<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

OpenBabel for Win GUI

2009年11月02日 | 理科部 部活
ご訪問ありがとうございます。


Open Babel: The Open Source Chemistry Toolbox」なる、
オープンソースの化学向けツール群があったのですね。




フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「OpenBabel」には、
  OpenBabel は フリーソフトウェアであり、主に化学構造ファイルフォーマットを
  変換するために用いられる化学エキスパートシステムである。
  情報学との関連が強いため、このプログラムは分子モデリングというよりは
  ケモインフォマティクスに属するものといえる。
  Windows、UNIX、Mac OSで利用可能で、GNU GPLライセンスのもとで配布されている。
   このプロジェクトの掲げる目標は、 "Open Babelが、クロスプラットフォームな
  プログラムとして、ユーザーと開発者をともに支援するコミュニティ指向の科学的
  プロジェクトとなり、ファイル形式とデータの内部変換を含む分子モデリング、化学、
  その他の多くの関連分野を支援するように設計されたライブラリとなる"ことである。
と、あります。

上の Main Page には、
  1.Ready-to-use programs, and complete programmer's toolkit
  2.Read, write and convert over 90 chemical file formats
とありますね。即ち、
  1.すぐに使えるプログラム、およびプログラマ用ツールキット
  2.90種類以上の化学用ファイル形式を、読み書き・変換できる
ということですね。

マルチプラットフォームと云うことで、
手始めに、Windows 向け(しかもGUI版)を導入してみました。

左にある「Navigation」の「Get Open Babel」から、
「Windows」欄の「OpenBabelGUI」の「Installer」V.2.2.3
(OpenBabel2.2.3b_Windows_Installer.exe)をダウンロードして、
インストールしました。

テスト実行として、
ChemIDplus」や「3DMET」で検索した「ginkgolide」について、
SMILES から InChI への変換をやってみました。



初めに入力形式を選択して、
ファイル入力では無く直接入力を選んで、SMILES を入力し、
出力形式を選択して、「CONVERT」ボタンをクリックする。
すると、(デフォルトでは)右ペインに結果が表示される。
(ファイル出力にも出来ますね。)


Windows でも、GUI でなく、CUI(コマンド形式)版もあり、
Linux や Macintosh 版もあります。

と云うことで、今日の 部活動 は終了です。     



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