三枝草日記

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雨水

2017-02-18 14:05:37 | 四季・天候

 今日は二十四節気の雨水である。雪が雨に変わり雨水が肌に与える冷たさが和らぎ、草木も芽吹き始める時分と言われる。春はもうそこまで来ているようだ。庭の土手では、もう「春の使者」蕗の薹が顔をだしていた。蕗の董は蕗味噌やてんぷらにしても美味しい。。「ふきのとう 福寿草にも 似たりけり」 正岡子規

 孫が12日より北海道一周の一人旅に出かけていて、行く先々で撮った写真を送信してくるので、情景が手に取るよう分かる。スマホやインターネットで便利な時代になったものだ。北海道は何度か行っているが冬場に行ったことはなく、さっぽろ雪ゆきまつりやオホーツク海の流氷も見たことがない。孫も雪まつりの最終日に運よく見学できたようだ。雪まつりの雪像も倒壊すると危険なため、毎年閉幕の翌日には一瞬のうちに解体されてしまうようだ。延べ約3800人の自衛隊員が約30日間かけて制作した精巧な「奈良・興福寺中金堂」もパワーショベルで崩されてしまったらしい。旅行の途中、少ない小遣いの中からズワイガニを私と父親、おばあさん宛に送ってきたが、若いのによく気が利くのに感心した。家に来ても素直に何でも手伝ってくれるので、頼りがいのある子になった。この間までは、まだ子供だと思っていたが、人間的にも急成長をしたことが何よりも嬉しい。今回の旅行に親は一銭も出してやっていないようで、これまで貯めていたお年玉等の小遣いを旅費に充て宿泊費、食費はかなり節約しているようだ。北海道もこの時期としては天候にも恵まれて冬の北海道を満喫しているようだ。20日に帰る予定らしいが、行きは神戸空港から飛行機で、帰りは北海道新幹線、東北新幹線、東海道新幹線、山陽新幹線を乗り継いで帰って来るようだ。運転免許もいち早く取得していて、あとは3月1日の卒業式を待つのみだ。

 


大阪繁昌亭

2017-02-10 15:49:42 | まち歩き

 昨日大阪へ出かけた一番の目的は繁昌亭に行くことであったが、用事も兼ねて一日を有効に使い楽しんできた。まず孫が週末にスキーへ行くので、スキーウェアやアメリカ留学に必要なマイナンバーを託り宅急便の役目を果たしてやった。大阪駅で待ち合わせ念願のモードディポンテベッキオでランチをとった。明治安田生命大阪梅田ビル30Fにあるポンテベッキオは地上150mからの眺望や、高さ6mの天井、モダンな空間、デザインは素晴らしく、盛り付けやサービスも洗練されていて美味しかった。孫の学校を見学してから繁昌亭へ行くまで時間つぶしに阪急百貨店の地下食品売り場に寄ってみた。凄い人込みだったので何事かと思っていたら、バレンタインデーのチョコレートフェアが開催されていた。バトンロールの売り場は何時もほどの行列はなかったので、少し並んでお目当てのバトンロールを買えて良かった。混雑した中を歩きまわり喉が渇き少し疲れてきた所でタイミングよく食べたゴディバのソフトクリームは何とも美味しかった。

 アイスを食べて元気になり地下鉄で繁昌亭に向かった。繁昌亭に着いてからも開場まで時間が少しあったので、隣にある天満宮にお参りして夕食にラーメンを食べたくなったので、近くのラーメン店を覘いて見たが、まだ開店前だったので仕方なくうどんにした。今日の繁昌亭は2月9日の「肉の日」に因んでデブサミットと称し出演者も比較的太めの体格の方ばかりでFB友達の林家染太さん桂 三金さんも、その中に含まれる。健康診断もあり心電図、血圧測定も岡山大の医学生に測定してもらった。開演前と終了後と2回測定し笑いの効果を調査しているようだった。笑いによって副交感神経が優位になり免疫力も高まるようだ。今日は孫に会い美味しい物を食べ思い切り笑ったので、血圧も上の血圧が133mmHg、下の血圧が68mmHgとほぼ正常値で心電図も異常なかった。今週末は寒気が流れ込み大雪の予報も出ていて、昨日の朝も雪がうっすらと積もり小雪がちらつく生憎の空模様でとなり、帰りも夜遅くなるので道路が凍結する心配があり、取りやめるかどうか迷ったが、以前から決めていたことなので思い切って行った。すると昼頃には雨も上がり傘も要らず心配は杞憂に終わったので良かった。やっぱり晴男かなあ。


立春

2017-02-04 14:13:27 | 四季・天候

 今日は二十四節気の立春、暦の上では春と言われるが今日は暦通りの陽気となり、そこはかとなく春の息吹が感じられるようになった。これからは三寒四温を繰り返しながら暖かくなっていくのが待ち遠しい。1月中旬の大雪が軒下の影になった所ではコチコチに凍ってまだ少し残っていたが、今日の暖かさで殆ど溶けてしまった。こんなことは近年珍しいことだ。それでも冬の寒さにじっと耐えていた梅がほころび始め、春近しを感じ心も落ち着く。「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 」服部嵐雪 梅は古事記や日本書紀には記されていないが、万葉集には萩に次いで多いようだ。この時期は植木が順調に育ち春に綺麗な花を咲かせるように寒肥入れも大事な作業になる。ところで、昨日の節分の恵方巻も今ではコンビニエンスストアやデパート、スーパーなどで目にするようになり、知らない人はいないのではないかと思うくらいだ。恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったと言われている。それが関西から全国に広まったようだ。2月1日(水曜日)放送のNHK「ためしてガッテン」で巻きずし特集をやっていたので興味深く観た。多可郡多可町のマイスター工房八千代では節分の恵方巻きの出荷数はなんと1シーズンで1万2千本もあるそうだ。全国の巻きずしも地方それぞれの特色があり、宮﨑県はレタス巻き、北海道は紅しょうが巻き、新潟はクルミをいれるそうだ。我が家でも、娘に夢街道で買って来てもらう予定だったが、娘の分はあったが予約していなかったので丁度売れ切れてしまっていた。諦めていたが、家内が即席でチーズ入りの巻きずしを作って食べたが、手作りの寿司も結構美味しかった。ところが、夜に伺った家で恵方巻の寿司を貰ったが、夕食を済ました後だったので今日の朝食にした。食べてみるとボリュームもあり、プロが作った寿司はやっぱり味が違う。