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フィリピン実習生に、過労死認められた。

2016-10-16 10:14:16 | 政治
朝日新聞デジタルは2016年10月16日に、建設現場や工場などで働く外国人技能実習生が増え続ける中、1人のフィリピン人男性の死が長時間労働による過労死と認定されたと報告した。

http://time-az.com/main/detail/57277

厚生労働省によると、統計を始めた2011年度以降、昨年度まで認定はなく異例のことと述べている。

技能実習生の労働災害は年々増加し、国会では待遇を改善するための法案が審議されている。

日本で働く人に、人種差別があってはいけないという常識の中で、技能実習生の労働災害は年々増加し、昨年度まで認定はないというのは、人種差別があったということだろう。

過労死と認定されたジョーイ・トクナン(Joey M. Tocnang)は、ルソン島北部の山岳地帯で生活する少数民族の出身で、28歳の妻レミーと、5歳の娘グワイネットら家族を養うために2011年に来日した。
岐阜県の鋳造会社で、鉄を切断したり、金属を流し込む型に薬品を塗ったりする作業を担当していた。2014年04月に、従業員寮で心疾患のため、27歳で亡くなった。帰国まで残り3カ月のことだった。

技能実習制度は途上国に技術を伝える国際貢献が目的だが、人手不足の現場では低賃金の労働力となっている。安倍政権の受け入れ拡大の方針を受けて急増しており、法務省によると、2016年06月末には過去最多の約21万人にのぼっている。

これは、早く、技能実習制度と労働を明確に区分けすべきである。
そうでないと、裏労働者として、人格を認めないままになる可能性があり、低賃金の労働力となって、危険度が増大する。また、安定した労働力確保もできなくなる。
これは、立法府の怠慢による政治問題である。

技能実習は、正規労働者になるための研修であり、その後に受け皿として労働を認めるという流れを確保しない限り、問題は解決できない。

これはまるで、憲法改正前に、うやむやに自衛隊を作って、軍隊ではないと言っていたのと同じである。

いかにも日本的だが、もうそのようないい加減なことが認められる時代ではない。

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