試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3500形3537[3540F] 更新車 中期仕様 (芝山3537 種別表示器交換,[K'SEI]CIマーク・[Keisei]社名板転写)

2017-01-30 21:23:29 | 京成線:3500形
形式消滅。

マイクロエース製芝山3500形3540Fの第二次整備は最終入場車の3537を迎えた。
いよいよ京成3500形3540F更新車中期仕様が出場目前に迫った。
3537の竣工で芝山鉄道車は再び3600形3618Fだけに戻る。


芝山3500形3537(元3540F)。

課題だった[K’SEI]CIマークインレタ転写は3538の山側を除いてまずまずの結果を残してきた。
3537の転写を上手く終えればインレタに余裕が出るため3539の山側再転写も行える。
是非とも一発で済ませ全車整った[K’SEI]CIマークで揃えたい。
先に転写を終わらせたい気持ちが強かったが車体細工中に剥がれる可能性がある。
よってこれまで通りインレタ転写は最終工程とした。


入工中の3537。

側面窓セル撤去は3540とは対照的に悪戦苦闘した。
海側,山側とも大量に流し込み接着剤の痕が見られた。
山側側面窓セルは珍しく連結面寄への投入量も多かった。
しかも車体断面にまで回り込んでおり剥離は慎重に行っている。
今までセルが完全溶着した個体にはクラフトナイフを持ち出していたがこれを取り止めた。
新3000形3001-8で破損させて以降刃先には十分注意を払ってきた。
しかしナイフでは剥離した際の勢いでセルを痛めかねない。
何度も冷や汗を流してきたためニードルのみで側面窓セルを浮かせている。
一方海側は毎度の如く乗務員室扉直後から側扉周囲にかけて接着剤が投入されていた。
側扉上部嵌合爪より運転台側は窓枠に支持を頼っているため折損は避けたい。
点を連続させ線になるまで粘り強く溶着部にニードルを差し込み剥離まで持ち込めた。


側面窓セルを撤去した3537。

側面窓セルを取り外すと山側連結面寄の車内側面に妙な汚れが付着していた。
触れるとべたつく。
粘着テープの糊に近い感触で何故この場所に付いたのか判らない。
車内側は側面窓セルとの接地を考えるとプラスチックに影響を与える溶剤は使いたくなかった。
そのためセロハンテープの糊面を何度も押し当て謎の粘着物を除去している。




セロハンテープで取り除いた粘着物質。

この様な個体は今まで対したことが無い。
芝山3500形3540Fは印刷不良,車体面流し込み接着剤流出等のエラーに見舞われている。
最後の最後で妙なものを引き込んだが影響なく措置が取れたため不問としたい。
どの様な経緯で付着したのか気になるところではある。


痛みのある[B55]:富士川車輌工業製ステッカー。

プリズムケースは容易に取り外せた。
個体によってはプリズムケースにも流し込み接着剤が用いられているものも存在した。
前面窓セルとの位置関係を考えると接着剤固定は不要に思える。
入場車では接着固定された個体の方が少なく逆に何か問題があったのかと疑いたくなる。
今の所は全車不具合は出ておらず今後も変化が出ない事を祈りたい。
運行番号は3540に続き3520F-3再用の[B55]となった。
やはり印刷面の一部が乱れている。
下手に補修すると幕再現まで影響を及ぼしかねず取り止めた。
3540Fは今後[B55]から変更する可能性は低い。
ステッカーの痛みを考えると中期仕様化の選択はちょうど良かったと思える。


助士側ライトレンズ相互交換中の3537,3528 (元芝山3540F,京成3500形3528F)。

至って順調に来ていた第二次整備だが種別表示器窓セル撤去後の措置を誤った。
京成3500形更新車グループのライトレンズは紛失防止のため微量の流し込み接着剤で固定している。
何時もなら接着剤がライトケース内に入らないよう投入方向に気を付けていた。
ところが3540では車体の海側を下に向けたまま助士側ライトレンズを固定してしまった。
その結果ライトレンズば車体の青帯塗装が断面に付着し青味を帯びる状態になった。
点灯状態にどう影響を及ぼすか判らず3500形3528(3528F-1)と交換している。
前面打痕の目立つ3528は殆ど先頭に立たせていない。
皮肉なことにこれが3540との助士側ライトレンズ交換を可能にした。


失敗を誤魔化せた助士側ライトレンズ。

流し込み接着剤流入に早く気付けたのは不幸中の幸いだった。
車体断面への影響は殆ど生じていない。
ライトレンズ交換後では失敗の痕跡が一切見られない仕上げになっている。
交換したライトレンズに異常が無い事を確認した後に種別幕取付を行っている。
側面行先表示器基準幕化と側面窓セル中央扉上部嵌合爪の撤去を行い組立に戻る。
なお側面窓セル中央扉上部嵌合爪切除は二段階で短縮する安全策を採った。
3539,3540(海側)で慎重さを欠き痛い目に遭った。
ここは同じ過ちを繰り返さないよう気を付けている。




誘導無線アンテナの傾斜を修正した3537。

床板嵌合前に行先表示器へ富士川車輌工業製の[高砂]を貼付した。
[普通]幕も種別板ベース固着後に平行合わせを行い表示類の作業を全て終えた。
傾斜のあった誘導無線アンテナもここで修正を図っている。
時間経過と共に再び倒れてくるため今後の注意点になる。
溶着強化には車体の分解が必要で[B55]の痛みを考えると余り行いたくない。
何とか落ち着いてくれると助かる。




3537(側面窓行先表示器基準幕化)。

第二次整備の基本項目を終え最後の[K'SEI]CIマーク・[Keisei]社名板転写に入った。
3540Fでは一貫して[Keisei]社名板から転写を行ってきた。
これは失敗リスクを下げる狙いだったが3537に限っていきなり位置を誤った。
セロハンテープの固定が甘かったらしく転写開始と同時にシートがずれ緑地が出てしまった。
社名板インレタにはまだ余裕があり動揺することなく再転写を行えている。




姿を消した[芝山鉄道]社名板。

両側ともジオマトリックス製[Keisei]社名板インレタを転写し[芝山鉄道]社名板は消滅した。
京成3600形3618F芝山色(3618F-2)と変わらずファイアーオレンジ地ながら違和感は殆ど抱かない。
3618F-2は緑帯のインパクトが勝った。
現行色の3540Fでは色温度差が気になると思われたが結果的に問題なかった。




中期仕様には欠かせない[K'SEI]CIマーク:ジオマトリックス製インレタ。

2箇所の転写を残すのみとなった[K'SEI]CIマークは両側とも1回ずつ失敗できる。
文字欠けがある3539の再転写用に2組は残したかった。
3540での転写成功が3537の[K'SEI]CIマーク転写を楽にしている。
仮に途中で[K'SEI]CIマークインレタが不足に陥れば3540F更新車前期仕様に繰り上げる予防策を考えていた。
予防策は3618F-2での度重なる転写失敗が起案の大きな要素だった。
この他にも芝山3500形3540Fをどう扱うか決定まで迷走した事も絡んでいる。
最終的に京成3500形3540F更新車中期仕様化を目指したが不安が拭えず最後まで腹案としていた。
この案は3537でも一発でインレタ転写を終えられたためお蔵入りになっている。


3537 点灯試験[B55 普通 高砂]:前照灯。


3537 点灯試験[B55 普通 高砂]:尾灯。


3528 点灯試験[73K 通勤特急 西馬込]:助士側ライトレンズ交換。

最後に点灯試験を行った。
[B55]は表示器枠内に収まり周囲からの漏光も無い。
3520F-3再入場から採用したプリズムケース取付方式は粘着力の落ちたステッカーにも有効らしい。
なお断面が青味を帯びたライトレンズを装着した3528は殆ど影響が出なかった。
中間組込が基本の3528だが先頭に立たせても前面打痕だけが目立つ箇所になる。




京成3500形3540更新車中期仕様([K'SEI]CIマーク・[Keisei]社名板転写)。

小さな失策はあったものの3537も竣工に漕ぎ着けた。
インレタ転写のせいか京成3500形系列では一番苦戦した感が強い。
4本目の京成3500形更新車は3520F現行仕様と並び思い入れのある編成になると思う。
ジャンル:
模型
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