昨日から肌寒い日が続いている。家の中にいるとヒンヤリしていて、もう一枚上着が要るくらいである。戸外で草刈や伸びた、たけのこを下刈り鎌で払いまわって、少し汗ばむくらいであった。この時期こんな作業をすると、汗だくになりしんどく感じるものであるが、今年は体もよく動き裏山のたけのこ払いも、いっきに完了である。
それにしても今年は異常気象のようだ。4月以来気温の変化が大きく、肌寒い日が多い。24日には大雨洪水警報が出たが、これは梅雨末期によくある現象で、今時こんな事は珍しい。とんだメイストームになったが、間もなく飛び始める蛍も、濁流で幼虫が流されてまっているか気がかりである。例年であればもう蛍が出始める時期であるが、今年は気温が低く遅いようである。天気予報で今夏北日本では冷害の恐れがあると報じていが、農作物への影響が心配である。
庭では桜、つつじの季節が終ると、今度はシラン、アザミなどの草花やサツキ、エゴノキ、ヤマボウシ、ウツギが咲き始め、青々とした杉苔と新緑とのコントラストが何とも美しい。毎年ピンク色の涼しげな花を咲かせる草花があり、シランと一緒に咲いているが名前は知らん。特に種を蒔いたりしていないが、鳥が運んだり、風で種が飛んで来るのか、毎年花が咲くようになった。ちなみにエゴノキは味がえぐいのでその名がつき、ヤマボウシは4枚の花びらを白い頭巾に見立て比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたと言われている。