絵の楽しみ

ちぎり絵や絵手紙の案内

大人の塗り絵

2008-03-24 | Weblog
「大人のぬり絵」という言葉を、最近よく聞くようになりました。
絵の中でも、特別にぬり絵は、たいていの人が小さい子供の頃に
描いたことがあるものではないでしょうか?

「セイカ」などの文具メーカーは、昔から今でもそうですが子供向けに、
アニメや特撮ものなどのキャラクターのぬり絵が各種発売されています。
その塗り絵は、子供の遊びの定番として親しまれています。

大人のぬり絵は、子供向けのぬり絵と一体何が違うのでしょうか?
大人のぬり絵と子供塗り絵の一番の違いは、何と言っても、
色をぬるための絵が違うことです。

大人のぬり絵では、世界の有名な名画から美しい風景画や、
珍しいものではマンダラやステンドグラスまであります。
このような芸術性の高い絵がたくさん出回っています。

もちろん、大人のぬり絵では、色をぬった後は、
とても美しい一枚の芸術作品になります。
こん理由から大人のぬり絵は、密かなブームになっています。

大人のぬり絵の楽しさは、単に絵に色をぬることだけではなく、
さきほども言ったように絵の種類の豊富さや芸術性の高さにあります。

大人のぬり絵の種類には、具体的に次のようなものがあります。。
・アルフォンス・ミュシャなど、アール・ヌーヴォーの名作
・マンダラ
・ステンドグラス
・世界の名画
・浮世絵
・風景画
この他にも大人のぬり絵、まだまだたくさんの種類の絵があります。
マンダラやステンドグラスなどは、単にぬり絵を楽しむだけでなくて、
ヒーリング効果も期待できるそうです。

大人のぬり絵には、メーカーの販売する絵に色をぬるだけではなく、
色をぬりたくなるような絵を自分でスケッチするものもあります。

そういった大人のぬり絵には、絵の描き方のガイドなども付いています。
大人のぬり絵は、今後、ますます多様化しそうですね。

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2008-01-27 | Weblog
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騙し絵とは

2008-01-15 | Weblog
絵の中には「騙し絵」と呼ばれるものがあります。

騙し絵とは、フランス語の「トロンプ・ルイユ(目だまし)」

の和訳で、シュルレアリスムでよく使われた手法です。

騙し絵は、見る人に様々な錯覚を起こさせます。

騙し絵の代表的なものには、以下のようなものがあります。

・現実では存在し得ない構造の建築物などを描いた作品

・果物や野菜などを複数寄せ集めて人間の形などに模した作品
   (「寄せ絵」「はめ絵」などとも言う)

・面積や長さなどに対して、見る人に錯覚を起こさせる作品

・描かれている1つの対象物が、2つの異なったものに見える作品

騙し絵の有名な作例としては、エッシャーやアルチンボルド、

日本では歌川国芳などのものが知られています。

騙し絵は単に技術的に優れているだけではなく、

「騙される」という楽しみがあるので、

騙し絵だけを寄せ集めた画集も出ています。

騙し絵の中には、

前もって「騙し絵」だと言われても、

どのように見えれば正解なのか、

パッと見ではわかりにくいものも多くあります。

そういう騙し絵を見て、

どのような見え方が正解なのかを

「ああでもない、こうでもない」と考えるのも、

なかなか楽しいものです。

最近はこうした騙し絵を展示するWEBサイトも増えてきました。

騙し絵の楽しみ方は、見るだけではありません。

自分で騙し絵を描いて、人に見せるのも楽しいものです。

騙し絵は、その原理を知れば、だれにでも描けるものです。

興味のある方は、オリジナルの騙し絵を描いて、

周囲の人の反応を窺ってみては?

絵の描き方

2008-01-04 | Weblog
絵の描き方には、特にこれでないといけないというような決まった形式というものはありません。

絵が上手になりたいと思っている人は多いですね。

そこで、自分に合った絵の描き方がなかなか見つからない人は、
以下のことを試してみてください。

(1)ともかくたくさんの人の絵を見ることです。芸術作品でもイラストでもマンガでもアニメでもいいからジャンル関係なしに見てみる。そうすると自分が描きたい絵のイメージ・ジャンルが明確になってきます。

(2)自分が描きたい絵のジャンルが明確になったら、ジャンルに応じた絵の描き方の本をたくさん読むことです。

(3)さらにレベルの高いものを学びたい場合は、「絵画教室」や通信講座などを利用するといいでしょう。

また絵を本格的に学びたい人は、美大や芸大、

専門学校などに行くことを検討してください。

やみくもに絵をたくさん描けば、上達するのではないかと、

考える人も多いと思われます。

しかし、絵の描き方には「ポイント」というものがあります。

その絵の描き方のポイントを人や本から学んだ上で、

たくさんの絵を描くプロセスに入った方が、

間違いなく上達のスピードは速いのです。

はがき絵を描いてみる

2007-12-22 | Weblog
 はがき絵とは、文字通り、はがきに描く絵のことです。

はがきは小さいですから、どこでも手軽に描けるのというのが、はがき絵の魅力の一つですね。

はがき絵は基本的には何を描いてもいいし、

自由にどのような描き方をしてもいいものです。

しかし、はがきは紙でできているし、サイズも決まっていますので、

はがき絵を描く際は、おのずと画材やモチーフは限られてきます。

はがき絵は、画材によっては、郵送中にせっかく書いた絵が傷んでしまうこともあるのです。

個人的には、はがき絵を描くなら、雨や擦れに強い色鉛筆(水彩ではないもの)やアクリル絵の具、耐水性のインクなどをオススメします。

はがき絵は、ただ絵を描くという楽しみもありますが、

人に出してこそ、はがき絵の本領を発揮するというものです。

はがきを出す相手は、基本的にある程度親しい人ということになりますから、

はがき絵を描く際は、単に上手い絵を描くだけではなく、

相手の心をなごませるような要素を盛り込むといいでしょう。