に終わった。
狭幅Hゴム支持車(再生産品)は初期生産分に当たるのかもしれない。
なお弁天橋区仕様(Mc170)用は旧製品LOT品に近く広幅Hゴム支持窓セル代替用途には向かない。


側面窓セルを交換したクモハ100-108,クハ100-85。

窓セル類は前面窓用以外全て入れ替える。
構造上屋根板を取り外す必要がありクモハ100-108(ツヌ118F),クハ100-85双方とも分解している。
各々交換した側面窓セルは建て付けの不具合も無く順調に組み込めた。
ここは車体,窓セル共に同一LOT品だった事が利したと思う。




クハ100-85(再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※再生産品。

KATO製国鉄101系ツヌ118F(再生産品)の増備に連れHゴム支持再現の違いに悩まされ続けてきた。
最後の最後でクハ101形,クハ100形を側面窓セル交換対象に挙げたのは正解だったと言える。
クモハ101形,クモハ100形への拘りはユニット同士の整合を考えすぎたためだと思う。
ツヌ113Fは狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車が多くユニットごと入れ替えを行ってきた。
恐らくクモハ100-144(ツヌ113F:旧製品)の側面窓セル交換ばかりに目が行ってしまったのが迂回の元だろう。


クハ101-74+クハ100-85 (ツヌ113F:再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車+再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品。

クハ100-85(ツヌ113F)は広幅Hゴム支持車に改められ竣工した。
前途の通りクハ101-74は再生産品LOT側面窓セルながら広幅Hゴム支持再現でありクハ100-85だけが浮くことはない。
但しツヌ113Fはサハ101-88(旧製品),サハ100-99(再生産品)を含め車両毎のHゴム支持再現が更にばらけている。
しかし編成単位では両先頭車両が揃い違和感なく収まってくれたと思う。




クモハ100-108(ツヌ118F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※再生産品。

一方クモハ100-108(ツヌ118F)は念願の狭幅Hゴム支持車に改装された。
これで保留車の全ユニットは外観が揃い10両編成化への入口にも立てた。
途中でユニットの車体LOT整合も組み込んだため組成には標記印刷消去の項目が増えている。
当初クモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F)以外の8両は節約式改番で竣工させる予定だった。
計画が狂った代わりに比較的整った車両構成になる。
最後まで拘った甲斐があったと言えよう。




旧モハ101-91+クモハ100-108 (元ツヌ122F+ツヌ118F)。
※再生産品。

保留車の車両番号は決定済である。
しかし津田沼区仕様とするか習志野区仕様とするか決めかねている。
101系習志野区仕様は4編成の在籍で津田沼区仕様より大幅に少ない本数で推移してきた。
しかしB形防護無線アンテナ取付が加わる習志野区仕様は後戻り出来なくなる。
更にラシ104Fとの差異が少なくここが最大の悩む点になっている。
LP402前照灯車を組むラシ101F(Mc201),ラシ106F(Mc191),ラシ107F(Mc202)が出場済で残る編成はLP411前照灯車に限られる。
ラシ102F(Mc173),ラシ103F(Mc133),ラシ104F(Mc136),ラシ105F(Mc148)が似通っていた習志野区101系の泣き所と言えよう。
資料誤認で出場したラシ107Fはラシ101Fと被っているためラシ104Fとの重複も許せる範囲ではある。
プロトタイプ確定にはもう少し時間を要すると思われる。
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