自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

5500年前からの農業

2016年09月07日 | 自由の森のこんなこと
突然に地味ですが、これは何の種でしょうか?




どれが種?という感じかもしれませんが・・・



これは、5500年間焼畑によってつくり守られてきたそばの実、種です。





イトノリさんの持っているビーカーの中です。



九州のど真ん中。

宮崎県に椎葉( しいば )村という村があります。


ここには、日本で唯一、伝統的焼畑を守り続けてきた

クニ子おばばという、おばばが今でも

焼畑でソバ・ヒエ・アワなどの雑穀を、毎年欠かさず作り続けています。



そのそばの種を、選択講座「 土曜自然 」で蒔きました。



せっかくなので、そのまま蒔くのではなく焼畑で。






夏のビオトープ作業で出た枝葉や、草刈りをした枯れ草を畑に敷き

火を放ちました。







蒔く前に、粗熱をとって





種蒔き。






蒔いたのは、先週の土曜日。

今日気になって見に行ったら、すでにちょろっと怪しいげなやつが。

もう芽生え?


明日から雨が降ってくれるようで、期待しています。

流されない程度にお願いしますね。



てつひさ

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