パオと高床

あこがれの移動と定住

平岡篤頼に感謝

2005-05-19 14:02:39 | 雑感
今朝、新聞を開いたら平岡篤頼の訃報が載っていた。76歳だったんだ。
次々と訳されるフランス現代文学は、
内容技法のわかりづらさがありながら、新鮮で刺激的でとても楽しいものだった。
まるでお互いが分担しているかのようにして、数人の仏文学者によって
次々に紹介されるヌーヴォ-ロマン、アンチロマンは、挑戦的で頭をきりきりさせてくれた。
あの方法や思考の展開は今も影響力を持ち続けていると思う。
ロブグリエの『新しい小説のために』は、面白かった。

安東、よかった

2005-05-08 21:47:11 | 旅行
連休に、韓国の安東に行った。よかった。
陶山書院という1000ウォン紙幣の人物李退渓が開いた儒学の学校と
両班の屋敷がある河回村という民族村を訪ねた。
書院では、偶然案内をしてくれた李さんに大変お世話になった。
また、河回村は、ゆっくりぷらぷら歩きが楽しかった。
安東市は街の大きさと人の生活が丁度いい割合なのか、とても
落ち着いた気分でいられた。

今回はKTXとセマウル号に乗った。もう十数年前に乗ったことがあるセマウルのゆったりシートが
快適だった。