議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

震災を受けて

2011年07月13日 23時00分20秒 | コンサル日誌
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■7月11日に、アミタが仙台に拠点を設けました。震災からちょうど4ヵ月。
災害廃棄物の処理はまだ本格化していません。

域内処理にこだわることによって処理が遅れ、復興の障害となりかねない
ところを、アミタが持つリサイクル会社の全国ネットワークをもって
支援、提案していこう、というものです。

あまり書くと、インサイダー情報になってしまいそうなので、この辺に
しときますが、、、

これだけはいえます。

 「アミタのトップは、本気です」

正式なお知らせはこちらです。


■またまた改正
「東日本大震災により生じた廃棄物の処理の特例に関する法律案」が
こちらのページにあります。
環境大臣が、震災廃棄物の処理を市町村に代行して行えるというもの
です。これできっと、迅速に処理が進むはずです。。。


■放射能汚染された廃棄物
読者の方から、情報提供がありました。農水省のホームページの、
汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱いについて
で、原料汚泥中のセシウム濃度が200ベクレル/kg以下であれば、
肥料原料として使ってよい、というお達しです。

私は内容を詳しく読んでいなかったのですが、読者の方のご指摘で
気づきました。どうやら
 「ゲルマニウム半導体検出器」
という一台2000万円とかする機械で測定しなければならないそうです。
しかも、測定結果を毎月農水省に報告しなければならないそうです。

読者の方の感想は、「そりゃ無理だ」ということでした。
測定器の価格が高いし、もし測定を外注したら時間がかかってしまい、
生産、廃棄のペースに追いつかない、ということです。

埋立、焼却、よくてセメントに流れるのかもしれません。

しかし、上記「埋立、焼却、セメント」は国の基準より厳しい“自主的な”
受け入れ制限がされていると聞きます。200ベクレル/kgでは受けない
所もあるようです。さらに、柏の焼却灰の7万ベクレルの話もありました。
本当に行き場がなくなります。

上記改正を踏まえて、国直営の最終処分場を作るのでしょうか。

■卸せない重荷をバネに
いずれにしても、この国はこれからこの重荷を背負い続けることに
なります。

「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」、という言葉がありますが、
いつまでも熱いままです。

「過去を水に流す」、という言葉もありますが、
いつまでも過去にはなりません。

どちらも通用しません。

衝突を避け、問題を先延ばしにてきたこの国を変えるには、これしか
なかったのかもしれません。

その意味でも、これからの福島は、広島、長崎よりも重要な役割を
担っていくのだと思います。
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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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福島県、実は私がこれまでもっとも多く旅行で訪れたところです。
がんばるぞ、福島!!
ジャンル:
ビジネス実用
キーワード
最終処分場 半導体検出器 放射性セシウム 放射能汚染 東日本大震災
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