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日・フィンランド首脳会談    / 日・デンマーク首脳会談

2017-07-12 23:57:30 | サミット

日・フィンランド首脳会談

平成29年7月10日   外務省

フィンランドにて歓迎行事に出席する安倍総理大臣

現地時間7月10日午前10時15分から約50分間、フィンランドを訪問中の安倍総理は、ニーニスト大統領と日・フィンランド首脳会談を行った

ところ、概要以下のとおりです。

1 二国間関係

(1)安倍総理から、コイヴィスト元大統領の逝去に追悼の意を表しました。

(2)両首脳は、2019年の外交関係100周年に向けて、両国の戦略的関係を一層発展させていくこと、経済、防衛、環境、医療などの分野で協力を強化していくことで一致しました。

(3)9日に日本の国立環境研究所とフィンランドの国立環境研究所との間で環境協力に関する協力覚書が署名されたことを受け、安倍総理から、今般の環境分野における両国研究機関間の研究協力に関する覚書署名を歓迎する旨述べ、両首脳は、環境分野及び医療分野でも協力を強化していくことで一致しました。

(4)両首脳は、女性のエンパワーメント分野での協力に関しても一致しました。

2 日EU関係

(1)日EU関係については、安倍総理から、我々は、自由で開かれた、ルールに基づく国際社会を維持していかなければならない、欧州が、国際社会の諸課題に引き続き日米と共に取り組むパートナーであり続けることを期待する旨述べました。その観点から、強い欧州を支持し、英国のEU離脱後も結束した欧州が国際社会の平和と安定に積極的に貢献していくことを期待する旨述べました。

(2)英国のEU離脱に関しては、安倍総理から、英国のEU離脱交渉を注視している旨述べつつ、離脱による企業への影響を最小化するよう、配慮を要請しました。

(3)日EU・EPAに関し、安倍総理からは、保護主義的な動きの中、EPAとSPAの大枠合意を実現できたことは、日本とEUが自由貿易の旗を高く掲げ続けるとの強い政治的意思を示す、世界に対する力強いメッセージである旨述べました。安倍総理から、協定の早期締結に向け、引き続きの協力を求めました。

(4)これに対しニーニスト大統領からは、ルールに基づく国際社会の維持に賛成するとともに、この観点でも日EU・EPAの大枠合意は重要である、強い欧州を推進したい旨述べました。

(5)さらに安倍総理から、福島県産等の日本食品等を対象とするEUの輸入規制の撤廃への協力を要請し、先方より、この点はEUともしっかりと協議していきたい旨述べました。

3 北極

北極政策について、安倍総理から、フィンランドの北極評議会議長国就任を歓迎し、フィンランドのリーダーシップの下、日本としても北極評議会の活動に一層積極的に貢献していく旨述べました。また、両首脳は、北極の環境保護等で協力を推進していくことで一致しました。

4 地域情勢

(1)東シナ海・南シナ海情勢について、両首脳は、法の支配に基づく国際秩序の維持のため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

(2)北朝鮮について、両首脳は、4日の弾道ミサイル発射も踏まえ、今は対話ではなく、北朝鮮への圧力強化が必要であること、中国の役割が重要である事を確認しました。また、拉致問題については、安倍総理から早期解決に向けた理解と協力を求め、先方の理解を得ました。

(3)ロシアについては、安倍総理から、7日の日露首脳会談の結果も含めて、最近の日露関係について説明をしました。両首脳は、対露政策を連携して進めていくことを確認しました。

日・フィンランド首脳会談

日・フィンランド首脳夕食会

 

 

日・デンマーク首脳会談

平成29年7月10日    外務省

ラスムセン首相の出迎えを受ける安倍総理大臣

 現地時間7月10日18時05分から約45分間,安倍総理は,ラスムセン首相と日デンマーク首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

 安倍総理から世界に冠たる海洋貿易立国であり,自由で開かれた海洋と自由貿易に繁栄の基盤を置くデンマークとの関係を重視していると述べました。両首脳は,今回の訪問を契機に,海洋における法の支配の徹底等の幅広い分野での両国の戦略的な協力関係を一層発展させていくことで一致しました。


2 二国間関係

(1)安倍総理から,皇室・王室間の歴史ある御交流を基礎に両国関係は緊密,外交関係樹立150周年を機に,先月,皇太子殿下がデンマークを御訪問された際には,ラスムセン首相との懇談を含め,温かくお迎えいただき感謝する,その翌月に自分がデンマークを訪問でき嬉しい旨述べました。


(2)両首脳は,両国の「戦略的パートナーシップ」(PDF)別ウィンドウで開くを,再生可能エネルギーや海事・港湾,保健・医療等の分野において具体的な協力を進めながら,一層推進していくことで一致しました。

(3)両首脳は,先般,租税条約の改正交渉が実質合意に至ったことを歓迎しました。


3 日EU関係

(1)日EU関係については,安倍総理から,我々は,自由で開かれた,ルールに基づく国際社会を維持していかなければならない,欧州が,国際社会の諸課題に引き続き日米と共に取り組むパートナーであり続けることを期待する旨述べました。その観点から,強い欧州を支持し,英国のEU離脱後も結束した欧州が国際社会の平和と安定に積極的に貢献していくことを期待する旨述べました。


(2)英国のEU離脱に関しては,安倍総理から,英国のEU離脱交渉を注視している旨述べつつ,離脱による企業への影響を最小化するよう,配慮を要請しました。


(3)また,両首脳は,保護主義的な動きの中,日EU経済連携協定(EPA)と戦略的パートナーシップ協定(SPA)の大枠合意を実現できたことは,日本とEUが自由貿易の旗を高く掲げ続けるとの強い政治的意思を示す,世界に対する力強いメッセージであり,この成果を基礎として,これらの協定の早期締結に向け,引き続き協力していくことで一致しました。

 

(4)更に,安倍総理から,福島県産等の日本食品等を対象とするEUの輸入規制の撤廃への協力を要請しました。


4 北極政策

 安倍総理から,グリーンランドでの資源開発や研究開発等,日本が北極政策を進める上でデンマークは重要なパートナーである旨述べ,両首脳は,北極評議会等の活動を通じ北極に関し一層協力を推進することで一致しました。


5 地域情勢

(1)東シナ海・南シナ海情勢について,両首脳は,法の支配に基づく国際秩序の維持のため,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。


(2)北朝鮮について,両首脳は,4日の弾道ミサイル発射も踏まえ,今は対話ではなく,北朝鮮への圧力強化が必要であること,中国の役割が重要である事を確認しました。また,拉致問題については,安倍総理から早期解決に向けた理解と協力を求めました。

 

(3)ロシアについては,安倍総理から,7日の日露首脳会談の結果も含め,最近の日露関係について説明しました。

日・デンマーク共同記者発表

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