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韓国国民は抗議行動をやり過ぎか。 抗議行動を通じた体制変革はほとんど実現できていない

2016-12-21 16:01:28 | 韓国

韓国国民は抗議行動をやり過ぎか

抗議行動を通じた体制変革はほとんど実現できていない

2016 年 12 月 20 日 12:32 JST THE WALL STREET JOURNAL

 韓国で行われた朴槿恵大統領の退陣を求める集会には200万人が参加した。今や朴氏は弾劾裁判に掛けられることになり、それを民主主義の勝利だと唱える向きもある。だが、帝政ローマのギリシャ人哲学者プルタルコスの言葉を借りるならば、韓国はこうした勝利を次は迎えられないかもしれない。


 韓国では過去数十年間、何万もの集会や行進、座り込み、ストが行われてきた。平均すれば1日当たり1件以上になる。こうした抗議行動は、生活の質や統治が改善しているのにもかかわらず増加している。そして、抗議行動を通じた体制の変革はほとんど実現できていない。


 1960年4月、李承晩大統領は民衆によるデモを発端に辞任に追い込まれた。その後、朴正煕氏がクーデターで政権を奪取し、経済発展を通じて国民の支持を集めた。1988年2月には民主化デモで全斗煥大統領が辞任せざるを得なくなった。後継者には自分とともに光州事件を引き起こした盧泰愚氏を指名。盧氏は大統領選で当選したが、その後2人は反逆罪などで有罪を宣告された。


 現在、抗議デモで朴氏の大統領職は風前の灯火となっている。だがやはり前途は多難だ。後継候補のリストを見ると、この勝利はうたかたのように思える。


 韓国ではなぜこれほど頻繁に抗議行動が起きるのか。時に「デモ共和国」と称される韓国で、なぜ抗議行動は永続的な変革をもたらさないのか。


 よく言われるのは、韓国国民は短気だという説明だ。


2002年に少女2人が米軍車両にひかれて死亡した事件では、米兵2人が無罪判決を受けると、反米抗議行動が韓国全土を席巻した。レストランには「米国人お断り」の看板が掲げられ、人気歌手PSYは反米ソングを歌った。ある米当局者はロサンゼルス・タイムズ紙に対し、「私が話をする韓国人のほとんどが、判決には国民感情を反映させなければならないと主張する。これに対し我々は、苦労して法律から感情を切り離そうとしている。考え方がまったく違うのだ」と語った。


 韓国国民は、激しやすい自分たちの性向を「フライパン文化」と評する。例えば、2005年には日本の歴史教科書の記述をめぐり抗議行動が発生した。この教科書は、日本の中学校のわずか0.04%で採用されていただけだったにもかかわらずだ。

2008年には米国産牛肉の再開をめぐり、安全性に問題がある証拠はなかったにもかかわらず、数十万人が抗議デモを繰り広げた。駐韓米商工会議所の会頭を務め、韓国に帰化したジェフリー・ジョーンズ氏は、こうしたことは韓国では感情が法律を優先してしまうことを示していると話す。


 しかし、もっと説得力のある説明は、韓国では権力は政治的見解が同じ人たちに訴えることによってではなく、個人的なつながりを動員することによって生まれるというものだ。盧泰愚氏は全斗煥氏の友人だったし、朴槿恵氏は朴正煕氏の娘である。


 個人的つながりを基にしたグループの存在が、政治的な発展を妨げている。他の国々では、社会運動は政党の政策に取り込まれる。しかし韓国では、個人的なつながりが強いため、権力は政策に賛同して結集することでは生まれない。その結果、不満を抱く人たちは街頭に出て抗議する以外に、政治参加する道がほとんどなくなる。


 こうした問題を増幅しているのが、韓国経済とともに成長してきた巨大財閥の存在だ。サムスンの売上高は韓国の国内総生産(GDP)の20%強を占めている。これら財閥は、韓国経済における特権的地位を維持するために、自分たちを競争から守ってくれる各種規制を存続させる政党や政治家に献金する。このことが、生活水準は向上しているのに、国民が抗議行動に走る一因である。


 要するに、問題は1人の腐敗した指導者ではなく、そうした指導者を支える個人的なつながりと経済状況にある。韓国国民は、不屈の精神を持ち、今の状況より困難な障害を乗り越えてきた。だが後退を避けるためには、朴氏の退陣後のことを考える必要がある。腐敗は根が深く、その資金は潤沢にある。

デビッド・ボロズコ氏は中央日報の英字紙JoongAng Dailyのナショナルエディター


>韓国国民は、不屈の精神を持ち、今の状況より困難な障害を乗り越えてきた。

これはちょっと違うところがありますね。困難を乗り越えたことは間違いないが自力では行っていない。

いつも日米が助けているし、助けを求めてくるのだ。

日清戦争後に日本により清の属国から独立をさせてもらった。高麗以来李朝末まで何百年と続いた属国から抜け出し、大韓帝国を建国した。

不屈の精神が本当にあるならば独立した国家を自力で守り通せたはずである。


韓国、朝鮮人しか持っていない「恨」という概念がある。日本人には到底理解できない胸の奥に押し込めた無念さとか、悔しさ、

または羨望とか、「恨」中身は複雑である。

韓国社会はなんでも2つに分ける。上下、優劣、善悪、甲乙、ウリとナム(自分たちと自分たち以外)が「恨」を生む要因になっていると思う。

2つに分かれた世界で、時にこっち側であり、あっち側であったりする。

例えば自分の思ってもいない劣に属する扱いを受けた時「なんでこんな不当な扱いを受けるのだ。悪いのは私ではない」と思う。

こういうとき韓国人は大声で相手を攻撃するがそれでスッキリ悔しさが消えるのではない。ずっと残り心に押し込め抱え込むのだ。

これが「恨」ではないだろうか。

韓国は中国の地にあった王朝の属国であったのに小中華と称し、日本に文化をいろいろ教えたと言い、日本より優秀な民族と思っている。

下と思っている日本に併合され、劣っている日本が世界に誇れる技術を持ち、ノーベル賞ももらってしまう。この矛盾。これは不当な事なのだ。

しかし羨ましくも思う。そして国もろとも恨を抱える。

厄介でしょう。この民族。配慮するだけ損なのです。配慮すればバカにしてると言い恨になる。ほんとに日本人には奇々怪々です。

この恨も消化しなくてはならない。一時的にですが、きっかけがあれば発散するのです。これが韓国でおこるデモの大きな原因だと思います。

発散したからと言って「恨」は消えない。あ~~とんでもなく厄介。

それに今回のクネさま弾劾要求デモは従北派の扇動も忘れてはいけない。韓国を内部から崩壊させるためにです。

日本も気を付けなくてはなりません。最もらしい理由でデモが扇動されるかもしれません。日本の一部のマスコミが先頭きって扇動するでしょう。

政治、外交の情報を自分の目で、耳で、正しく得ることが大事だと思います。

そして本当に日本が道を誤るような方向へいこうとした時日本の為に声を上げるべきです。