EMERALD WEB ≪拝啓 福沢諭吉さま≫

政治・経済・生活・商品情報などさまざまな話題で情報を発信してます。

スパコン競争、米政府は巨額投資で中国に対抗 インテルやIBMなど6企業に3年間で2億5800万ドル

2017-06-18 23:12:16 | IT関連

スパコン競争、米政府は巨額投資で中国に対抗

インテルやIBMなど6企業に3年間で2億5800万ドル

2017 年 6 月 16 日 11:06 JST     THE WALL STREET JOURNAL

 次世代のスーパーコンピューター(スパコン)開発をめぐり中国などと激しい競争を繰り広げている米国が、独占的な地

位を得るために新たな政策を打ち出した。


 米エネルギー省は15日、IT(情報技術)企業6社に対して3年で総額2億5800万ドル(約286億円)の資金を提供する

と発表。現時点で国内最速の50倍以上のスピードを誇る次世代スパコン開発を支援するとしている。


 資金提供を受ける企業は アドバンスト・マイクロ・デバイス (AMD)、クレイ、 ヒューレット・パッカード・エンタープライズ

(HPE)、 IBM 、インテル、そしてエヌビディアの6社。


 米政権幹部は2016年9月に国家安全保障局(NSA)とエネルギー省が開催した技術会議の場で、スパコン分野での

米国のリーダーシップが中国に脅かされている発言していた。各国政府はスパコンを利用して暗号解析や核兵器の開

発を行ってきたほか、石油探査や自動車のデザインといった産業利用も拡大している。


 ハイペリオン・リサーチの調査部門でシニアバイスプレジデントを務めるスティーブ・コンウェイ氏は、中国、欧州連合

(EU)、そして日本がパソコン処理能力の向上で競い合い、米国もその「ホースレース」に参戦している状況だと説明す

る。


 米国内で最も早いスパコンはクレイの「タイタン」で、1秒あたり1京7590兆回の計算を行う能力がある。これはアップ

ルのタブレット「iPad Pro(アイパッド・プロ)」1160万台分と同程度の処理スピードだ。タイタンはバスケットボールの

コートほどの大きさで、小さな町を賄えるぐらいの電力を必要とする。


 米国は2021年までに、1秒間に100京回の計算を行える「エクサスケール」システムを少なくとも1台は完成させたい

としている。中国はその前年までに同様のスパコンを開発する予定だ。ハイペリオン・リサーチは、両国は早ければ

2023年にもエクサスケールの速度で計算を処理するシステムの生産準備態勢を整えるだろうとしている。


 年に2回更新される世界のスパコン番付「トップ500」では、中国の「神威太湖之光」が2016年6月にトップに立った。

同機は米国の半導体技術を利用せずに初めて作られた中国製の世界最速スパコンでもある。また上位500台にランク

インしたスパコンの数も、中国(167台)が初めて米国(165台)を上回った。2016年11月のランキングには、両国とも

171台がランクインしている。


 米エネルギー省が提供する資金は、エクサスケール・システムの研究開発強化に使われる。HPEは先月、「ザ・マシ

ン」と呼ばれるメモリ主導型コンピューターのプロトタイプを披露。政府からの支援を受け同機の開発をさらに進めるとし

た。ザ・マシンはHPEにとって過去最大の研究開発プロジェクトで、米議会図書館5つ分に相当する1億6000万冊分の

データを同時に処理することが可能だという。


 ハイペリオン・リサーチによれば、米国でのエクサスケール・システムの研究開発および購入には1システムあたりで

総額3億から5億ドルほど必要だ。米オークリッジ国立研究所はクレイからタイタンを購入する際に9700万ドルを支払っ

ている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

2016年11月15日 08時50分  IT media NEWS

 

スーパーコンピュータTop500、中国8連覇、日本トップは初登場JCAHPCの6位

 

年2回発表されるスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」の2016年11月版は、トップ4までは前回

と変わらず首位は中国の「神威太湖之光」だった。日本勢では東京大学と筑波大学の組織JCAHPCの

「Oakforest-PACS」が初登場で理研の「京」を抜いて6位になった。

 

スーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」最新版が11月14日(現地時間)に公開された。首位と2位は前回(6月に発表)と同じ、中国江蘇省無錫市の国立スーパーコンピュータセンターの「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」と中国国防科学技術大学(NUDT)の「天河2号(Tianhe-2)」だった。

 日本勢では、前回5位だった理研の「京」が7位にランクダウン。初登場の最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)の「Oakforest-PACS」が京を抜いて6位に躍り出た。

 JCAHPCは、2013年に筑波大学と東京大学が立ち上げた、東京大学柏キャンパス東京大学情報基盤センターに拠点を置く組織。Oakforest-PACSのシステムは富士通が製作し、10月から稼働している。米Intelの「Xeon Phi」(開発コード名:Knights Landing)を搭載する国内初のスーパーコンピュータだ。Intelの相互結合ネットワークである「Omni-Path」アーキテクチャを搭載した計算ノードを8208台搭載する。

トップの神威太湖之光の計算速度は毎秒9京3014兆回、2位の天河2号は毎秒3京3863兆回、6位のOakforest-PACSは1京4015兆回、7位の京は1京3555兆回。


『コンピューター機器』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
«  トランプ氏、日本の支援に「... | トップ | アフガニスタン タリバンが州... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

IT関連」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL