試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ200-16[ミツ3F] 運転台側101系用KATOカプラー化試行 ※伸縮式KATOカプラー廃止

2017-02-13 21:25:37 | 国鉄/JR形式
再活用。

KATO製201系はミツ3F,ミツ11Fの2編成が在籍している。
このうちミツ3Fは津田沼区103系朱色1号グループの増備に感化され導入に至った。
201系中央線快速国鉄仕様を種車とし当初は誤乗防止ステッカー貼附のみを行い暫定出場させた。
その後グリーンマックス製メタリックインレタで改番を行いイメージ編成から脱却した。
スカート交換を行ったJR仕様のミツ11Fと同じく基本構造には手を加えていない。


国鉄201系ミツ3F 朱色1号 後期仕様 (1983/3)。
ミツ3F:Tc16-M25-M'25-T'c16+Tc17-M26-M'26-M27-M'27-T'c17

KATO製201系は息の長い製品である。
物足りない箇所が散見されるが改良されないまま現在に至っている。
このうち中間組込のクハ201形,クハ200形は運転台側に伸縮式KATOカプラーが採用され続けている。
再生産時に現行のボディマウントKATOカプラーに改めてほしかった箇所だった。


クハ201-17,クハ200-16 (ミツ3F:カプラーロック時)。

伸縮式KATOカプラーは走行時にロック板をスライドさせ連結器が振れるようにする。
頂けないのはロック板だけではなくカプラーも前進する構造にある。
そのためクハ200形+クハ201形の連結部だけ間延びしてしまう。
この間隔が他連結部と大幅に異なり4+6編成の組成と相まって異様に目立っていた。




クハ200-16+クハ201-17 (伸縮式KATOカプラー:ロック開放時)。


クハ201-17+モハ201--26 (台車マウント式KATOカプラー)。

伸縮式KATOカプラー自体も台枠成形部が大きくバランスを崩す要因になっている。
連結面間隔がもう少しでも狭ければ見逃せたかもしれない。
プロトタイプ当時は電気連結器取付前でジャンパホースがあってもおかしくなかった。
せめて運転台側はKATOカプラーBタイプ対応のTR231に交換できる構造であれば良かったと思う。


入工中のクハ200-16

伸縮式KATOカプラーを廃止するためクハ200-16を入場させた。
カプラー交換候補は101系用KATOカプラーとTNカプラーSPの2種類である。
TNカプラーSP化はKATO製クモハ101-70,クモハ100-68,クモハ100-143,サハ101-105(ツヌ131F)での実績があった。
現在では用途が失われクモハ100-143(→クモハ100-191:ラシ107F),サハ101-105(→モハ101-68:カノ13F)は原形に復帰している。
しかし見附,性能共に満足出来る結果を得ていた。


国鉄101系ツヌ131F (クモハ101-70,クモハ100-68:TNカプラーSP化)。

直接TNカプラーSP化を図っても良かったが予備品が大量にある101系用KATOカプラーを消費したい。
TNカプラーSPはゴム系接着剤+ビス固定で台枠を大幅に破損させない限り取付に差し支えない。
先ず101系用KATOカプラー化へ挑み失敗した場合にTNカプラーSP化へ移行する二段構えとした。


プリズムケースを撤去した床板。

前途の通り伸縮式KATOカプラーは基部が台枠成形で101系用KATOカプラー化の障害となる。
これを全て切除するためプリズムケースを取り外した。
伸縮式KATOカプラー基部は内部が空洞で切断撤去が行える。
強引にニッパーで開削し全て取り払った。
基部のモールドはクラフトナイフで台枠ぎりぎりまで削り#400のペーパーで均している。


伸縮式KATOカプラー撤去中の台枠。

切除中に開口部車体中央寄の凸部を切り落とそうとした。
これはウエイトストッパーと判り慌てて作業を取り止めた。
伸縮式KATOカプラー撤去の弱点は湾曲胴受とジャンパ連結器が失われる事である。
湾曲胴受は101系用KATOカプラーへの転用が難しい。
ジャンパ連結器だけは位置こそ違えど再用出来る見込みがあった。
そのため丁寧に切り出し即保管している。


101系用KATOカプラー3種 (連結面用,連結面用加工品,運転台側用)。

101系用KATOカプラーは連結面用と運転台側用でマウント前面の形状が若干異なっている。
運転台側用は前面凸部が無く識別は容易である。
保管品は101系の操配都合で連結面用が多数を占めていたためこちらを起用した。
マウント前面凸部は台枠に支障する可能性があり予め切除した。
この部分を切除しても全く問題ない事はKATO製101系編成改組時の誤取付で判明している。


クモハ100形用床板を組み込んだクハ200-16

101系用KATOカプラー化で不安を抱いた点はその取付位置だった。
最低でもC280曲線は通過できる性能を確保しなければならない。
そこでクモハ100形用床板を仮組込し適合位置を探った。
偶然にも101系と201系の嵌合爪位置が近く車体へ正確に収まった。
これにより取付位置は101系に倣っても支障は無いと判明した。
101系用KATOカプラーは少々欲張って爪嵌合化に挑む。
台枠へ新たに設ける取付孔の側板寄は前面から1mm,側面から2mmの位置に決定した。
一方全幅と全長は現物合わせにしている。
この点は101系用KATOカプラーの嵌合爪が外側に向いているため深く追求していない。


101系用KATOカプラー取付孔を設けた台枠。

開孔は先ずΦ1.0mmのドリルで縦方向に3箇所の丸孔を設けた。
ここからクラフトナイフに持ち替え角孔化している。
せっかく開孔位置を定めたもののナイフ捌きが甘く本来より外側に広がってしまった。
ぎりぎり嵌合爪が掛かり脱落は免れている。
その代わり車体中心からずれ易くなったためゴム系接着剤併用に切り替えた。
TNカプラーSP化はゴム系接着剤+ビス固定を予定していた。
それに比べれば軽度な加工だと言えよう。


101系用KATOカプラー化されたクハ200-16

台枠前端と取付孔の間隔は守れた。
そのため101系用KATOカプラーは101系先頭車とほぼ同じ位置に設けられている。
外観上からは特に問題ないように思える。
後は連結性能を確保出来ているかに懸かる。


クハ200-16+クハ201-17 (クハ200-16運転台側101系用KATOカプラー化)。


クハ201-17+モハ201-26

クハ201-17の連結面側と組ませたところ理想的な連結面間隔になってくれた。
台車マウント式カプラーとの連結ではC280曲線を無事に通過できた。
伸縮式KATOカプラーのクハ201-17と比較すると連結器突き出し幅が大幅に抑えられている。
この結果であればクハ201-17の101系用KATOカプラー化を進めて良いだろう。


クハ200-16+クハ201-17 (101系用KATOカプラー+伸縮式KATOカプラー)。

しかし101系用KATOカプラー化されたクハ200-16は何処か物足りない前面見附に変わった。
やはりジャンパ連結器が失われた影響は大きかったらしい。
原則中間組込とは言え寂しさが漂う。
そこで保管しておいたジャンパ連結器を設置する。
101系用KATOカプラーの連結器旋回半径に入れることは出来ない。
連結器をあらゆる方向に動かしながら取付可能な位置を探った。


追設したジャンパ連結器 (クハ200-16,クハ201-17)。

出来るだけ内側に寄せたかったが101系用KATOカプラーマウントの両端部が限界だった。
原形のクハ201-17に比べてかなり側板寄になる。
やや不自然なものの床下ががら空きになるよりはましだと思う。
伸縮式KATOカプラー撤去時にジャンパ連結器を保管したのは良い選択だったと言えよう。




クハ201-17,クハ200-16 (伸縮式KATOカプラー,101系用KATOカプラー化)。

運転台側の101系用KATOカプラー化を終えクハ200-16が竣工した。
伸縮式KATOカプラーをロックした状態と同等の見附になったと思う。
爪嵌合+ゴム系接着剤固定化により車体中心からの偏位も防げた。
クハ201-17も同一方式で101系用KATOカプラー化を図る。
ここで失敗するとクハ200-16の結果が無駄になるため意地でも成功させたい。
ジャンル:
模型
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