知命日記

歯科医、現在 休養中、「木偶庵」庵主、メインサイト http://www.jiro-taniguchi-fan.com/

映画「スパイ・ゲーム」を観た

2017-03-13 10:58:04 | ☆映画 動画
スパイ・ゲーム [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


https://www.youtube.com/watch?v=JceQOcfs75Y

https://www.youtube.com/watch?v=M1f0c3utHGI

1991年春。伝説のCIA工作官、ネイサン・ミュアーは、あと1日で引退を迎えようとしていた。引退の日を平穏無事に迎えるかに見えたが、ミュアーの友人でCIA香港支局長のハリー・ダンカンからの電話により、手塩にかけて育て上げた工作官のトム・ビショップが中国でスパイ容疑で逮捕されたことを知る。本来ビショップはダンカンが指揮をとっていた米中通商会談の盗聴作戦に従事するはずであったが、許可なく中国人協力者を指揮して蘇州刑務所に侵入したのだった。

米中関係の親密化を優先するホワイトハウスの意向で、CIAはビショップを見殺しにしようとする。CIA本部ではミュアーの同期であるフォルジャー工作担当次官が座長を務め、ビショップが無許可で作戦を遂行した理由を調査していた。ミュアーはフォルジャーやその部下のハーカーに、海兵隊軍曹であったビショップをCIA工作官に育て上げたいきさつを語った。

ベトナム戦争最末期の1975年春、ベトコンと協力していたラオス軍のハン=チェー将軍への暗殺作戦を指揮していたミュアーは、南ベトナム・ダナンの米軍基地で若き日のビショップに出会う。ビショップは狙撃手として、ミュアーから指示を受けて暗殺作戦を遂行することになる。ビショップはチェー将軍を仕留め、暗殺作戦を見事に成功させた。ビショップの才覚を知ったミュアーは、ビショップをCIAに採用すべく動く。

1976年、CIA西ドイツ支局に勤務していたミュアーは、まず海兵隊に依頼してビショップを西ドイツの海兵隊基地に赴任させ、周囲から孤立させた時に再会することで、ビショップをCIAに引き抜きやすくするように仕向けた。ビショップはCIA工作官として訓練を受けると、東ドイツ人亡命者への協力者工作でたちまち頭角を現すようになり、ミュアーとよき師弟関係を築いてゆく。しかし、在西ドイツアメリカ大使館首脳に潜む内通者へのカウンターインテリジェンス作戦を遂行した際に、東ドイツ人協力者を見殺しにしたことで、その扱いをめぐって対立。協力者にも情を求めるビショップと、スパイは非情なゲームだとするミュアーとの間にわずかに溝が入る。

1985年、ミュアーは在レバノンアメリカ大使館爆破事件の首謀者・サラメへの暗殺作戦のためにビショップとともにベイルートへ派遣された。ビショップは表向きは報道カメラマンとして活動し、サラメの主治医・アマードが責任者をしている難民キャンプに取材を名目として近づき、彼を協力者にした。アマードの手でサラメに毒物を盛らせるのが狙いだった。またビショップは、アマードの難民キャンプで救援活動をしているイギリス人女性・エリザベス=ハドレーと知り合い、男女の仲になる。人権活動家であったエリザベスは以前、ロンドンの中国大使館への抗議活動に出向いた際、手違いで中国人外交官を殺してしまった過去があり、親族から完全に絶縁されていた。自らも暗殺作戦で人を殺めた経験のあるビショップは、彼女への愛をより深めた。そんな中ビショップは、モサッド、KGBでも知りえなかったミュアーの誕生日を調べ上げ、酒類の入手が困難な中東で「スキッドボトル」をミュアーの誕生日の祝いとして贈るという「ディナー・アウト」作戦を遂行しミュアーを驚かせる。

束の間の穏やかな時間も、サラメが潜伏先のキプロスから戻って一変する。予定より早くサラメ暗殺作戦を決行することになり、ビショップはアマードに暗殺作戦を遂行させるべく難民キャンプに迎えに行くが、間に合わないと判断したミュアーは、自ら協力者として運営していたレバノン民兵の司令官に、自爆攻撃を依頼する。レバノン民兵の兵士は、SUVにプラスチック爆弾を満載し、皮肉にもビショップがサラメのアジトにアマードを連れて行った直後に自爆攻撃を決行。サラメ暗殺は成功したが、民兵側はこの件に乗り気になりすぎるあまり必要以上のプラスチック爆弾を使用したため大規模な爆破が起こったため、多数の死傷者も出た。

ミュアーの冷酷無比な暗殺作戦に理解できなくなったビショップは、人事異動を希望する。「俺はアンタのようになりたくない」と言い残し、ビショップはミュアーと別れ、今に至っている。

ビショップが蘇州刑務所に潜入した目的は、その刑務所からエリザベスを助けるためだった。サラメ暗殺後、自分達について知りすぎていると彼女を危険視したミュアーは彼女の身柄を拘束させ、中国政府に送還していたのであった。

ミュアーは何とか時間を稼ぎ、ビショップの解放を外交交渉に委ねるように事態を仕向けたが、CIAはホワイトハウスの意向を優先させることに固執しており、ビショップが処刑されるのも時間の問題となった。ミュアーはビショップを救出する為、CIAをも相手取ったスパイ・ゲームを開始する。
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