人材育成社のブログ

 人粒を実らす人材育成の日々
(一粒=ひとつぶ)

くまモン営業部長は究極のプレイングマネージャー

2016年10月26日 | コンサルティング

本番を前に舞台裏で一所懸命に打合せをするのは、かの「くまモン」。今、日本で最も名前の知られた「営業部長」の一人?ではないかと思うのですが、真剣な面持ちで打合せをしています。

その後、打合せを終え舞台に上がるまでの間は、一人段取りをイメージしているかのように佇んでいましたが、その間もくまモンのそばに来た子どもにはしっかり手を振っています。さらに、周囲に人が集まっていることに気がつくと恥ずかしそうなポーズをして見せたりして、早くも本番さながらの営業活動ぶりでした。

これは、去る10月23日、東京都の大田市場のお祭りに、くまモン営業部長が熊本みかんのPRにやってきたときのお話しです。

くまモンは2年前にもこのイベントに訪れていますが、営業部長の人気はますます上がったようで、今年の人出はそのときをはるかに上回っていました。まさに多くの老若男女が、くまモンに会いに集まっていたようです。

いざ本番が始まると、くまモンは舞台上を縦横無尽に駆け回り、あちこち愛想を振りまいていました。くまモン体操をするときには、舞台から降りて子どもたちとハイタッチするなど、営業部長は実に忙しそうでした。ステージに同行していたくまモン隊の男性スタッフは、くまモンが舞台下に降りて子どもたちとハイタッチを始めてしまったので、一人舞台上で体操を続けることになり、少々おかしな光景になっていました。

くまモン体操が終わると、スタッフはすかさず「くまモンがいきなり舞台から降りたので、びっくりしちゃったよ」と声をかけていましたので、どうやら本番前の打合せとは異なる動きをくまモンがしたようです。

このように、くまモン営業部長の人気は言わずもがなですが、今や日本のみならず世界を股にかける人気のようです。先日の朝日新聞の記事「くまモミクス」よると、くまモンの海外出張は4~9月の半年間に28回、国内の出演依頼は9月だけで427件あったそうです。

「瞬間移動」はできても同時に2か所に現れることはできないため、一月の出動回数は260回が限界で、身体がいくつあっても足りない忙しさだと書かれていました。

まさに、くまモンは「プレイングマネージャー」を地でいっているのだと思います。

さて、くまモンと比較するのは酷ですが、現実の企業において営業部長はここまで先頭に立って、営業活動を行っているでしょうか?

一昔前とは異なり、現在は机の前に座って数字の管理だけをしているような営業部長は、ほとんどいないと思います。大半の営業部長がプレイヤーとして数字を持ちながら、かつ、マネージャーとして全体の数字の管理もするというハードワークをこなしているのだと思います。今回のくまモン営業部長の働きぶりを見ていると、なかなかに見事でヒントになるところが沢山あるように感じました。

くまモンはサービス精神が旺盛だけでなく、状況対応力も非常に高いようで、周囲の期待に応え即座にハイタッチを始めたり、ポーズをとったりすることができるようです。

同行している職員に「くまモン、次の仕事の時間が迫っているから、もう行かないとね」と声をかけられるまで、トレイを持ってみかんの試食を配ったり、シールを配ったり、握手をしたり、サービス活動に余念がありません。

実際、企業の営業部長がここまですることはなかなかできないでしょうが、部長自らが営業の先頭に立って、ここまでやれば、部下はその後ろ姿を必ずや目標とするでしょうし、それにともなって営業数字も上がってくるだろうと思います。

最後まで営業活動に余念のないくまモン、大きな笑顔?をふりまき、市場のカートに乗って手を振りながら、颯爽と次の営業先に向かっていきました。

さて、今回のくまモンの使命である熊本みかんの販売は、部長の営業の結果、あっという間に完売していました。さすが! くまモンの営業力!

(人材育成社)

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