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新たな大規模サイバー攻撃、水面下で進行 WannaCry超える規模

2017-05-18 09:24:20 | IT関連

新たな大規模サイバー攻撃、水面下で進行 WannaCry超える規模

2017年05月18日 05:34   AFP

 

【5月18日 AFP】先週から世界中のコンピューターを襲っているランサムウエア「WannaCry」による大規模サイバー

攻撃を上回る規模のサイバー攻撃が現在、密かに実行されていることが分かった。国際サイバーセキュリティー企業

プルーフポイント(Proofpoint)が17日、AFPに対し明らかにした。

 

 プルーフポイントのニコラ・ゴディエ(Nicolas Godier)研究員によれば、WannaCryによるサイバー攻撃が12日に

明らかになった後、同社の研究者らは、WannaCryが利用したものと同じ脆弱(ぜいじゃく)性を使った「Adylkuzz」と

いう新たなサイバー攻撃が実行されていることを発見した。Adylkuzzには既に数十万台のコンピューターが感染した

とみられている。

 

 Adylkuzzでは「NSA(米国家安全保障局)によって最近明らかにされ、マイクロソフト(Microsoft)が修正対応した

ハッキングツールを、より目につかないやり方で、別の目的のために使用している」とゴディエ氏は説明している。

 

 WannaCryはデータを暗号化し、感染したコンピューターを完全に使用不能にするが、Adylkuzzでは、コンピュー

ターを動作させたまま、仮想通貨「モネロ(Monero)」の「採掘(マイニング)」をバックグラウンド処理で行い、その通貨

をウイルス作成者に送信する。

 

 モネロやビットコイン(Bitcoin)のような仮想通貨は、取引を記録するために有志の協力者のコンピューターを使用し

ている。協力者は仮想通貨の「採掘」を依頼され、時に仮想通貨の形で報酬を受け取る。

 

 プルーフポイントはブログで、Adylkuzzに感染すると、ウィンドウズ(Windows)の共有データにアクセスできなくなっ

たり、パソコンやサーバーの動作が低下したりするなどの症状が出るが、ユーザーはすぐには気づかない可能性があ

ると指摘している。

 

 同社は、Adylkuzzの感染は遅くとも今月2日、あるいは先月24日に始まったが、動作が目につきにくいために、す

ぐには発見されなかったとの見方を示している。

ジャンル:
ウイルス
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