試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3500形3556F 3次車 朱帯色 後期仕様 青地種別・行先方向幕,前面行先表示板撤去編成

2017-07-16 21:17:55 | 京成線出場
拡充。

第二次整備を終えTOMYTEC製京成3500形3556F朱帯色後期仕様が出場した。
TOMYTEC製3500形としては3編成目,3500形朱帯色としては2編成目の登場になる。
出場までにはかなりの時間を要したが失敗の隠蔽を含めそれなりの外観で踏みとどまったと思う。




京成3500形3556F 3次車 朱帯色 後期仕様。
3556F:3556-3555-3554-3553。

3556Fは2~3次車グループの最終編成に該当する。
1次車に対し2次車から側面車両番号板,[Keisei]社名板が朱色地に改められ幕板帯が細くなる小変更があった。
室内もアルミデコラが黄色系に変わり3000系列以来続いた室内配色が途絶えている。
4次車以降(モハ3557~)から運転台側前面窓に熱線入ガラスが採用され窓Rが大きくなった。
加えて集中管座式ブレーキ作用装置化により緩解音が大幅に変わっている。
3500形は製造時から1~3次車と4~6次車で分界点があったと思える。
更新修繕も3次車を以て打ち切られ4~6次車はオールステンレス車を含め未更新のまま廃車された。


運転台側前面窓Rの異なるモハ3592(6次車)。

3500形は1986年4月以降から前面の予備用捲り式行先表示板が撤去された。
製品は付属シールにも捲り式行先表示板印刷が無く当初から後期仕様が前提とされていた。
よって3556F朱帯色のプロトタイプは1986年4月から暫定帯色化される直前の1992年4月までとなる。
細工次第では車側灯2灯化以降をカバーできる比較的自由度の高い製品になっているとは思う。
行先表示類はまさかの[=通勤特急= 通勤特急 西馬込]だった。
ディスプレイモデルとは言え4両編成が活きる表示類にした方が理に適っていたはずである。
ここはせっかくのメーカー印刷が勿体なく思えた。
ちなみに3556Fの現行色化は1994年4月,更新修繕は2000年10月に行われている。


ライトベゼル修正前のモハ3556。

当初から3556F朱帯色は後期仕様化が決定していた。
これはマイクロエース製3504F朱帯色後期仕様(3504F)との対比を考えていたためである。
行先表示器印刷消去で躓いた第二次整備を考えると良く出場に結びつけられたと思う。
今回は奇跡的に連続して誤魔化しが利いたがたまたまに過ぎない。
工程を考え直す機会にはなった。
3504Fは登場時仕様が種車で捲り式行先表示板引掛爪を省略したが3556Fはモールド済である。
モハ3556はライトベゼルの一部に朱色が被っていた。
塗装剥離は効果的で前照灯の輪郭がはっきりしたと思う。


[大森台]採用を見送る要因となった3200形3264F新赤電色後期仕様。
3264F:[3264]-[3263]+[3228]-[3227]-[3226]-[3225]。

行先表示類は[B21 普通 千葉中央]とした。
各々[B21]:自作ステッカー,[普通 千葉中央]:富士川車輌工業製ステッカーを用いている。
手持ち都合で[普通 千葉中央]は側面行先表示器用の転用となった。
僅かに不足する天地は事前に行先表示器セルを青マッキーで塗り潰し補完している。
プロトタイプ時期が運行番号再編期を跨いだため選択を悩ませた。
しかしここも3504Fの[B53]に合わせ[B21]で落ち着いた。
[千葉中央]との組合せは手持ちの資料画像を参照しており誤りは無いと思われる。
行先は3504Fの[押上]とバランスを取る意味合いで下り方面行まで確定済だった。
最終候補には採用編成の少ない[大森台]が残っていた。
しかしマイクロエース製3200形3264F新赤電色でプロトタイプを絞り過ぎ齟齬の無い離合を減らしてしまった。
3500形朱帯色は2編成目の出場で無難な[千葉中央]を選択している。
各形式内の編成数が増加すれば[大森台]も増やしたいところである。


3504F,3556F (マイクロエース製,TOMYTEC製)。

3556F出場により3500形朱帯色同士の離合が新たに加わった。
登場時仕様がプロトタイプだった3504Fを無理矢理後期仕様に改装し出場させたのが当たったと言えよう。
ただ3504Fの後期仕様化には離合編成が存在しない物理的な問題が絡んでいた。
更に技量不足も重なった結果で3556F朱帯色リリースは全く予想していなかった。
モハ3556,モハ3553で採り入れた尾灯レンズ色挿しは試行して良かったと思える。
静態時でも点灯式の3504Fの雰囲気に近付いた気がする。
なおTOMYTEC,マイクロエース両社でデフォルメの考え方が異なるため印象差がある。
3504Fは3556Fに比べ車体が一回り大きい。
だが富士川車輌工業製[]種別板ステッカーはサイズ変更をせずに切り出しており誤りとは言えないと思う。
前照灯周りの捉え方はTOMYTEC製が上回る感じがする。
何れにせよどちらが正確かよりも大凡の雰囲気さえ掴めていれば良しとしたい。
とにかく急速な3500形の製品化が全てを上回っている。


3556Fサイドビュー(モハ3553)。


3504Fサイドビュー(モハ3501:マイクロエース製)。

TOMYTEC製初のサックスブルー台車色再現は合格点だろう。
特にモハ3556,モハ3553の運転台側は両抱式ブレーキのFS-089で存在感が際立っている。
輪心黒色化も台車周りを引き締める要素になっていると思う。
車体側面の印象差はユニット窓枠再現の違いが大きく関与している。
3556Fはステンレス車体とアルミユニット窓の質感差を上手く再現している。
3592F現行色から引き継がれた表現でTOMYTEC製3500形グループの強味と言えよう。
[印刷のマイクロエース]にしては物足りなさのある3504Fだが青地銘板のインパクトが補っている。
3504Fの導入名目となった青地銘板は3556F出場でその付加価値が更に増した。
なお離合に齟齬の無い編成は3504Fと変わらない。
暫定帯色化が3504Fより若干早かった3556Fだが影響は出なかった。

京成3500形の増備はTOMYTEC製3592F現行色晩年仕様(3592F-2)が皮切りだった。
それ以降徐々に勢力を拡大し総勢32両まで増加している。
これに芝山3500形3540F現行仕様(3540F-2)を加えると3150形,新3000形に並ぶ。
長らく空白域だった形式がこれほどの短期間で主力になるとは正直思わなかった。


3504F朱帯色後期仕様。
3504F:3504-3503-3502-3501。


3520F+3528F更新車中期仕様。
3520F-2:[3520]-[3519]-[3518]-[3517]+[3528]-[3527]-[3526]-[3525]。


3520F更新車現行仕様。
3520F-3:[3520]-[3519]-[3518]-[3517]。


3540F更新車中期仕様。
3540F-1:[3540]-[3539]-[3538]-[3537]。


芝山3500形3540F現行仕様。
3540F-2:3540-3539-3538-3537。


3592F現行色後期仕様。
3592F-1:3592-3591-3590-3589。


3592F現行色晩年仕様。
3592F-2:3592-3591-3590-3589。

TOMYTEC製3500形は3592F現行色から然程間を置かずに3556F朱帯色がリリースされた。
3500形は比較的長期間に渡り原形を維持したため今後のバリエーション追加に期待を寄せる。
特にTOMYTEC製3500形M2車は2種類の金型を有しておりこれを活用しない手は無いだろう。
一方マイクロエース製は強引な手法で3504Fをリリースしたため4次車以降への展開は間違いないと思われる。
暫定帯色やオールステンレス車等まだ製品化されていない仕様が数多く存在する。
両社で競うように3500形未更新車を充実させてくれると有り難い。
ジャンル:
模型
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