試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ103-458[ツヌ301F-1] 車両番号再転写:TOMIX製High-Grade製品用インレタ,Assyベンチレーター嵌合修正施工

2017-08-09 21:11:45 | 国鉄/JR103系
異色。

国鉄103系ツヌ301F-1のリフレッシュ入場第二陣はKATO製サハ103-458とした。
時間的制約で一気に改番を進められない。
今入場では編成でやや特殊なサハ103-458を抜擢しモハユニットを先送りにしている。


国鉄103系サハ103-458(ツヌ301F-1)。

サハ103-458は中古製品のサハ103-442(黄色5号:旧LOT製品)を改番し竣工させた。
KATO製103系量産冷房車でもかなり古いLOTに該当すると思われる。
黄色5号は青味が強く現行LOT製品に比べ明るく見える。
Hゴム再現は旧LOT製品ならではの濃灰色で車体とのコントラストが強く出ている。
所有するKATO製量産冷房車でこの様な色温度を有する車両は他に存在せず珍車に近い。


濃灰色Hゴムと対照的な明るい黄色5号。

また全体的に塗装被膜が薄い。
特に2エンド側の塗装斑が目立ち側扉周りは成形色が伺える。
塗装被膜の薄さは車体妻面に強く現れている。
貫通幌座の周囲は塗料が回りきっておらずかなり雑な仕上げに留まっていた。


塗装の粗い車体妻面(中野寄)。

種車の[サハ103-442]はラプロス式で印刷を消去した。
一見では問題無い様に見える。
しかし塗装被膜の薄い車両にラプロス式印刷消去を採用した事が気掛かりだった。
インレタで印刷消去痕を誤魔化した車両が多く在籍している。
サハ103-458も小手先での措置を施したかもしれない。
そのためモハユニットより先行して入場となった。


入工中のサハ103-458。

工程は車両番号標記再転写の他に側面窓セル清掃とベンチレーター嵌合修正を組み入れる。
側面窓セルは埃付着に加え経年に拠ると思われる曇りが著しくなっていた。
また旧LOTベンチレーターからAssyベンチレーターに交換した際の嵌合が固かった。
一部はベンチレーター台座から浮き外観を乱していたためこれの修正を行う。


[サハ103-458]:グリーンマックス製インレタ。

先ず車両番号インレタ除去から手を着けた。
グリーンマックス製インレタの[サハ103-458]は自分の技量からすると合格点だった。
しかしツヌ301F-1はTOMIX製High-Grade製品用インレタで統一するため姿を消す。
インレタ除去はラプロス式印刷消去が奏功し転写糊を残さず行えた。


[サハ103-458]。

不手際無くインレタ除去に至りこの過程では塗装被膜を傷めずに済んでいる。
しかし印刷消去痕は薄汚かった。
インレタでの誤魔化しは無かった一方で標記印刷のインクが落とし切れていなかった。
塗装被膜が薄く改番時に余り攻めなかったらしい。
当時は自分なりに考えていたと思われる。
追加消去は塗装を剥がしかねず見送りしこの上からTOMIX製High-Grade製品用インレタを転写した。


[サハ103-458]:TOMIX製High-Grade製品用インレタ。

2-4位側はインレタ転写糊へ付着した埃に気付けなかった。
TOMIX製High-Grade製品用ブロックインレタには予備分がある。
これを用いようかと考えたが先に埃の引き抜きに取り掛かった。
再び[サハ103-458]を使用する機会は破損時以外に無いと思う。
しかしこの裏にはインレタ転写への苦手意識があった。
再々転写に失敗すると後が無くなるため予備分の確保に走っている。
その結果は一部が裂けたものの圧着し目立たなくした。
遠目では分かり難いと考えこのまま流用する。


側面窓セルを撤去したサハ103-458。

続いて側面窓セルの清掃に移行した。
埃の除去は上手く行った。
残念ながら曇りは完全に拭えないまま終わっている。
クロスで磨き始めた当初は順調に進むと思えた。
ところが一定点から全く変化が無くなり打つ手を失った。
サッシ印刷の保全を優先し作業を打ち切っている。
そして最終工程のベンチレーター嵌合修正に入った。


屋根板と平行になったAU75冷房機両側のベンチレーター。

AssyベンチレーターはAU75冷房機両側の傾斜が気になっていた。
これまでも何度か押し込んできたが何故か修正できない。
同じ工程を繰り返しても無駄は明白でベンチレーター取付孔の拡大を選択している。
拡大代は僅かで構わない。
ドリルは起用せず竹串で少しずつベンチレーター取付孔を広げた。
竹串の径が取付脚に近くAssyベンチレーターはしっかり嵌合され傾く事は無い。




サハ103-458(車両番号再転写:TOMIX製High-Grade製品用インレタ,ベンチレーター嵌合修正)。

AU75冷房機両側のベンチレーターは傾斜が廃された。
車体色温度よりも引っ掛かりが大きかった箇所である。
実質リフレッシュ入場の主工程だったと言えよう。
ただインレタの裂けと側面窓セルの曇りが消化不良感を抱かせる。
しかし経年を考え深追いはしなかった。
車体色の差異等ツヌ301F-1では異端車であり許せる範囲だと思う。




サハ103-458+モハ103-685 (旧LOT車体+現行LOT車体)。

満点には至らなかったがサハ103-458を竣工させた。
なお他編成でカプラーポケット付TR62が必要となった関係で現行LOT台車を履く。
モハ103-685が入場する前は各部の違いが大きく出ていた。
現行LOT動力ユニット化によりサハ103-458+モハ103-685の下廻りだけは統一されている。
TOMIX製High-Grade製品用インレタを転写した都合で車体更新は考え難くなった。
今後もサハ103-458は独特の存在感を放ち続けるだろう。
ジャンル:
模型
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