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労組系候補、最多の12人擁立へ 16年夏参院選で民主

2015-04-15 01:07:19 | 労働
 民主党は2016年夏の参院選で、連合傘下の産業別労働組合の代表となる組織内候補を比例代表で12人擁立する見通しだ。非拘束名簿式が導入された01年以降で最多となる。民主党は比例票の掘り起こしを狙い、各労組にとっては積極擁立で組織の活性化をはかる。

 民主党は14日の常任幹事会で、自動車総連や電機連合など4人の組織内候補の公認を内定した。内定済みの7人と調整中の1人をあわせ、近く12人の候補が出そろう。

 党や労組が擁立を急ぐのは焦りの裏返しだ。与党時代の10年参院選は比例で11人の組織内候補を立て、10人が当選した。しかし、野党転落後の強い逆風下で迎えた13年の前回参院選は候補を9人に絞り、獲得議席は6にとどまった。

 民主党の参院比例代表の得票数と当選者数は07年をピークに減り続けている。12日投開票の統一地方選では、地方での党勢回復の遅れも明らかとなった。党幹部は「無党派層の票が維新の党や共産党に流れている」と危機感を隠さない。

 連合傘下の労組には「組織内議員がいなくなれば求心力が低下する」との危機感がある。今回は改選10労組に加え、13年に落選した基幹労連と、10年に支持政党を社民党から民主党にシフトした私鉄総連がそれぞれ擁立を決めた。自動車総連やUAゼンセンなど4産別は現職が引退するなどして、世代交代を進める方向だ。

 ◇

 民主党が14日の常任幹事会で決めた次期参院選の公認内定者は次の通り。

【選挙区】柳田稔(広島)【比例】石橋通宏、浜口誠、藤川慎一、矢田稚子

(2015/4/14 23:48日本経済新聞 電子版)
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