楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

お知らせ

2017年5月20日、私を世界で一番愛してくれたタイ人の妻が乳癌のため亡くなりました。 私が2012年に日本を去り、チェンマイに家を建てて移り住んだ理由は、そう長くは生きられないかも知れない妻が、バラバラに育った子供たちと一緒に暮らせるようにするためでした。そして5年。楽しかったことや辛かったこと、実にいろいろなことがありました。妻は最後に日本語で「シ・ア・ワ・セ」と言って息を引き取りました。44歳でした。

“新居”に移ったA君と娘

2015-11-30 23:00:25 | タイの暮らし
前回のブログで、A君は28日に退院させられると書きましたので、読者の中には気にしてくれている方もいらっしゃることでしょう。結論から言うと、予定通り28日に退院しました。そして娘の指示でA君の家族が見つけてきた一軒家に移りました。 ただ、妻の風邪が治りきっていなくて、さらに金曜日の夜から私も熱を出してしまったので、2人とも新しい家にはまだ行っていません。妻は長いこと抗がん剤を飲み続けていて免疫力が . . . 本文を読む

娘が病院から家に帰ってきて・・・

2015-11-27 16:10:19 | タイの暮らし
24日から昨夜まで3日間続いたチェンマイのロイクラトーン。私たちは、夜は家から一歩も出ませんでした。妻がまた熱を出してダウンしていましたから。実家からやって来た妻のお母さんと妹を私一人で連れて行こうと提案したのですが、2人とも遠慮しました。 一昨日の25日の夜は、遠くでたくさんのコムローイが上がっているのが見えました。実家の二人はわが家のベランダに出て見ました。やはり、まじかに見るのとは大違いで . . . 本文を読む

A君とその家族に難題が降ってきた

2015-11-25 18:59:35 | タイの暮らし
超・難題と言った方がいいかもしれません。しかも何の前触れもなく突然降って湧いてきました。 昨日の夕方、妻がお母さんと妹、それに別の妹の3歳の子供を連れてチェンマイに帰ってきました。もちろん、わが家の下の娘と赤ちゃんも一緒です。彼らが来るなり、私は「今晩は病院へ行ってくれますか?晩ご飯は娘と一緒に病院の近くで食べましょう。」と提案し、了承されました。 私と妻、妻のお母さん、妻の妹の4人で病院を訪 . . . 本文を読む

息子は、お姉ちゃんが苦手なのでした

2015-11-24 15:36:14 | タイの家族
昨日の夕方、学校から帰ってきた息子を連れてA君と娘のいる病院へ行きました。最初、息子は行くのを渋りました。「お父さん一人で行って!ぼく病院好きじゃないから。家で待っているから・・・晩ご飯、遅くなってもいいよ」・・・実は娘が「弟を連れてきて」と言ったのです。それは伏せて、半ば強制的に連れ出しました。 息子はお姉ちゃんのことが好きではありません。というより、天敵のような感じでしょうか。ノートブックや . . . 本文を読む

息子が一人で帰ってきました

2015-11-23 12:29:33 | タイの家族
このブログ、久々に息子の登場です。昨日の夕方、妻の実家に行っていた息子が一人で帰ってきました。カムペンペットからバスで5時間半くらいです。実は今日月曜日の午前中が葬式の本番でしたが、中学3年の息子をあまり長く休ませるわけにもいかないので帰らせたようです。 息子はチェンマイ市内の中心部にあるバスターミナルまで乗らず、家から1キロくらいのところで降ろしてもらい、とことこ歩いて来ました。妻からその1時 . . . 本文を読む

犬たちは綺麗さっぱり!

2015-11-22 20:08:26 | タイの暮らし
家族が実家のあるカムペンペットに行って5日目です。妻の叔母さんの葬儀にはタイ国内のあちこちから親戚がたくさん集まっているようです。昨夜、車で10時間以上かけて北のノンカイから来た人もいるそうです。 亡くなった叔母さんは私も何度か会っているので、タイ人の考え方からすると葬式に参列しないのは理解しずらいようです。日本も同じですが、タイの葬式は普段めったに会うことのない親戚同士が会って話をする大切な機 . . . 本文を読む

娘の恋人が転院しました

2015-11-21 18:37:17 | タイの暮らし
昨日の夕方、娘の恋人のA君がチェンマイ大学病院から別の公立病院へ転院させられました。これからはA君の30バーツ健康保険(ほとんどタダ)を使って入院を続けることになるのだそうです。私には今ひとつ転院しなければならない理由がはっきりしません。事故相手の任意保険の医療費限度額を越えたからだと妻は言うのですが、そうすると大体70万バーツが上限だったということになります。 もうひとつは容体の安定化というこ . . . 本文を読む

ご近所さんの差し入れはありがたい!?

2015-11-20 15:28:25 | タイの暮らし
親戚の葬式があるので妻や子供たちは家に居ません。来週の月曜まで帰ってこないのです。上の娘は病院です。ということで、私一人の快適な時間も多くなりました。自炊しないので、外で好きなものを食べたり・・・ 昨日の夕方は娘に会った病院の帰りに、久しぶりに「CoCo一番屋」へ寄ってカレーを食べました。 いつもはカツカレー(辛さはレベル2)を食べるのですが、昨日は新しくメニューに加わっていた魚フライカレ . . . 本文を読む

恋人に寄り添っている娘が変わった!

2015-11-19 22:11:17 | タイの暮らし
一昨日、妻の父親の姉、つまり叔母さんが突然亡くなりました。まだ67歳でした。10年以上前から重い糖尿病で、ずっと車いすの生活でした。ちょっとした感染症が元で多臓器不全になったのです。 チェンマイから車で5時間ほど南へ、タイ中部のカムペンペットに妻の実家があります。妻と2番目の娘と、中学生の息子、それにもうすぐ1歳になる赤ちゃんがカムペンペットへ行きました。タイでは正式のお葬式は亡くなってから7日 . . . 本文を読む

やっぱり妊娠してるかな?

2015-11-18 17:35:36 | タイの家族
お向かいさんの犬が赤ちゃんを産みました。全部で6匹生まれました。でも最初の日に一匹、その次の日にも一匹が死に、現在4匹が育っています。 ちょっと分かりにくい写真ですが、黒い子犬がお母さんのおっぱいを吸っていますね。 お母さんを怒らせないように抱き上げるとこうなります。黒が3匹、茶色が1匹です。お母さんは純粋のシベリアン・ハスキーなのですが、お父さんはどうやら違うみたいです。飼い主に聞い . . . 本文を読む

妻の夜遊び

2015-11-17 16:31:03 | タイの暮らし
私の妻は腋の下に再発の乳がんを抱えていて、もう何か月も抗がん剤を飲み続けています。それでも、何事もないかのように色々な活動にチャレンジしています。 最近は近所の女友達に誘われてダンス教室に通っています。社交ダンスです。私はまったく興味がありません。一体何が面白いのか見当もつきません。ゴルフをやらない人が、「ボールを打って穴に入れて、一体何が面白いの?」と思うのと同じかもしれません。やった人でない . . . 本文を読む

おごれる者、久しからず

2015-11-15 17:41:01 | タイの暮らし
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し・・・」 なぜ平家物語を引用するのかというと、別段どこかの国の権力者を批判しようというわけではありません。最近わが家の近所で、羽振りの良かった会社が倒産したり危機的な状況になっているところが複数あるからです。 近所に建築会社があります。大規模なムーバーンの全戸の建築を手掛けたり、 . . . 本文を読む

突然、足に痛みが・・・

2015-11-13 19:55:55 | タイの暮らし
今日は自分の用で病院へ行ってきました。昨夜9時ごろ、右足の甲側、くるぶしから5センチくらいのところが急に痛み出しました。じっとしていれば問題ないのですが、歩くと痛みが走ります。トイレに行くのも一苦労です。 一晩寝たら治るかと期待しました。でも朝ベッドから起きて、歩こうとして右足に体重をかけた途端、激痛です。思い当たることと言えば、先月受けた健康診断で尿酸値が相当に高かったので、いよいよ痛風の発作 . . . 本文を読む

ありゃりゃ、また交通事故だよ

2015-11-12 12:07:25 | タイの暮らし
今年もあと50日となりました。年の後半は交通事故ラッシュでした。昨日、妻が助手席に乗っていた友達の車がバイクにぶつけられました。それはあとで書くとして、わが家に多少とも関係する事故はこんなにたくさんあるのです。 一、8月某日、妻が運転する車とバイクの事故  市内ナイトバザールの近くで買って1年のトヨタ・Yarisの右側面をやられました。細い裏道で大型店舗の駐車場に入ろうとして妻が右にハンドルを . . . 本文を読む

娘の恋人、転院の危機

2015-11-10 22:47:10 | タイの家族
A君が交通事故に遭ってから1か月余りが過ぎました。毎日、毎晩、娘が付き添っています。容体は悪い方にも行かなければ、よい方にも行っていません。相変わらず意識があるような、ないような状態で、ときどき高熱が出ます。熱のために、複雑骨折している左足の手術がずっと延期されてきました。 10日前の娘のフェースブックの画像です。こんな写真を撮ってはアップしています。 昨夜のことです。娘から妻に、泣き声の . . . 本文を読む