図書館の冒険

蔵書数約100万冊の図書館の書棚から出会った本を紹介するコラム的書評

「さらば国分寺書店のオババ」は、さらば愛しき人よ

2017年04月05日 | Weblog
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さらば国分寺書店のオババ―スーパーエッセイパート1 (センチュリー・プレス)
椎名 誠
情報センター出版局


BGMに“Maggie’s Theme”をかけていただきますと
いっそう、お楽しみいただけます

そもそも本書をなぜ選んだのか、という記憶が無いのだ
当時、椎名誠という人を知る由もなく……
ただ一つ理由があるとすれば、推測なのだが(自分のことなのに)
本書が出版された当時、人生最悪の恋愛真っ最中
だったということがあるのかも知れない
何か格好良いでしょ、ね?
「その女(ひと)は国分寺に住んでいた」なんて言ってしまうわけなのね

地元のおばちゃんは、手ぬぐいで顔をぐぐっと、こう頬筋を持ち上げるような感じでですね
「何が良いんだか国分寺。駅前の商店街抜けたら、田舎だよ、畑ばっかし。同じ“寺”が
ついてても“高円寺”“吉祥寺”はさあ、新宿から直ぐでしょう……。でもねえ、三鷹駅越
えたら多摩地域だからねえ。ちょっと前まで、東京じゃなかったのにね」
NHK新日本紀行より、みたいな……  ンン―言い過ぎたか

このような土地(わあ! 地域じゃなくて土地)で、そんなラブストーリ―が本当に
生まれたのかというと、そういう事実があったのだ

国分寺市は、あまり大きな市ではなく、吉祥寺・三鷹という
“なんとなくクリオネラ……違うか……ちょっと、こう文明開化の音がする的な街”と、
立川という“おう! 兄ちゃん景気良さそうだな、一発競輪かますか的な街”に挟まれて、
あまり自己主張をしない街だったのですね

で、その北隣は小平市で、本当に平(たいら)なのね 津田塾という当時としては
超――チョーと書かんと意味合いが伝わらないか――
有名な大学を有する、これまた小ぢんまりした市でした

ところが、この津田塾大を中心としたエリアは閑静な住宅街で、おっとりとした戸建て
住宅が整然と並んでいるのでした 

おしまい

違う! 話が進まないのだ

えーと、その閑静な住宅街に住んでいた女性と
まあ、何だか たちの悪いインフルエンザに罹ったような恋愛をしたことで
「国分寺」という街が、消えない思い出になってしまった
これが、「さらば国分寺書店のオババ」を、書店でがしっと手に取ってしまった
理由なのでは……と、思い返すわけだ


うーーーん もう少し考えてみよう

大事なことは、ここまでは本書の紹介に全くなっていないではないか
ということなのね

こりゃ「図書館の冒険」じゃないな  ただの思い出巡りではないか

体制を立て直そう このままでは駄文ブログに走ってしまう
次回からは、本文を中心に昭和をなで切りにするぞ

予告編 「その白眉というべきものが東京・日本橋の交差点で日曜日と祭日
専門にしゃべっている高橋良寛さんという警官のディスクジョッキーふうの交通整理である」

ほら、面白そうでしょ ね? 40年近く前にすでにDJポリスがいたんだよ!

では、また





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