知命日記

歯科医、現在 休養中、「木偶庵」庵主、メインサイト http://www.jiro-taniguchi-fan.com/

歯科機器の組織内迷入

2017-03-10 01:57:38 | ☆歯科医物語
こんな 難しい言葉を 用いたくないのだが

他にいい言葉がないので・・・・・





例えば 外科手術で 手術後 体内に 鉗子や ガーゼを置き忘れてしまうことがある

これがもとで 2次感染を起こすことがある・・・・・・

鉗子など 金属の場合レントゲンに写るが 

ガーゼなどだとレントゲンに写らない




昔 大学の 口腔外科にいたとき 頭頸部ガンの 頸部廓清(がんの頸部のリンパ節転移を切除すること)

の手術後 手術部にガーゼを忘れる ということがあった

2次感染を起こした




歯科の場合 例えば 歯髄処置(根管治療という)時 根管内に(歯髄部)に

治療機器が 破折することがある これも これに相当する




大分前の話だが 若い女性が来院した

レントゲンを撮ってみると

右下の親知らずがない 

抜歯したのだなと思った

ところがその部に 金属片と思われるものが写っている

機器を出して確認したが

やはり 抜歯するときに 周りの骨や 歯を削って抜歯するときに使う バー

(エンジンに付ける機器)の破折だとすぐにわかった





これは 近くの大学 医学部の口腔外科で やったものだと分かった。

なぜそんなことが分かったかというと

患者は 同医学部口腔外科の 「受付」の女性であったから

これには 困った

一応状況を説明。

大学の先生に 処置を決めてもらうことにした






やはり 思った通り 症状がないので そのままに・・・

ということであった






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