八十路の旅

平成20年8月3日、満八十才、傘寿になり、八十路の旅を、徒然なるままに記してみよう。

益友

2017-07-12 19:09:34 | Weblog

<元気を出す方法>

  外山慈比古先生著「知的な老い方」の中に<元気を出す方法>という項目があり、{・・元気をもらう先は、やはり、友だちがいちばんである。元気づけてくれる友は益友である・・}と、書かれていた。
  益友とは、あまり使ったことがなかったので調べてみた。辞書には「交際して自分のためになる友だち」と記されていた。益とは利益と解釈した。
  ところが、辞典から「益者三友」という論語・季氏第16を発見。子曰く「益者三友、・損者三友」(えきしゃさんゆう、そんしゃさんゆう)と、あった。  
 直(なお)きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞(たもん)を友とするは益なり。便辟(べんぺき)を友とし、善柔(ぜんじゅう)を友とし、便ねい(べんねい)を友とするは損なり。・・意味は・・{友だちとして益になるのは、直、諒、多聞の三者である。すなわち、正直な人、誠実な人、見聞豊かな人を友とするのは益である。世なれたかたちでこびへつらう人、あたりさわりは柔らかいが誠実にかける人,心なく口先だけ達者な人を友とするのは損である。}

・・最近、パソコンに向かって、10行ほど指を使うと、右肩にコリを感じる。苦痛というほどではないが、中途で投げ出し、ほかの仕事をする。ゴミ燃やしなどは出来る。外仕事には一向に差しさわりがないのに、パソコンのキイを叩くと、右肩が重い。まあ、せかれる仕事でもないので、一日10行、20行でもうって、「八十路の旅」を続けようと思う・・。

  外山慈比古先生の「益友」は、何となく理解できた。

  その続きを今少し紹介したい。
{・・「徒然草」の第117段で兼好法師は、{よき友三つあり。一つには物くるる友、二つにはくすし、三つには知恵ある友}と誌している。同感だが、しいていえば、知恵ある友はありがたくない。いまは人間より本の方が知恵があるし、知者と付き合っていると劣等感におちいりやすい。老人には、それが禁物で、お山の大将になることができない。・・}

  「徒然草」の第117段が記されたので、原本を開くと次のように書かれていた。

{・・友とするにわろき者、7つあり。一つには、高くやんごとなき人。二つには、若き人。三つには病なく身強き人。四つには酒を好む人。五つには猛く勇める兵。六つには、嘘言する人。七つには、欲深き人。
  よき友三つあり。一つには物くるる友。二つには、医師(くすし)。三つには知恵ある友。・・}

  これではっきりした。二つめのくすしは医者のことだった。まあ、「益友」から、いろいろなことを学んだが、要するによい友だち、親友というのは、近くにあるようで、なかなかいないのが現実。お医者さんは親友と言えるだろうか・・。たくさんの友達がいても、死ぬときは一人だ。・・だからこそ、多くの人と仲良くなりたいと思う。それが私の今の心情である。

・・わが畑仕事、7月中旬模様を綴ります。

<わが輩の朝市です>

  7月12日、午前9時ごろから、約1時間かけて、わが輩ひとりで、1号田、3号田から夏野菜を収穫してきました。最近では収穫の主役はわが輩です。もちろん家内も手伝ってくれますよ。とりわけ、3号田のトマトは、すっぽりと防護網をかぶせており、実のところ、私しか入れません。さしものサルも侵入不可能の様子です。

☆1号田では、主にナスです。ナスは今がピークの様子。トマトのアイちゃんもなりだしました。トウモロコシも健在です。12本のうち、試しに4本収穫しました。キュウリも今が盛りです。
  3号田はトマトです。マンガンジもなりはじめました。10日に収穫したピーマンもなっていました。


<裏の畑、5号田のヤーコンにも防護網を被せました>

  7月11日、ヤーコンにかぶせていた1mの防護網では、小さすぎて、1.5mの支柱に組みなおしました。今までヤーコンには山猿が手を出さなかったので、安心していたんですが、昨年、7月の今頃、10本のヤーコンを全部引き抜かれたんです。2,3本を埋め直しましたが、収穫はゼロ。

  今年は3本の苗を育てました。ヤーコンは植えっぱなしの肥料いらず、草ひかず、まあ、優等生の野菜でした。どこで学習してきたのか、サルが目をつけたのです。隣近所、みな、ヤーコンの被害を受けています。   

 

☆(左)7月11日、午後6時30分ごろ、組み立ての支柱を撮りました。

☆(右)7月11日、午後7時30分ごろ、防獣網(2mx6m)を被せて、殆ど終了しているところです。後は裾をクサビを打ち込んで、入れないようにします。

 

<2号田のカボチャ、マクワ、キャベツを収穫>

  7月10日、午前10時ごろ、2号田のカボチャを収穫しました。まだ、少し早いようですが、サルにやるよりはましです。エビスカボチャ3個なっていました。これは、去る6月22日、道路そばの破れ目から猿に侵入され、なりはじめたばかり(ピンポン玉ぐらい)のカボチャ5,6個もぎ取られ、何とかまぬがれて育った貴重なカボチャです。あきらめていたのですが、よく見ると葉の下に3個がなっていました。藁で覆ったりして育ててきたカボチャです。
{・・参照:2017,6,13「自省自戒の念」<2号田の防獣網の裾を補修>・・}

  7月10日、午後6時30分ごろ、マクワを収穫し、ついでに隣の寒冷紗のキャベツ2個収穫しました。マクワはこれで4回目の収穫です。

 

☆カボチャ3個を収穫。少し時期として早いようですが、サルに持っていかれるよりはマシです。10日、11:00写。

☆収穫のカボチャ、マクワ、キャベツを並べました。10日、19:00写。

 

<黒豆は苦労まめです>

  丹波篠山地方では、黒豆の世話で大変です。7月中旬には、本葉も次々とではじめ、土よせで大童の毎日となります。加えて、消毒、追肥、支柱たてなどなど、しんどいことが次々にやってきます。
 「黒豆は苦労まめじゃ」「いやぁ、黒豆で命とられるぞ」と、特に、お年寄りはみな言います。とりわけ、夏場に成長するので、暑さとの戦いです。と言って、あっさり黒豆づくりをやめた人(お年寄り)は、何とみごとにこの世から撤退されるんです。いや、はや、何とも申しようがございません。

 

  そこで、みなが「おじいさん、もう黒豆はやめたら」といいます。私のトシと体力をおもんばかっての言葉です。「うーん、もう止めなあかんなぁ」と、一応返事はします。でも、心の底で、(ええーい!やったるわい)とかっこつけています。が、しんどいのは確かです。身の丈にあった黒豆づくりでいいと、いまではタカをくくっています。

 

☆(左)7月12日、午後4時30分から、4号田の黒豆の畔の草取りをしました。写真は草引き前の畔です。畔敷きを敷いているお蔭で、この程度ですんでいるんです。また畝には黒マルチを張っていますので、草はほとんど生えません。しかし土寄せは何とか1回できる程度。まあ、労力は半減しますが、収穫はどうでしょうか?・・立枯れ病さへこなければ、いいのですが、どうなるか不明。(・・マルチで黒豆づくりをしているのはわたしだけかなあ?あまり見かけません。

☆(右)7月13日、午後6時ごろから7時ごろまで、約1時間かけて、初生葉まで土をかぶせました。急がず、焦らず、移植ゴテで一株ごと土を寄せました。「もう、よい加減にしときや」皆の言葉が聞こえてきました。
  何とか、人さま並みの黒豆になってきました。・・あとは立枯れ病をいかに克服するかです。有用微生物では、今のところ立枯れ病菌に対応できかねます。(水田にして2年稲をつくれば死滅するそうですが・・)

 

<黒根腐病(くろねくされびょう)の防除に効果>

  7月12日、神戸新聞・丹波篠山版に、耳寄りなニュースが掲載されていました。

{・・ 兵庫県立・篠山東雲高等学校で、ふるさと特産類型の生徒が、黒大豆に発生する「黒根腐病」の防除策として、下水汚泥に竹粉や有用菌を混ぜた「機能性堆肥ペレット」を開発した。昨年度校内で実施した実験で成果がえられたため、今年から農家の畑に散布するなど実用化を進めている。・・}

  早速、高等学校にコネクト。7月14日、午後2時、高等学校に車を走らせ、約5kgのペレットをもらって帰宅しました。
  篠山東雲高等学校は、丹波篠山の東に位置し、山を越えれば京都府です。わが西紀の里からはかなり離れていて、車で約1時間を想定していました。が、久しぶりに東の道を走らせ、40分で学校に着きました。
  新進気鋭の0校長先生の許可をもらって、このブログを記しています。担当のK先生の指示を受けたS生徒が、大変親切に、説明し、ペレットを袋に入れてくれました。感謝!

 

☆兵庫県立篠山東雲高等学校・校舎前庭に学校理念の言葉が刻まれた石像。「愛郷愛農の志ここに生きる」

☆右がいただいた黒大豆向け堆肥ペレット。発酵の熱を帯びて温かく、発酵特有のにおいがしていました。これを、黒豆の株と株の間にまくと効果があり、まく時期は7月下旬から8月にかけてがベターとの話。  

 

 <わが稲田と黒豆の館>

  7月14日、午後1時、篠山東雲高等学校に向けて車を走らせる途中、わが家の稲田の成長状況を写真におさめました。同時に黒豆の館に立ち寄り、8角形の屋形のとんがり帽子の屋根を撮りました。

  わが家の稲田から山裾に見える白い建物は丹波JA(農協)の倉庫です。その建物の向こうに黒豆の館が建っています。青いとんがり帽子の屋根が、かすかに浮かんでいます。

  黒豆の館は地域活性化センターで、わが輩も、かって大いに舘の会議室を活用させていただきました。その模様は次のブログを参照してください。
{・・参照:2011,7,19「体力に限界あり」<自給菜園講習発表会>・・2013,7,30「講習会無事終了」・・}バックナンバーで開くと早いです。

 

☆稲はもうすぐ穂が出そうです。周囲は草ぼうぼうで、草刈り機が必要です。14日、13:10写。

☆黒豆の館の全景。左の8角形の建物が大会議室(現在は田舎料理のバイキング)、入口の左が野菜売り場、右が食堂。14日、13:20写。

 

<2号田4畝に小豆の種まきをしました>

 

☆(左)7月14日、午後6時30分ごろ、2号田の4畝(マルチ畑)に小豆種まきの穴をあけました。マルチ穴あけカッター10㎝を使用。1畝50、3畝54、全部で212の穴を開けました。一つの穴に小豆は2個まきます。従って全部で小豆424個まきます。14日、19:00写。

☆(右)7月15日、午後5時30分~午後6時30分、わが輩、家内、倅の嫁、孫(男)の4人で、小豆の種まきをしました。実労働は30分ぐらい。あとの水やりは孫の仕事。・・あっという間に終了です。写真はわが輩の種まきの姿。指で一粒の小豆を土に軽く押し込み、まわりの柔らかい土をかぶせます。あとはもみ殻を少しかぶせ、水やりをして終了です。

 

 
 

☆水やりをしているところを撮りました。この仕事は、殆ど孫がやってくれました。わが輩の水やりはジェスチャーです。孫が撮ってくれました。・・かくて、わが家の小豆種まきは無事終了しました。疲れた? 疲れへんわい!本当は、シャワーを浴びて1時間ごろ寝。・・あとは、芽が出るのを楽しみに待つだけです。

 

 

 

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4 コメント

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(・∀・)人(・∀・) (まみ)
2017-07-13 11:55:18
たくさんの友達は居ませんが
大切な友達は居ます
たまにしか会えませんが
私は友達のつもりですが
相手に友達と認めて頂けるのならこの上なく嬉しいです
こんにちは\(^_^)/ (テイタイムryo)
2017-07-13 12:18:33
今日もこの地は暑くなりましたね。

九州方面は豪雨で亡くなられた方が多く不明者もあり
大変な参事ですね。

周辺で聞きますが、この地は案外大雨の少ない所だとか、
住んで14年目になりますが幸いにして特に被害に遭うこともなく
現在に至っています。

友人は数少なくても心許せる友が居ればいいですね。
記されているように尤もなことです。
口上手な人は中身が薄く上辺だけの付き合いになりますね。

お野菜 なす・きゅうりの出来が良いようで
昨日も沢山いただきました。
 (jiro )
2017-07-13 15:44:20
まみ様
「君は心の妻だから」という唄が
あったように思います。
心の友もいいと思います。
蒸し暑い毎日です。祈、ご健康。
感謝 (jiro)
2017-07-13 16:05:52
ryo様
北九州の被害、線状降水帯でしたか、いつ何が起こるか分かりません。
鳳鳴の写真、見慣れた風景でした。前の道もやっと開通しました。
市民会館の通りは、しょっちゅう、車を走らせています。お互い、運転には気を付けましょう。
コメントに感謝。

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