巨人・山口俊投手を起訴猶予＝傷害容疑などで書類送検―東京地検

酒に酔って病院で暴れ、警備員にけがをさせたなどとして、傷害と器物損壊の疑いで書類送検されたプロ野球巨人の山口俊投手（30）について、東京地検は23日、不起訴処分とした。

　
　関係者によると、被害者と示談が成立したことなどを考慮し、起訴猶予としたとみられる。

　山口投手は7月11日未明、東京都目黒区の病院で男性警備員を胸で押すなどして壁際にあった机に押し付け、胸や腰に2週間のけがをさせたなどとして、警視庁に書類送検された。

　球団は山口投手に対し、今季終了までの出場停止に加え、罰金と減俸の処分を科したことを明らかにしている。

　読売巨人軍広報部の話　球団としては引き続き、身を律して来季に臨むよう山口投手を指導していく。