最近のハイバンドのコンディションが良さから、きっと久々にハイバンドが満喫できるコンテストになるに違いない思い、10月29日朝8時ごろにシャックに入った。予想通り、カリブ方面の撃沈を繰り返したが、他方面では予想以上の結果が得られた。
【TU2T】29日、コンテスト開始前に10MHzCWでFBに入感していたので、パイルに参戦したが、NG。。。
【PJシリーズ】各バンド、各モードで幾度もFBに入感したが、結局、1局もWKDできず。コンテストとは思えないJAのロングコールが随所に見られた。
【HR9/AI5P】21MHzCWでWKD。CWだったのでコンテストでカリブを呼ぶSSBと比べると比較的やりやすかったかな。
【C5A】29日の夕方、ロングパスで14MHzSSB, 21MHzSSBでWKD。NEW!! 21MHzでFBに入感しているのを見つけたときは、正直驚いた。うーん、ロングパスさまさま。。。
【ZX5J,PY2YU,W5PR,W4ZV】それほど珍しくないコールサインだが、これらは29日22時頃に28MHzSSBのロングパスでWKDした局。南西~南南西方向から伝搬してきたのだが、このような伝搬が使えるのは、面白い!実はW5PRは29日の朝にも同じバンドでQSOしており、ロングパスでのQSOはDUPEなのだが、先方も「ロングパスでコールしてくれて有難う!」という趣旨のことを言ってくれた。この伝搬のMUFが50MHzまで上がってくると、11年に数回巡ってくる”カリブ祭り”(?)になるのだろうか。
【3XY1D】30日朝、10MHzCWと14MHzCWでWKD! 先週の平日、クラスタでアップされているのをみていたが、まさかQSOできるとは思っていなかった。既に運用の終盤なので、EUのお客さんが少なくなっているためか、パイルは厳しくなかった。しかし、信号が弱くフワフワしていたので、コールバックを確認するのが大変だった。
【V26B】幾度もFBに入感したが当然パイルも厳しい。。。撃沈。。。。
【8R1EA】30日に28MHzSSBでWKD。パイルだったが、完全なラッキーパンチ。
【VP2MDG】これが一番大変だった。最初、21MHzSSBでみつけてコールしたが、撃沈。「今回はダメかなぁ」と思っていたら、次は14MHzSSBで入感しているのに気づき、パイルに参戦。比較的パイルの規模が小さかったので「なんとか出来ないかなぁ」と思っていたら、VP2MDGからの電波が突然聞こえなくなった。これはQRM避けるためにQSYしたと思い、近隣の周波数で探して一発目のCQを捕らえた。さっそくコール。しかし、返ってきたのは"JA3NST"。幾度もやり取りしたが、「SORRY」の一言で切られてしまった。。。その後も諦めきれず、WのパイルをさばくVP2MDGをコールし続けると、なんとか”JK3NSD”のリターンが得られた!やはり、先方に届く当局の信号は微弱すぎるようだ。
【HB0/HB9AON】30日夕方、14MHzと21MHzでWKD。28MHzは撃沈。。。。
【C37N】29日夕方、21MHzSSBでの入感に気づいたときは、既にJAの猛パイル状態。当然、撃沈。30日夕方はクラスタにアップされる前に見つけるぞ!との意気込みで21MHzSSBをワッチしてCQを連発するC37Nをみつけ、コール。リターンがあるが、なかなかコールサインを正しく取ってもらえなかったが、数回やり取りした後、OK! NEW!
今回は特に疲れるコンテストだった。しかし、PJシリーズは遠いなぁ。多くの局がPJで運用してくれるのはFBだが、新しいコールサインがでてくる度に、既にPJをCFMしていると思われるJAのビッグガンが呼びに廻るように見受けられる。うーん、いつになったらピーナツに順番が廻ってくるのだろうか。