クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

85才で、毎日羅漢さんの山道を歩く

2017年04月03日 22時09分55秒 | 石仏の穏やかさ
埼玉県寄居町の少林寺の裏手の山道。
右に左に交互にくねって上っていきます。

1体1体、ていねいに彫られた羅漢像。
五百羅漢です。

さて、時間は少し前、少林寺への登り口を探しながら県道を歩きます。
ちょうど前方に犬と散歩のご老人に尋ねたら、少し通り過ぎていました。
いいところで、いい人に出会えたものです。

少林寺の本堂でお参りをし、さぁ、羅漢さん詣でです。

像の高さは40cm程でしょうか、いろんな表情の羅漢さんがいます。
中には、膝小僧を立てて、その中へ顔をうずめた羅漢さん。
横に涅槃状態の羅漢さんもいます。
山の中腹にずらっと並んだ羅漢さん。
さぁ、今見えるあそこまで登ると、羅漢さんの最後かなと思いつつ、たどり着くと、またもや鋭角に曲がった山道にはずらっと羅漢さん。
何回繰り返したことでしょうか、もう登るのはやめようかと思ったころ、やっと空が開いた頂上が見えました。
途中、『イノシシに注意!』の立て札もあり、ガサッと音が聞こえるとドキッとします。
目を凝らすと、茶色い野兎の様で安心ですが、イノシシと遭遇したらどうすればいいのか、まったく知恵を持ってません。

山頂には、釈尊が祀られ、脇侍に文殊、普賢の両菩薩と十六羅漢です。
山頂にあった案内板によると、羅漢は510余体、天保3年(1832年)に造り終えたとあります。

帰り道、子供2人が元気に登ってくるのを見て、やっと一息つくというか、一安心。
小学生のお姉ちゃんと、弟、訊いてみると『(隣の隣の)市から来た。』ということです。
その後、すぐにちいちゃな妹、そして更に弟がお母さんと一緒に登ってきます。
なんと4人のお子さんのお母さん、今日は子供を連れてハイキングに来たみたいです。
母親と過ごすこういった楽しい時は、子供たちにとって一生の思い出となるでしょうね。

次に、一人の老婦人が2本の太い枝を杖にして登ってきます。
どちらからともなく声をかけ、しばし歓談タイムです。
御婆ちゃんは85才、『20年前から毎日山に登っています。ちょっとの雨なら登るので、まるまる1ヶ月登ったこともありますよ。連れ合いを2年前になくしたが、こうやって山登りをしているおかげで健康です。』と、にこにこと大きな声ではっきりとお話をされます。
私との話が終わると、石段に腰掛けて、『こうやって、いつも休憩して登ってるんだよ。』

真っ赤な椿の花が胸に供えてある羅漢さんが、ところどころにいましたが、こういう地元の人たちがお供えしてるのでしょうね。
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2 コメント

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懐かしい (hasunohana1966)
2017-04-04 05:08:04
埼玉県寄居にはもしかしたら学校の合宿に行ったかも知らないです。はっきり覚えていないのですが、見覚えがある石造ですね。
そうでしたか (啓)
2017-04-04 11:55:35
山の頂上まで登るには、元気な子供にはちょうどいい距離、勾配なんでしょうね。
私は元気な子供ははるか昔で、それでもずらっとどこまでも並ぶ羅漢さんに引っ張られて、頂上まで行くことができました。
写真を撮りすぎて32GBのメモリーカードがいっぱいになって、帰り道の途中からはひたすら羅漢さんの表情を、古ぼけてきた頭のメモリーに焼き込んできました。

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