じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

これが160亀甲だ! 本物のスゴイ本場結城紬。

2017-07-25 16:45:15 | 柄のお話
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毎日あっちぃ・・・
夏休みに入って この暑い中、子供たちは元気です。
おばさんは もうダメ・・・
 
あつくてグダグダですが
背筋がシャンとする物凄い技術のお話でも。
先日ちら、とお話しました160亀甲の本場結城紬です。
160亀甲ともなると ぱっと見、亀甲がはっきり識別できないほどです。
反物をパッとみて亀甲の形が分かる程度の大きさでは160ではありません。
では どのくらい小さいかと言いますと・・・


画像が反幅いっぱいです。
花柄ですが どの部分が亀甲だか判りますか?

こっちなら 判るかな?

判らないですよねぇ。
柄をアップにしてみますと

比較にお米粒を置いてみました。
昔、サイズの比較にはマッチ箱とか置きましたけど
今の若い方、マッチ箱見たことないですよね?

どれほど小さいかお分かりいただけたかと思います。

結城の亀甲は反物の幅にいくつ並んでいるか、で表現します。
前に数えてみたんですよ~~
その時のお話がこちら
100亀甲と比べてみた時のが こちら
 
現在 160亀甲が最高峰ですから 
デパートでは500万~800万ほどで販売されているようです。
じざいや価格は値段出すと、またクレーム来ちゃいそうなのでここには書きませんけど
デパートの半値以下だと思っていただけれれば。
8月決算セールで それを更にお買得にしちゃいます!
おっきな展示会でも なかなか見られなくなった160亀甲の本場結城紬。
この機会に触ってみてください。