じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

この帯を救って?  6/10(土)は山井さんの能楽講座:能と謡、教えます!

2017-05-24 17:54:34 | 
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30度はないので少しは過ごしやすいはずですけど・・・
蒸し暑いっ

先日、お襦袢の透け具合の画像作っていて思ったのですが。

着物は駒上布。透け感はありますが スケスケではないので襦袢で調整して
6~9月早々までお召頂けると思います。
問題なのが この帯。

絽つづれに刺繍でたっぷりの藤の花。
私がお茶を習っていた頃、(20年以上前?)には藤は単衣の花でした。
確かに5月下旬から咲いてましたから。
ところが近頃の藤は桜が終わったとたんに咲き始めてしまいます。
6月にはとっくに終わってる・・・既に鞘になりつつあります。
十日の菊ならぬ、6月の藤。
しかし このスケスケの絽目の帯を5月に使うのは・・・
そこで この透け感をどうにかしたら5月でもいけるか?と考えたのが
八寸だけどお太鼓と垂れに芯を付けて透け感を抑えたらどうだ?ということ。

芯を入れたのと入れない場合との差が判るよう わざと半分ほど入れない状態です。
クリーム色の芯を入れてみました。
どうでしょう?苦肉の策なのはバレバレではありますが 
真っ白スケスケよりは透け感もなく、横縞の柄の帯に刺繍がしてあるように見えませんかね?
刺繍はとても美しい熟練の手刺繍です。
この美しい帯を使えないのはなんとも悔しい。
どなたか 美しい藤の帯のオーナーさんになって頂けませんか?
158000円ですが 仕立上がり8万円で。
 
そして6月のイベントのご案内です。
6/10(土)13時~18時
金春流能楽師である山井綱雄さんを講師にお迎えしての恒例能楽講座。
今回は能と謡を体験してみよう!
東京(新橋)横浜(関内)千葉(銚子)で毎月アマチュアの方を対象にお稽古をしている山井さん。
今回はじざいやで初心者向けに謡と仕舞いの簡単な手ほどきをして頂きます。
ゆ~~っくり動く能の所作が意外とハードな体幹へのトレーニングだったり
お腹から声を出すことでストレス発散になったり。身体に良い?能体験が出来ます。
ゆるゆる~~~とやってますので 時間内のいつ来て下さっても大丈夫です。
軽食と飲み物をご用意します。
参加費はお一人5000円。前日までに参加のご連絡をお願いいたします。
 

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