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JSN■【前半】必読新刊書籍「中国最大の敵日本を攻撃せよ」(著者:戴旭 現役中国空軍大佐)

2010年12月23日 02時48分50秒 | 中国軍拡

■この書籍の出版は、2009年に中国の対日戦略に大きな変更があった証拠

現役中国空軍大佐が今年2月頃に中国で出版した書籍の翻訳書が出版されました。

<「中国最大の敵 日本を攻撃せよ」>
戴旭/ 著(現役中国空軍大佐)) 山岡雅貴/ 訳

早速購入して読みました。 

今まで理解できなかった中国人の考え方、本音を良くしる事ができる画期的な書籍です。

この本が、中国で出版を許可されたということは、中国政府の中で対日方針の変更がであったと理解するべきだと思います。

外交に携わる政治家は、必ず読むべき書籍だと思います。

   

 「中国最大の敵 日本を攻撃せよ」


■アメリカに包囲される中国と反日包囲網を築き始める中国

この書籍の原題は、「C型包囲」(中国包囲網)です。

中国包囲網とは、米国主導による日本や東南アジア諸国による中国の軍拡に対抗する包囲網の事です。

著者によると、中国の周りは万里の頂上のように長い軍事包囲網が築かれているとのことです。

その包囲要約すると次のようになります。


中国海軍は、次のような海上包囲網で閉じ込められています。

 ・ 東シナ海で合同軍事演習を行う日米同盟

 ・ 台湾の中にいる独立派

 ・ 海洋基本法案を可決し中国の領土を自国の領土に編入し、6隻の潜水艦を発注しているフィリピン

 ・ 米軍と軍事連携を固める事を決めたベトナム
 
  ・ 14隻の潜水艦の建造と購入を決めたインドネシア

 ・ 27隻のヘリコプター搭載の巡視艇の建造を決めたマレーシア

 ・ 総計780億ドルをかけて軍拡をすすめるオーストラリア

  ・ 2隻の航空母艦の建造を始めたインド

そして、アメリカによる陸上網については以下のように述べています。

  ・ 中国のインド洋への進出の突破口になる港がパキスタンのグワダール港である
   
   米国はタリバンを攻撃するとみせかけ、グワダール港のあるバローチスターン州を攻撃している

  ・ アメリカのアフガニスタンを狙う本当の理由は、中央アジアからのエネルギー資源の道を裁ち切り、中国の国力を弱らせるためである。

    そして、モンゴルも日米政府よりなので、中国は東北のロシアとの国境をのぞいては、全てアメリカに包囲されていると述べています。

自国の軍拡を棚にあげて、中国が攻撃をしているわけではなく、アメリカが緊張を高めているのだと言い放っています。

つまり、「中国の周りは米国の手先となった国に包囲され危機的な状態にある。だから中国は戦争をさけられない」との理論を細かく展開している書籍です。

これから、中国が戦争を始める正当性を論じた書籍といえるとおもいます。

人民解放軍は、国民にも戦争を始める準備を訴え始めたということではないかと思います。

そして、最後は、「中国人民よ、平和を望むなら戦争に備えよ!」という言葉で結んでいます。


■「中国から見る日本」と「日本人から見る日本」大きな隔たり

この書籍は、人民解放軍の正当性を一方的に訴えたものではあるのですが、違った観点から学ぶ所が多くあった書籍です。

まず、一つ目は「中国から見る日本」と「日本人から見る日本」にはあまりにも大きな隔たりがある事を痛感しました。

第二章の「中国は日本との戦争がさけられない」には、次のような表現があります。

「日本の軍事能力と軍事戦略は、かつての第二次世界大戦で西欧を驚かせた。そんな日本をいま軽視する国があれば、将来、間違いなく日本に仰天させられ、ひどい目に遭うに違いない。」

「明治維新後、日本は欧米とともに軍事発展において先進的な地位を築いてきた。二十一世紀の今日にいたっても、それは変わらない。実力を隠してこそこそするのが日本のお家芸だ。ある意味臥薪嘗胆といえるだろう。」

日本人は、日本は絶対に戦争をすることのない平和国家と見ていますが、中国から見たら日本は、いつ牙を剥き出すかわからない、羊の皮をかぶった狼のように見ているのです。

ある意味、正しい認識ではないかと感じました。

逆に、この言葉を聞いて、「日本は、平和国家なのだからそれは被害妄想ですよ。」という日本人のほうが、敗戦により日本の歴史を断絶して教えられ、日本人としての精神棒を抜かれているのではと感じました。


■「日本から見る沖縄」と「中国から見る沖縄」の大きな隔たり

「琉球は中国のものだ!」という言論は、中国や香港の新聞、そしてインターネットでは大きく広がっていますが、まだ、日本語に訳された書籍では見たことがありませんでした。

しかし、この書籍では「琉球は中国のものだ!」はっきり明言しており、何箇所もその説明にページを費やしています。

これにより、沖縄に対する認識のギャップもかなり大きいものであることが明確になりました。

第二書の6節、「琉球は日本のものではない」では次のように語っています。

「わずか140年前、中日の間には境界問題も領海問題もなかった。何故なら双方を琉球が隔てていたからだ。」
       ~省略~
「今日の学術環境では、琉球を中国の一部だということはできないが、絶対に日本の一部でもない。

日本の琉球併合は、今にいたっても国際的な承認を得ていないのだ。そのため、第二次世界大戦終結後、

アメリカは何度も琉球を中国に変換させようとした。ただ、蒋介石が内戦で忙しく、それを受け入れなかっただけだ。」
(この理論は無理があります。黄文雄先生の新刊「日本支配を狙って自滅する中国」でみごと論破されていますので、別途紹介いたします。)

~省略~


「もし、中日の歴史が二国間だけのストーリーだったら、今日の東シナ海での海域問題などありえず、問題はもっと簡単だっただろう。

日本は敗戦後、琉球以東に後退し、琉球は国を復活させ、日中は1870年以前の地理的状態に戻り、琉球を隔てて交流すればよい。」

これが、中国の沖縄に対する認識です。

日本人にとって、沖縄が日本であるのは当たり前であり、世界の誰もがそう思っていると信じ込んでいます。

しかし、中国人は本気で、「琉球は日本のものではない。」と考えているのです。

今からわずか131年前の明治12年(1879年)に沖縄の廃藩置県がありましたが、中国ではそれを「清朝時代に琉球を不当に奪われた。」と言っているのです。

そして、それから約100年後の1972年5月15日、米軍統治下の沖縄が日本に祖国復帰を果たしましたが、その時に「琉球は復活して独立するべきだった」と言っているわけです。

一瞬、「そんな昔の事まで持ち出して屁理屈をつけている。」と感じました。

しかし、主張そのものは、とんでも無いのですが、日本の歴史を連続して捉えているという部分では学ぶべきところがあるのではないかと感じました。

私たち日本人の歴史教育は、「戦前の軍国主義」、「戦後の平和主義」という形で教えられているため、歴史が断絶してしまっています。

そのため、外交問題を考えるときでさえ、知らないうちに、戦後の短い歴史の範囲でしかものを考えられない頭になってしまっていることに気付かされました。

尖閣問題の本質は沖縄の領有問題であり、中国が言う沖縄の領有問題の原因は明治維新直後の琉球処分にあるのです。

中国の外交や宣伝工作活動は、この沖縄の歴史を利用して、沖縄県民の感情を利用し、沖縄と日本を分断を図ってきます。

彼らの攻撃に対抗するためにも、沖縄の歴史、沖縄と日本と中国の関係史を詳しく知っておく必要があると思います。

後半につづく

(JSN代表 仲村)

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