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日銀の審議委員人事で、三菱系2人!

2017-04-20 12:00:42 | 銀行
日本経済新聞 電子版は2017年04月18日に、政府が日銀の審議委員人事を2017年04月18日午前提示した。

http://time-az.com/main/detail/59483

あるメガバンク系証券の役員は「三菱系2人は衝撃だ。」と、驚きの声を上げたと報告した。

提示されたのは三菱東京UFJ銀行の鈴木人司と、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士。
鈴木人司は佐藤健裕、片岡剛士は木内登英の後任で、2017年09月20、21両日の金融政策決定会合から参加する。

片岡剛士はいわゆる銀行枠ではないが、三菱が2つ重なるのは異例で、金融業界では臆測が飛び交っている。

鈴木人司は、以前から「銀行OB枠」の本命候補だった。
63歳。1977年に慶応大学経済学部を卒業後、当時の三菱銀行に入行した。東京三菱インターナショナル・ロンドン副社長を経て、三菱東京UFJ銀行の市場企画部長や副頭取などを歴任し、2016年06月から現職。金融市場の実務に精通していることや国内外の幅広い人脈が評価された。

銀行出身の審議委員は、2001〜2006年、元東京三菱銀行副頭取中原真、2006〜2011年、元みずほフィナンシャルグループ副社長野田忠男、2011〜2016年、元三井住友フィナンシャルグループ専務石田浩二と、銀行のイメージカラーで言えば赤→青→緑の順に交代してきた。「赤組」が次に来るのは順当という訳である。

それでも日銀の審議委員に三菱UFJの出身者が2人同時に入ることには特別な勘繰りをする向きが多い。
それは16年02月にマイナス金利政策を導入して以降、日銀と三菱UFJが鋭く対立する構図で見られていたためである。

MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)の平野信行社長は講演などで、政策効果に懐疑的な見方を表明してきた。
三菱東京UFJ銀は国債入札の特別参加者(プライマリーディーラー)の資格を返上した。
銀行業界のなかで収益基盤を奪われる苦しい立場をもっとも強く訴えていたのが三菱UFJだった。

ほかのメガバンク系金融機関からは「ぎくしゃくしていると思ったら、急速に距離を縮めている印象だ。」という声も聞かれる。
三菱UFJの内部からは「三菱系が2人というのは偶然」と勘繰りを嫌がる声も漏れるが、もし今回の人事が日銀と民間銀行の対立から融和への動きを象徴しているのであれば、その意義は大きい。

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