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THAADによる中国監視 現実的に不可能=韓国軍が反論 /米国務長官 韓国で中国の「THAAD報復」を批判

2017-03-20 08:18:31 | 軍事・兵器

THAADによる中国監視 現実的に不可能=韓国軍が反論

2017/03/19 10:20    聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」に反発する中国の報復とみられる措置が続く中、韓国軍当局は19日、「中国のTHAAD反対に対する軍事的立場」との資料を通じ、最近の中国側のTHAADに対する間違った主張に反論した。


軍当局は、THAADにより中国が監視されるとの主張について、現実的に不可能だと指摘した。THAADを中国に向けて運用するためにはレーダーや発射台など主要装備を中国方面に再設置しなければならないが、飛行制限空域の設定や迎撃ミサイルの安全距離確保、新たな敷地の確保など軍事的、技術的な制限事項が非常に多くなると説明した。


 米国側が制限事項について韓国政府と協議し、同意を求める必要があるため、北朝鮮の弾道ミサイル迎撃と異なる目的でTHAADを運用することは不可能だと指摘した。


 また、「在韓米軍がTHAAD配備の目的を(中国監視用に)変更するためには韓国国民を説得し同意を得なければならないが、これは現実的に不可能だ」とくぎを刺した。


 THAADが中国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を迎撃するとの主張についても「THAADは、上昇段階で速度が十分増加した相手側の弾道ミサイルを追撃できない」とした上で、朝鮮半島に配備されるTHAADでは中国のICBMを迎撃できないと反論した。


 THAADのレーダーの探知範囲が2000キロを超え、中国の安全保障上の利益を害するとの主張については「THAADのレーダー(AN/TRY-2 TM)の有効探知能力は朝鮮半島に限られており、軍事的に中国の安保利益に与える影響はほとんどない」と説明した。

THAADが軍事的に中国の安保利益に影響を与える、与えないよりも中国を裏切って米国に寝返ったことの方が重大なんです。

もし、ここでTHAAD配備を中止して中国側についたとしても、より従属的扱いが待っているだけです。北の脅威から守ってくれるかも判ら

ない。そうなれば当然米国は韓国を見捨てるでしょう。



米国務長官 韓国で中国の「THAAD報復」を批判

2017/03/17 21:26    聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問中のティラーソン米国務長官は17日、中国が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に強く反対し、韓国に報復とみられる措置を取っていることを批判した。

国務長官就任後初めての来韓となったティラーソン氏はこの日、ソウル市内で開いた尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官との共同記者会見で、「韓国に対する経済的な報復措置は不適切で非常に遺憾だ」と述べた。

 

 また「地域の大国が、脅威のために自国を防衛しようとする他国の措置に対して報復するのは適切ではないと考える」との見解を示した。中国が報復とみられる措置を取ることは、大国を自認する国にふさわしくないと指摘した発言と受けとめられる。

 

 

 ティラーソン氏は、米国は包括的な能力を活用して北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に備え、そのために米国と韓国は防衛を目的としたTHAADの韓国配備を決めたとし、THAAD配備の目的は北朝鮮からの防衛だという点を明確にした。

 

 

 中国の報復とみられる措置に対し、米国がはっきりと反対する立場を示すべきとの声が韓国側から上がっていた中で、トランプ政権の外交を担うティラーソン氏が中国に向け強いメッセージを発したことになる。

 


 中国はTHAADの配備用地をロッテグループが提供することに決まって以降、ロッテだけでなく韓国企業を対象に報復とみられる措置を強めている。

 


 中国が在韓米軍へのTHAAD配備に反対するのは、北東アジアにおける米中のパワーバランスが変化する可能性を念頭に置いたものとみられている。そのため問題を解決するためには米中による話し合いが必要であり、その席でTHAAD配備を北朝鮮の非核化のための「カード」として使うべきだとする専門家の指摘もある。中国が配備に反対するのであれば、北朝鮮の非核化に向けて、より積極的な役割を果たす必要があるとの主張ができるということだ。

 

 

 実際にティラーソン氏は記者会見で「中国がTHAADを必要にさせているその脅威、高まる北朝鮮の脅威に対処するよう促す」と述べたほか、「中国は北朝鮮との関係を通じて、この脅威をなくさなければならない」と指摘するなど、専門家と同じ見解を示した。

 


 同氏は韓国に続いて訪問する中国で、韓国に対する報復措置を中止するよう強く求め、対北朝鮮制裁に断固たる態度で参加するよう説得することが予想される。

 

 

 ただ、中国は在韓米軍へのTHAADの配備を、「国家の利益を壊すもの」としていることに加え、北朝鮮に対しては圧力よりも対話の再開が重要との立場を示しているため、米国の説得と要求にどの程度応じるかは不透明だ。

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